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超兵器の編集履歴

2017-10-14 21:38:43 バージョン

超兵器

ちょうへいき

ロマンに十分な科学考証を加えて生まれる兵器

概要

その時代・地域の技術水準を上回る革新的な兵器、または極めて破壊力の大きな兵器を指す俗称。


現実に存在した超兵器

ウォーリア(装甲艦 1860年)

ドレッドノート弩級戦艦 1906年)

・マークI戦車(戦車 1916年)

フリッツX(無線誘導爆弾 1943年)

トールボーイ・グランドスラム(地中貫通爆弾 1944年)

・V2ロケット(弾道ミサイル 1944年)

UボートXXI型(潜水艦 1944年)

Me262ジェット戦闘機 1944年)

原子爆弾核兵器 1945年)

ノーチラス原子力潜水艦、1954年)

ツァーリ・ボンバ(核兵器 1961年)

などが挙げられる。


ただし、どんな兵器にも言えることだが、いかにスペックが優れていても実戦で役に立つとは限らない。マークI戦車やMe262は数が揃わなかったためや戦術が確立していなかったため、実戦では微妙な活躍しかしていない。核兵器に至ってはあまりにも威力がありすぎて兵器として使われたのは広島・長崎の2例のみである。それでもこれらの登場は世界に衝撃を与え、後の世界史の流れを変えたという意味で超兵器の名に値するものである。


プロジェクト段階の超兵器

プロジェクト段階において消え去った超兵器は無数に存在する。実現さえしていれば戦争の歴史は大きく変わっていた、……かもしれない。

ハボクック 氷山空母。氷を主要材料としたパイクリートを用いた超ド級空母。海水を用いてダメージを無限に回復できるはずだったがコスト面の問題から中止。

ラーテ 全長35mの陸上戦艦。列車砲の自走砲化計画の一環として計画された。通れる道が無いので中止。

特三号戦車 空飛ぶ戦車。大型グライダーで滑空して作戦地域まで移動する。試作までされたが滑空中の操作に難があり計画は中止された。

空気砲 筒から出る風で航空機を落とす。実際に200m先の25mmの板を破壊したというが、兵器としての性能は満たせず中止。

怪力線 指向性エネルギー兵器。後の電子レンジである。

オカマ爆弾 敵をホモにする爆弾。非殺傷性を目的とした催淫兵器。適切な催淫物質が見つからず中止。

ブルーピーコック 核地雷。放射性物質飛散のリスクにより中止。


フィクションでの超兵器

過去・現代・近未来を舞台にしたものでは、理論的には実在できるか、実在すべく理論を考証したものだが、劇中の時代設定やその他のガジェットから推測できる技術水準を大きく上回るもの。

また超未来モノにおいては「未来ならではの」と言うべき物もある。


フィクションで超兵器と呼ばれる存在は何も最近の作品に限ったことでなく、それこそ遥か昔より存在するジャンルのシロモノで、例えばいまでこそ普通に存在する飛行機や潜水艦ロケット、また核兵器のような広域破壊兵器の類はまだ存在していなかった19世紀時代の、今で言う架空戦記もの作品に多く登場していた。近年、ほぼ実用化されてると言っていい無人戦闘機、無人艦の類などは、一昔前のアニメ作品などでもおなじみであろう。


エースコンバットシリーズ

巨大地対空レールガン光学迷彩付き巨大飛行艇や巨大潜水空母など、巨大だったり火力や機動性が極めて高い陸海空の兵器が登場する。

なお、このシリーズからは1990年代をモチーフとしたものから2040年を舞台としたものなど様々な作品が出ているが、年代を加味しても技術的限界を抜きにした超兵器も登場する。

鋼鉄の咆哮シリーズ

とにかく巨大な兵器が登場する。なお、基本的には1940年代ごろをモチーフにしているが、速射砲やミサイルはおろか、160cm砲や荷電粒子砲、果ては波動砲や重力砲などが普通に登場しており、もう技術的限界なぞどうでもいいといった感じである。

一部シリーズでは、異世界から転移してきた兵器を元に超兵器が生まれたとされている。

詳細は「鋼鉄の咆哮シリーズに登場する超兵器」を参照。

超時空要塞マクロス

超兵器が話の主軸になる有名なロボットアニメ

空から突然超兵器が降ってきて、そこから全てが始まる。

ただし続編の大半が以降の時間軸を舞台にしているため「それが普通」になっている。

同シリーズで超兵器が超兵器扱いされているのは、この第一作以外ではその前日譚に当たる「マクロスゼロ」のみ。

アーマード・コアシリーズ

プレイヤーが操る近未来の人型主力兵器「アーマード・コア」自体も戦車航空機といった従来の兵器を一気に旧式化させた超兵器であるが、あんなものアームズフォートのような規格外の機動兵器や、機体に搭載可能な大量破壊兵器オーバードウェポンなどシリーズごとにブッ飛んだ兵器が登場する。また、ネクストの最後のアレも、珍兵器の部類ではあるが、ある意味では超兵器と言えるだろう。

宇宙戦艦ヤマトシリーズ

イスカンダルからからの技術提供と一部のマッドサイエンティストにより超兵器の名に恥じぬ兵器群が登場。

また、敵ももちろん超兵器ばっか。

例えば、波動砲、重核子爆弾、空間磁力メッキハイパー放射ミサイル、反射衛星砲など。

さらに地球はイスカンダルの技術提供なしで冥王星まで戦艦を伴っても火星からなら3日ほどしかかからない。

しかも銀河二つを単艦で崩壊させた戦艦が登場する。被害総額は集計不能。



関連タグ

兵器 武器 メカ ロボット

宇宙戦艦 ロマン マッドサイエンティスト←この人種が大抵の超兵器を開発する

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