白銀リリィ
しろがねりりぃ
ツンドラの歌姫
プロフィール
概要
「アイカツスターズ!」に登場するキャラクター。DCD3弾シーズンオータムから登場。
アニメでは19話でゆずが彼女のお見舞いに行くシーンで初登場(この時点では台詞なし)。本格的な登場は23話から。
四ツ星学園の2年生で、花の歌組の幹部生徒。縦ロールの髪型で銀髪。
S4のメンバーで同学年のゆずと小さいころから仲が良く、「リリエンヌ」と呼ばれている。ゆずの事は「小さい頃から真夏の太陽みたいだった」と語っているが、自分がいる事でゆずの輝きを奪っているのではという不安も抱えている。
芯が強く、自分をしっかりもっている。人の意見に左右されない頑なな性格。
からだが弱く、はやりの病気にはかならずかかる。その一方で、人が見ていない所で人一倍レッスンする努力家の一面も持っている。
夏場は高原で静養しており、療養中は多数の文学作品を読みあさっている。
そのためか「本は私をここから連れ出し、素敵な物語の世界に連れて行ってくれるのです。」といった言い回しをしてゆずからは"ポエムっ娘"と評される。また様々な名言を折に触れ引用するが、そのジャンルは世界の偉人の言葉や文学作品の文章に限らず、世界的ギタリストの言葉だったり、果ては往年のジャンプ漫画の台詞だったりと、ジャンルは多岐に渡っている。
一方、冬場は相性がいいのか非常に活動的であり、チェーンソーを軽々と扱ったり巨大な筆で書き初めをしたりと、虚弱体質が嘘のようなアグレッシブな面を見せている。
年によって内容の変わる「四ツ星学園七つのラッキー」の最後のひとつ=「ツンドラの歌姫」として数えあげられており、その映像を探しあてたゆめらに、強烈すぎる個性を印象づけている。
トップアイドルになって自らがプロデュースしたブランドのドレスを着てステージに立つという夢があり、その夢を叶えるためにS4を目指している(S4になると自分のステージ衣装をプロデュースできる特典を得られるため)。後述の事情で特例としてヴィクトリアン&ロココテイストの新ブランドGothic Victoriaを持つ事が認められたが、新たにS4になってGothic Victoriaのプレミアムレアドレスを着てステージに立つという目標を立てた為、敢えてプレミアムレアドレスを作っていない。
前年度のS4選抜トーナメントでは決勝に進んだものの、体調不良により棄権して半年間の休学を強いられる事になる。その後、ゆずのライブにゲスト出演した事でアイドル活動を再開して四ツ星学園に復学する。
後輩の虹野ゆめに対しては、(出会った時に「S4を目指している」という宣言をされた事から)当初は降りかかってくる火の粉の一つという認識だったが、足を負傷して保健室に来たゆめと話をする機会を得た事をきっかけに、とある名作の一節を引用して強敵(とも)と認めている。ゆめが白鳥ひめの模倣で満足している姿を見た時には、自分がアイドルを目指した理由を話して、自分だけのアイドル観を持つ事の大切さを伝えた。
また、桜庭ローラに対しては、勝敗にこだわり過ぎる姿勢に対して、世界のロックスターの言葉を引用して自分の為に歌う事の大切さを伝え、さらに自分の夢を叶える為にアイカツをする姿を見せる事で、ローラに自信を取り戻すためのヒントを与えた。
このように、後輩達にとってはよき助言者である。
S4決定戦前にロシアのブランドプロデューサーが来日し、共同ブランドの企画立ち上げイベントがあり、率先して参加する事になるが、ゆめたちには助力は不要と頑なに断りを入れて挑んだ。
穴が無いボタン付け、刺繍縫い、ブランド名、ラフデザイン、と順当に勝ち続けていたが、何時もの冷静さを欠いていた事から決勝のドレス完成は体調の悪化で精彩を失いかけていたが、ローラと共に山頂にある会場まで歩いてきたゆめのサポートで復帰を果たし、見事優勝を飾り権利を勝ち取った。
そしてS4決定戦では見事なステージを披露し、暫定トップに躍り出た。しかし、その後桜庭ローラ、虹野ゆめ、そして現役の白鳥ひめに相次いで追い抜かれ4位に終わる(優勝はひめ、次期S4はゆめに決定)。リリィは次年度が最終学年となるため、ここでS4になる夢は潰えてしまうも、幅広い見識からゆめの立っての願いで幹部を続投する事となる。勿論当人も了承している。
ゆずに対する扱いにも堂が入っており、彼女を捕獲するのにガンダム試作2号機のアトミックバズーカ型捕獲銃器で捕まえ回収している。
(なおよく見てみるとシールドも用意してもいる、色こそそちらに合わせてはいるがデザイン上ではそのままである)
53話にて、51話でのエルザフォルテの実力を目の当たりにして『星のツバサ』に対する憧れが強くなりブランド作りの封印を解き、その自身が手掛けたブランドのドレスによるライブを行った結果、アイカツシステムに認められ冥王星のスタープレミアムレアコーデに選ばれた。S4を差し置いて四星学園関係者としては初のスタープレミアムレアコーデ取得者となった。