概要
2016年公開の庵野秀明監督の特撮映画『シン・ゴジラ』と新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』。この二つをクロスオーバーさせた内容の投稿作品にこのタグが付けられる。
共通点
両作品は共通点や因縁が多い。
どちらも東宝配給作品で『シン・ゴジラ』が7月29日で『君の名は。』がそのおよそ1ヶ月後の8月26日と公開日も近い。またどちらも内容に5年前の大災害を踏まえた要素が取り入られている。
9月15日時点で『シン・ゴジラ』は興行収入が63億円に達しているのに対し、『君の名は。』は65億円とゴジラを上回る人気の勢いを見せている。
が、実はゴジラシリーズ最初の『ゴジラ』と、『君の名は。』と同名作品の『君の名は』三部作完結編は同じ1954年公開で、ゴジラよりも後から公開された『君の名』はが人気を上回った結果となり、62年目の因縁が巡っていると話題になっている。ちなみに当時の『君の名は』は松竹配給作品であったのに対し、今回は両方とも東宝配給作品であるため、どちらが人気になっても東宝は儲かるという話になる。
東宝が意識的にこれを狙っていたかどうかは定かではない。
演出面
- 矢口蘭堂内閣官房副長官の執務室、ならびに宮水俊樹糸守町長の町長室、このどちらの室内にも「不撓不屈」の額が掲げてある。
- 『シン・ゴジラ』ではJR東日本の首都圏在来線車両が作中で大活躍(?)しているが、『君の名は。』でも同じくJR東日本の首都圏在来線車両が物語の要所々々において重要なイベントの舞台となっている。
- 『シン・ゴジラ』のクライマックスであるヤシオリ作戦のネーミングは、日本神話に登場する八岐大蛇に飲ませた酒に由来しているが、『君の名は。』にも日本古来の製法で醸した酒が重要なアイテムとして登場する。また、どちらも飲むことで絶大な効力を発揮した。