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仮面ライダーBLACKの編集履歴

2016-11-12 17:11:36 バージョン

仮面ライダーBLACK

かめんらいだーぶらっく

特撮テレビドラマ「仮面ライダーシリーズ」の一作品。主人公・南光太郎(みなみこうたろう)が変身する主役ヒーローの名前でもある。 ◇1987年10月4日~1988年10月9日(全51話)

作品概要

19歳の誕生日、暗黒結社ゴルゴムの手によって、兄弟同然に育った親友・秋月信彦(あきづきのぶひこ)と共にゴルゴムの次期創世王候補「ブラックサン」となるべく改造されてしまった青年・南光太郎の孤独な戦いを描いた、重くハードなドラマ性を持った物語である。


そのシリアスなストーリーとは裏腹に「ゆ゛る゛さ゛ん゛!!」「ゴルゴムの仕業だ」など、今もネタにされる迷言も数多い。


また前作『仮面ライダースーパー1』から放映期間にブランクがあった事もあり、本作の時点では過去のシリーズ作品との設定の連続性はない(続編である『仮面ライダーBLACKRX』終盤ではじめて世界観を共有していた事になった)。


1988年にゲーム『仮面ライダーBLACK 対決!シャドームーン』が発売された。


仮面ライダーBLACK(世紀王ブラックサン

南光太郎がゴルゴムによって生体改造を受け、次期創世王候補の証である二つのキングストーンの片割れ「太陽の石」を与えられた姿。中間形態の「バッタ怪人」を経てこの姿に変身する。

それまでのライダーとは異なりマフラーや手袋・ブーツのようなスーツを思わせる造形を省いた外骨格的(生物的)なデザインが特徴。


必殺技のライダーパンチとライダーキックを始めとした肉弾技を得意とし、さらにありとあらゆる攻撃を無効化し遠距離攻撃に使えるキングストーンフラッシュまでも備える。

なお(映画作品やゲームなどの単発登場を除き)昭和平成ライダー含む主人公ライダーの中において、劇中における決まり手がライダーキックとライダーパンチのみというライダー内随一の技のバリエーションの少なさを誇る。


専用マシンはバトルホッパーとロードセクター。


ちなみに本来の名「ブラックサン」とは「黒い太陽」という意味であって、BLACKに敬称の「さん」をつけた優しさではない。


歴代ライダーの中でも変身ポーズの格好良さが群を抜いているとされ、pixiv内に数多くイラストが投稿されており、パロディも多い。


関連人物

世紀王シャドームーン

光太郎の親友・秋月信彦がゴルゴムによって改造された姿。もう一つのキングストーン「月の石」を持つ。

仮面ライダーの名前を持ってはいないが、そのディティールと、主人公であるBLACKと同等の扱いから「仮面ライダーシリーズ初のダークライダー」として認知されている。

シリーズを代表する人気キャラであり、その後のシリーズで何度も殺されては何度も甦るという非業の運命を背負っている。


ゴルゴム

世界征服を企む暗黒結社。組織の黒幕として「創世王」を奉じ、3人の「大神官」が実務を仕切る一種の宗教団体であり、「不老不死」を謳い文句に政財界にも浅からぬパイプを持つ。

序盤はシャドームーン復活とBLACKの抹殺を主な目的とし、産業スパイやゲリラの育成、テロ活動、怪人を強化する薬の原材料としてマグロを買い占めるなどの幅広い悪事を行う。

シャドームーン復活後は夕張占領計画やアイドルを使った若者の洗脳・煽動など、スケールが大きくなっていった。


そして終盤ではシャドームーンがBLACKを殺し、日本の征服に成功している。

こうした征服事業を実現させた組織は、ゴルゴムを除いては大ショッカー(劇場版仮面ライダーディケイド)、バダン仮面ライダーSPIRITS)くらいのものである。


主なキャスト

倉田てつを

南光太郎役を演じた俳優。

当作品の人気から、次回作の仮面ライダーBLACKRXでも引き続き主人公・南光太郎役を務めた。


投稿されている仮面ライダーBLACKの作品においては、何故か作品名のタグよりキャスト名であるてつをタグの方が圧倒的に多い。

仮面ライダーBLACK仮面ライダーBLACKRXの投稿はタグがいまいち統一されにくいため(例:BLACKRX仮面ライダーブラックなど)二作品通した主演キャストである彼の名前が多く用いられていると思われる。


また、その独特の声質からセリフの全てに濁点がついているように聞こえるため、彼のセリフに意図的に濁点が付けられたファンアートが多数見られる。


仮面ライダーディケイド終盤、南光太郎=仮面ライダーBLACK・仮面ライダーBLACKRXとして客演。

BLACK、BLACKRXの同時変身という「夢の共演」でファンを熱狂のズンドコに叩きこんだ。


京本政樹

仮面ライダーの正体を知る、インターポール捜査官の滝竜介(初代仮面ライダーの滝和也が元ネタ)を演じた俳優。

出演を依頼された際に、「仮面ライダーの正体を知る人物」という条件付きで、出演を了承したらしい。


岡元次郎

BLACKのスーツアクターとして本作でデビューした、JAE(ジャパンアクションエンタープライズ。当時はJAC)スーツアクター。

平成ライダーでの活躍しか見た事のない人は想像がつかないかもしれないが、当時はとてもスリムな体型だった。


萬画版

昭和ライダー石ノ森章太郎本人により萬画版が描かれたのは初代を除けばこれとアマゾンだけであり、週刊少年サンデーに連載された(これの連載時期に青山剛昌が掲載した読切漫画では、「さまよえる赤い…超? 超人なら仮面ライダーか? いや、ライダーはブラックだしな」と言うセリフが出ている)。


BlackとBLACK仮面ライダーBlack 

しかし、萬画版の光太郎はかっこいい仮面ライダーではなく、バッタ怪人としてゴルゴムと戦い、信彦も光太郎と寸分違わぬ姿のバッタ怪人にしか変身できなかった。

パンチやキックで戦っていたTV版とは異なり、もぎ取られた腕を新しく生やしたりキングストーンフラッシュドラゴンボールのようにバンバン撃ちまくったりと、TV版しか見ていない読者から見たらタイトルがなんだったのかもわからなくなるような戦闘スタイルを取る。


作品自体も、ご町内ヒーローとして活躍していたテレビ版とは異なり、ゴルゴムと光太郎の出生の謎を追って世界各地を飛び回る展開となり、中盤まで光太郎はバイクに乗ってすらいなかった。

おしえてくれ!オレはだれだ!?

さらに、本作では石ノ森節が悪い意味で全力炸裂しており、少年誌とは思えないほどグロテスクな場面が多く、ラストではゴルゴムが核戦争を起こして日本を滅亡させ、信彦との最後の戦いに勝利したものの自分を見失った光太郎が「教えてくれ~!! 俺は誰だ!?」と叫んで終わるという難解かつ救いのない終わりを見せた。


こちらは「仮面ライダーBlack」という表記で連載されており、テレビ版とは分けられている事が多い。

詳しくは仮面ライダーBlack(漫画)を参照。


外伝

島本和彦氏はテレビ版の外伝として、『仮面ライダーBlack Part.X イミテーション7』という読切漫画をサンデーに掲載している。

BLACKを倒す実験台としてゴルゴムが作り出した量産型怪人「ブラック・ダミー」の一人・太刀川洋は、ある日基地を脱走し、誘拐される前に束ねていた暴走族の元まで逃走する。

ゴルゴムによって与えられた力でライバルたちを蹴落としヘッドに戻る洋だったが、そこにゴルゴムの追手が迫る……というもの。

こちらは現在、氏のコミカライズ版『仮面ライダーZO』に収録済み。


関連イラスト

仮面ライダーBLACK名乗り

おのれゴルゴム!sun in black


関連タグ

仮面ライダーBLACKRX(続編)

南光太郎 てつを

バトルホッパー キングストーン

ゴルゴム シャドームーン

ゴルゴムの仕業 キングストーンフラッシュ


美墨なぎさ中の人が子役出演していた。


外部リンク

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