概要
宝生永夢がマイティブラザーズXXガシャットを使用して変身したエグゼイドの強化形態。
映画『平成ジェネレーションズ』でレベルXXのみが先行登場。TV本編では第13話で初登場した。
第23話にて、この姿の原形は永夢が小さい頃に考えたヒーローのアイデアから生まれた事が判明した(同話に登場する絵を幼少期の永夢が描いているシーンが第12話に挿入されている)。
レベル
レベルX
『マイティ! ブラザーズ!2人で1人!マイティ!ブラザーズ!2人でビクトリー!エーックス!』
「ノーコンティニューでクリアしてやる」
変身直後の形態。変身時にはレベル1とは別のパネルを選択する。
(初変身時は今まで「?」となり隠されていたパネルを選択・パネルが解放されている)
外見的にはレベル1と変わりないが各部機能の強化により耐久力と体力が上昇しており、胸部のライダーゲージが3本に増加している。又、スーツにウイルスプログラムを検知・解析して強力なワクチンプログラムを作成し、仲間のライダーと共有できる機能も追加されている。
同じレベルの仮面ライダーゲンムゾンビゲーマーレベルXと互角の戦いを見せていた。
レベルXX
「だーーーーーい変身!」
『俺がお前で!お前が俺で!(ウィーアー!)マイティ!マイティ!ブラザーズ!(ヘイ!)ダブルエーックス!』
「「超キョウリョクプレーでクリアしてやるぜ!」」
ダブルアクションゲーマーがダブルアップした形態。二人に分裂する。
レベルX時の頭部は分割されて双方の肩に装着される(肩を合わせると、ちゃんとレベルXの頭部になる)。ちなみにこの頭部、何の機能も無かったレベル2以降背中にあるレベル1の頭部とは異なり、バリアを発生させる機能を備えている。
黎斗の解析したデータによると一人一人はレベルX相当の能力とのことで、それを聞いたパラドによって、協力プレイによってレベルXXとしての真価を発揮するのだと分析されている。
また、同話で二体のエグゼイドのパラメータがちらりと見えるシーンがあるが、どうやら攻撃・防御・クリティカルはRの方が高く、素早さと器用さはLの方が上の様だ。
強力だが元々のガシャットが危険なこともあってか、永夢は当初変身解除後に猛烈な頭痛に襲われた後、気絶してしまっていた。
本編初変身時は人格の分裂による混乱と意見の相違により、同一人物なのに喧嘩を始めるという事態になった。この作品の協力プレーの難しさはケタが違うようである。
しかし、二人が『俺はお前で 僕はあなた』と双方の人格を肯定した事で混乱が解けた。
第29話では、パラドが永夢の体に憑依した状態でこの形態に変身。R(パラド)とL(永夢)が戦うという異様なバトルが勃発した。
第40話では、パラドを復活させるために使用。
さらにパラドがマイティブラザーズXXガシャットをレベル99で使用。レベル50×2に分身した。
第40話ラストで檀正宗が発動したリセットで消失した天才ゲーマー「M」の力を取り戻す為、第41話ではパラドを再吸収した永夢がダブルアクションゲーマーへと変身。
かつては対決のために使ったパラドがRに入った状態でクロノスに挑んだ。
その後、マキシマムマイティXガシャットとガシャットギアデュアルをそれぞれゲーマドライバーに差し込むことでマキシマムゲーマーとパーフェクトノックアウトゲーマーへと変身した。
上記からも分かる通り、マキシマムゲーマーやムテキゲーマーが登場してからも、ストーリー各所でこのダブルアクションゲーマーの存在が大きな意味を持っており、これまでの平成ライダーの中では非常に珍しいポジションの形態と言える。
ちなみに『平成ジェネレーションズ』で変身した際には、まずアクションゲーマー レベル2の状態からそのまま半分に分割してXX RとXX Lに変化していた。
レベルXX R
エグゼイドから見て右側で、メインカラーはオレンジ。
人格は「M」で一人称は「俺」。主に戦闘を担当する。
ガシャットスロットホルダーに挿しているのは「シャカリキスポーツ」「爆走バイク」の二つ。
ゲーマー「M」はパラドの影響を強く受けている人格のため、その大元であるパラドが体内に居る状態で変身すると、こちらの肉体はパラドに完全に支配された状態になる。
その性質を利用して体内のパラドを強制的に分離させる事も可能。
レベルXX L
エグゼイドから見て左側で、メインカラーは緑。
人格は「永夢」で一人称は「僕」。患者の救助やRのサポートなどを行う。
ガシャットスロットホルダーに挿しているのは「マイティアクションX」「ゲキトツロボッツ」の二つ。
武器
ガシャコンキースラッシャー
専用武器。それぞれに対応したボタンを押すことでブレード(緑)・アックス(オレンジ)・ガン(黄色)の3モードを使用できる
召喚はXX Rの方からしか出来ないらしく、29話で二人が敵対した際もハンデと称してRがLに投げ渡している。
マキシマムゲーマーレベル99、ムテキゲーマーでも使用可能。
また、ガシャコンブレイカーも使用可能であるらしく、第24話で使用している。
必殺技
- マイティダブルクリティカルストライク
二人で連続攻撃を行い、レベルXに戻って相手を空中に打ち上げた後、再び分裂してダブルライダーキックを食らわせる。明らかにやりすぎだが本人たちも「オーバーキルだな」と認めている。
ガシャットがキメワザスロットホルダーに挿入できないため、発動時はゲーマドライバーのレバーを開閉して発動する。
レベルXでも発動できる。
- マイティブラザーズクリティカルフィニッシュ
ガシャットをスロットにセットし、二本に増えたガシャコンキースラッシャー・ブレードモードでLとRが交差する斬撃を二度飛ばし敵を切り裂く。
- アクションロボッツクリティカルフィニッシュ
マイティアクションXガシャットとゲキトツロボッツガシャットをスロットにセットして発動。二人で構えたガシャコンキースラッシャー・ガンモードから強力なビームを繰り出す。
- マキシマムマイティクリティカルフィニッシュ
マキシマムマイティXガシャットをスロットにセットしてL(永夢)が発動。R(パラド)にリプログラミングを炸裂させた(しかしこれが、パラドクスレベル99が誕生する引き鉄となってしまう)。
関連タグ
サイクロンサイクロン&ジョーカージョーカー(仮面ライダーW):同じく一人のライダー(正確には二人で一人の仮面ライダー)が二つに分裂した形態。
カチドキアームズ:製作者も予想外のフォーム繋がり。
仮面ライダー電王:「ダブルアクション」違い(こちらは挿入歌のタイトル)。一応一人称が「僕」と「俺」という共通点も。
スーパーマリオブラザーズ:モチーフの一つと思われる。