概要
“幻夢コーポレーション”から盗まれた(ということにされている)ライダーガシャットの能力を持ったバグスター怪人の一種。通常のバグスターと異なり、1人の感染者から2種類のバグスターが生み出される特徴を持つ。
ライダーガシャットの能力を得ている為、従来のバグスター怪人たちよりも大幅に性能が高いらしい。いずれも黒いロボットの様な素体にライダーガシャットの特徴を持った姿を持つ。
しかし知能は逆に低く、ドレミファビートのものを除きガシャットのゲームの内容に因んだ単調な声を発することしかできない。ガシャットを引き抜かれると声はより単調になる。
ゲームにおける所謂ボーナスキャラ的なポジションの怪人らしく、彼らを撃破しなければライダーたちをレベルアップさせる“ライダーガシャット(強化アイテム)”を入手できない為、少しでも有利に戦いを運ぶために強化を図りたいライダーたちにとっては必ず撃破しなければならない存在。
同じガシャットのデータから生まれたレベル30系バグスターにも強化パーツ部分が使われている。
各個体
コラボスバグスター(素体)
ライダーガシャットが刺さっていない状態のコラボスバグスター。この状態では何の特殊能力もないようだが、頭部にガシャットさえ取り付ければ瞬時にそのガシャットのデータを取り込み、その能力を行使できるようだ。
スーツはバガモンバグスターに改造された。
コラボスバグスター(ゲキトツロボッツ)
身長:205.5cm 体重:141.5kg 特色/力:格闘攻撃、物理耐性
第5話「全員集結、激突Crash!」に登場。
SFロボットバトルゲーム“ゲキトツロボッツ”のデータを取り込み誕生したコラボバグスターシリーズの第1号。黒を基調としたボディの上半身を“ゲキトツロボッツ”に登場するロボットを模したと思われる赤い色の強化装甲を纏っている。
また、頭部には“ゲキトツロボッツ”のライダーガシャットが刺さっている。
ライダーガシャットを盗んだ強盗犯(に扮したグラファイトバグスターの人間態)と入れ替わるようにバグスターユニオンの形態を飛ばして分離した単体状態で出現した。感染者はドレミファビートのゲームウイルスも同時に感染させられた堀内曜子。裏で仮面ライダーゲンムが分離し実体化させた模様。
“コラボスマッシャー”という名の右腕の強化アームを使った格闘戦を得意としており、男のロマンの1つであるアームを射出して遠くの敵を攻撃する能力を有している。
また、上半身を覆う強化装甲により高い物理攻撃に対する防御力を持っているが、ロボットゲームキャラクターがモチーフな為なのか、動きも緩慢で、時折「フンガー!フンガフンガ…」という動作音のような唸り声を発するだけで言葉を発することも無く、ただ破壊プログラムを実行するだけの機械の様な感情を持たないロボットのような振る舞いをしている。
黒いエグゼイドと共にエグゼイドを追い詰めるが、最後は一瞬の隙をつかれてエナジーアイテムで攻撃が強化されたエグゼイドのガシャコンブレイカーハンマーモードの必殺技『マイティクリティカルフィニッシュ』を受け爆散した。
スーツはロボルバグスターに改造された後、一部はガットンバグスターに再流用されている。
コラボスバグスター(プロトゲキトツロボッツ)
『仮面ライダーエグゼイド 【裏技】仮面ライダーゲンム』Part.1に登場。
Dr.パックマンこと財前美智彦たちが強奪した“プロトゲキトツロボッツ”からSFロボットバトルゲーム“ゲキトツロボッツ”のデータを取り込み誕生したコラボバグスターシリーズの亜種。
劇中ではいきなり実体化して登場した為感染者は不明だが、おそらく檀黎斗がレジェンドライダーガシャットのデータを採取する目的で生み出した存在だと推測される。
コラボスバグスター(ゲキトツロボッツ)と全く同じ外見及び能力だと推測されるが、頭部に刺さっているライダーガシャットが“プロトゲキトツロボッツ”になっているという相違がある。
また、“プロトゲキトツロボッツ”のデータを取り込んでいる為なのか、以前の個体よりも攻撃力及び防御面でも強化されているらしく、ゴーストゲーマーにフォームチェンジしたエグゼイドを翻弄するが、最後は檀黎斗からレジェンドライダーガシャットを受け取ったエグゼイドがドライブゲーマーに変身すると形勢は逆転。最後は『フルスロットルクリティカルストライク』を受け敗北する。
しかしプロトガシャットから生まれた存在であった為なのか、『フルスロットルクリティカルストライク』を受けても“プロトゲキトツロボッツ”のガシャットが抜け落ちて力を失った素体形態になっただけで消滅せずに存命しており、すぐさま先程の攻撃で取り落としてしまった“プロトギリギリチャンバラ”を頭部に刺し直しコラボスバグスター(プロトギリギリチャンバラ)へと変貌する。
コラボスバグスター(ドレミファビート)
身長:205.5cm 体重:120.5kg 特色/力:サウンドトラップ攻撃
第6話に登場。患者は堀内曜子。
音ゲー“ドレミファビート”のデータを取り込んだコラボスバグスター2号。
前回のコラボスと同じ黒い素体にスピーカーやボタンを模した“コラボサウンダー”という黄色いアーマーををまとっている。
背面のコラボサウンダーから発せられる音符でリズムゲームを模したサウンドトラップ攻撃を仕掛けることが可能。ステップを踏むことで回避ができるが、失敗したらその分だけダメージを受けてしまい、音ゲーを全く知らない仮面ライダーブレイブにその攻撃で大ダメージを与えた。また、周りを巻き込んでダメージを与えることも可能なようだ。
モチーフゲームが音ゲーのため動作はラッパーそのもので「ヘイ、メ〜ン」や「カモ〜ン」など少なからずもはっきりとした言葉を話せる。生み出すバグスターウイルスもチャラけた性格揃いで戦いもせずに後方でリズムを刻んでいたりする。
堀内曜子の恋人・窪山誠一を狙っており、駆け付けたエグゼイドらと交戦。最後はブレイブのガシャコンソード氷剣モードの必殺技『タドルクリティカルフィニッシュ』で倒された。
コラボスバグスター(ギリギリチャンバラ)
身長:206.5cm 体重:126.5kg 特色/力:巧みな剣術
第7話に登場。患者は岡田誉士夫。
チャンバラゲーム“ギリギリチャンバラ”のデータを取り込んだコラボスバグスター3号。
龍や天狗を模したメタリックカラーのローブを着込み、切れ味の鋭い黒鉄剣”コラボスウォード“を装備している。コラボスウォードから繰り出される剣術が得意で、その剣裁きはあまりの素早さに隙を突けられない程。
バグスターユニオン時の姿は体が繋がった双頭の龍。下記のジェットコンバットの個体と同時に発症したためと思われ、バグスターユニオン形態が破壊されると二体に分裂した。
完全に覚醒しようと誉士夫の娘の岡田しおりを狙うもレーザーとエグゼイドに阻まれ交戦。エグゼイドにコラボスウォードを叩き折られてしまった隙を突かれ、最後は『爆走クリティカルフィニッシュ』で倒された。
スーツはギリルバグスターに改造されたのち、一部はカイデンバグスターに再流用されている。
コラボスバグスター(プロトギリギリチャンバラ)
『仮面ライダーエグゼイド 【裏技】仮面ライダーゲンム』Part.1に登場。
エグゼイド ドライブゲーマーレベル2に敗北したコラボバグスター(プロトゲキトツロボッツ)が、ライダーガシャット“プロトギリギリチャンバラ”のデータを取り込み誕生したコラボスバグスター(ギリギリチャンバラ)の亜種。
と言っても外見及び能力は頭部に刺さったライダーガシャットが“プロトギリギリチャンバラ”になっている以外は全くコラボスバグスター(ギリギリチャンバラ)と変わっていない。
この形態に変貌後、すぐさまエグゼイドに切りかかるが、身を挺し檀黎斗が庇った事で失敗(正確には檀の体を張った芝居であり手加減していたと思われる)してしまい、その直後に檀から受け取った“刀剣伝ガイムガシャット”で鎧武ゲーマーレベル2に変身したエグゼイドには全く歯が立たないず、最後は『トウケンデンクリティカルフィニッシュ』を受けまたしても敗れ去る。 />
しかしそれでも“プロトギリギリチャンバラ”のガシャットがはじき飛ばされただけで、消滅には至らずしぶとく生き残り、今度はレジェンドライダーガシャットのデータ収集の最終段階の目的で生み出されたガンバライジングのライダーガシャットをゲンムに挿入され、データーダブル、オーズ、フォーゼを生み出し実体化させた。
コラボスバグスター(ジェットコンバット)
身長:205.5cm 体重:137.0kg 特色/力:高速飛行、爆撃
第7話と第8話に登場。患者はギリギリチャンバラの個体と同じく岡田誉士夫。
フライトシューティングゲーム“ジェットコンバット”のデータを取り込んだコラボスバグスター4号。戦闘機を模した胸部の装甲とジェットエンジンやミサイルといった武器を装備した橙色の飛行奇襲ユニット“コラボストラジェット”を身に付けている。
空中からの銃撃やミサイル攻撃で敵を奇襲し、右腕のジェットエンジンから電磁竜巻を放つことができる。
実体化後はスナイプと戦闘になり、追い詰められるもジェットエンジンから強力な竜巻を放って目を眩まし、その場を逃走した。
第8話にて再登場。誉士夫に強いストレスを与える為に彼が経営している町工場を襲撃。町工場の破壊は成功させたが、先回りしていたスナイプと戦闘に突入。スナイプの精密射撃で生きたままガシャットを分離させられてジェットコンバットの特殊能力を失い大幅に弱体化。
その後はスナイプこと大我に生け捕りにされて連れ去られ、「患者を救いたければ=バグスターを倒したければ互いのガシャットを掛けて戦え」と言う決闘のエサにされてしまう。案の定、大我に足蹴にされる・縮小化のエナジーアイテムを強制的に取得させられミニサイズにされてスナイプに振り回される・大我の罠に使う為にエグゼイドと戦わされる等散々な扱いを受けた挙句、エグゼイドごとスナイプの『ジェットクリティカルストライク』を喰らって爆散した。
一部はバーニアバグスターに流用されている。
コラボスバグスター(ガンバライジング)
『仮面ライダーエグゼイド 【裏技】仮面ライダーゲンム』Part.2に登場。
上記の通り、ガシャットを奪われたコラボスバグスター(プロトギリギリチャンバラ)にガンバライジングのガシャットを挿した個体。姿は素体と同じ。
3人のライダーを実体化させた後は何故か微動だにせずその場に突っ立ってるだけだったが、恐らく召喚されたライダーが撃破されたことが切っ掛けとなり再び活動を再開。散々自分をいじくりまわしたポッピーピポパポを追いかけまわすも、その場に駆け付けたエグゼイドに頭のガシャットを奪われ、最後にはガシャコンブレイカーにガンバライジングのガシャットを挿した必殺技を受けて爆散した。
ただ、この際何故かゲームクリアの演出が起こっておらず・・・?