村雨(艦隊これくしょん)

むらさめ

白露型駆逐艦「村雨」をモデルにしたブラウザゲーム『艦隊これくしょん』のキャラクター。

「はいはーい！他の用例は村雨を参照よ！」

図鑑データ

艦名	村雨
図鑑NO	81
艦級	白露型3番艦
艦種	駆逐艦
CV	谷邊由美
絵師	玖条イチソ

「はいはーい！　白露型駆逐艦『村雨』だよ。みんな、よろしくね！」

概要、いっきま～す！

開戦時には四水戦第二駆逐隊に属していた白露型駆逐艦の3番艦村雨をモチーフとした艦娘で、艦これのサービス開始時からいる。

特に未改造では駆逐艦の中では異彩を放つキャラとまではいかないものの、以下に説明する容姿から、「魅力に気が付いたらなかなか手放せないキャラ」として提督に愛されているようである。

村雨の、ちょっといい容姿、見せたげる♪

芦黄色の長いツインテールと紅檜皮の瞳が特徴。少しクセ毛なのか所々髪がピンピンと跳ねている。

服装な黒地に白襟の半袖セーラ服を着ており、スカーフは紅色。白襟に赤いラインが入っている。

靴下は白のスリークォータース、靴は茶色のローファーで、踵外側にロッドアンテナのようなものがついている。

艤装は夕立と同様に、腰を挟み込む固定具で艦尾底と大型煙突を合わせたようなバックパックを背負、肩紐で左肩から12.7cm連装砲を右腰あたりに吊るし、両脹脛には金属リングで固定された61cm四連装(酸素)魚雷発射管を装備している。

デザインした玖条イチソ曰く、竣工日が同じということで一つ下の妹の夕立と双子をイメージしたとされているが、実は服装以外はあまり共通点がなかったりする。

ちなみに小中学生をイメージしてデザインされる傾向の駆逐艦娘としてはかなり恵まれた、地味に高校生級のプロポーションを誇っている。特に限定グラ(後述)では潮や夕立改二等、駆逐艦最大クラスの子に迫る胸部装甲と明確に判る。

更に中破させたときのグラフィックも、他駆逐艦娘が涙を浮かべたり悔しがったりする中、

村雨は赤面し、破れた衣服の胸元をおさえつつこちらのほうを恥ずかしそうに見ている為

提督の執務室や解釈により事前（意味深）に見えなくもない。

その為、18禁とまではいかないがエロスを醸し出す改造後のイラストを中心に、

「謎の村雨嬢」「ムラ雨」等とタグを付けられることもしばしばであるし、

駆逐艦娘最大級の胸部装甲や、主に改で見られる(後述)限定グラ中破絵の色気から

双子の妹等とは別の意味でお前のような駆逐艦がいるかとタグが付くことも。

村雨「改」、パワーア～ップ！

2013年12月4日、姉で長女の白露同様、「改」のイラスト差し替えが行われた。

お姉さんキャラでもある村雨らしく、表情が笑顔でなくなった事も関係してか、さらに大人びた雰囲気を醸し出すようになった。

以前は見えなかったツインテールの髪留めが、夕立のような細い黒リボンになり、黒地のスカートは赤い線が一本追加されている。

またこのころから左手に鎖付きの錨を持つようになった。もしかして、これを武器にしたりとか・・・

また、上記の中破絵も同時に差し替えられたのだが、ショーツであると思われる部分の布地が非常に小さく、初見では一瞬はいてないと錯覚する事だろう。

というか、母港画面だとちょうどその布地の部分が隠れ、本当にはいてないとしか思えない配置に・・・。

つまり、何が言いたいのかというと・・・GJ。

更に村雨「改二」、パワーア～ップ！

2018年1月17日、遂に改二が実装された。

詳しくは村雨改二の項目を参照。

限定グラフィックだーい好き♡

2015年 5月29日の更新で祥鳳とともに梅雨限定グラフィックが実装された。

2016年春イベ終了時の更新で実装の新たな限定ボイスとともに、今年(2016年 6月現在)も梅雨限定モードを彩っている。

ピンクのレインブーツと右手に同色の雨傘、左手の小指にてるてる坊主をぶら下げている。このてるてる坊主、頭の帽子の形状から春雨をモデルとしているようで、妙に愛嬌のある顔(こんなの→(*> <*))をしている。

ポーズも横向きになり、もとより「大きいのではないか？」と言われていたものの、

少なくとも駆逐艦トップクラスに属する胸部装甲であることも明確となった。

そして中破になると体育座りのような態勢でへたり込み、ショーツの端が丸見えのとても色っぽいお尻をさらしてくる。これはもはや駆逐艦の出せる色気ではない……。

ついでにてるてる坊主も目を回している。

提督、どう？村雨の水着、似合ってる？そう？いい感じいい感じ♪

続く同年6月26日のアップデートで梅雨限定グラフィックが終了したかと思いきや、連続してまさかの初夏限定グラフィックが実装された。→夏服村雨

同時期に水着だった潮等と比べればやや控えめながら、

駆逐艦では文句なしに最大級の胸部装甲も、改めて示される形となった。

ふんふーん♪秋は秋で嫌いじゃないのよねえ。春雨とか、どうしてるかなー。

さらに同年10月9日からの『秋の秋刀魚祭り』に合わせて、またしても限定グラフィックが実装。

カーディガンに黒タイツという服装で秋刀魚を釣り上げる姿という

秋らしいイラストとなっている。

（秋刀魚祭りが終わった後も釣竿を持ち続けていたのはご愛嬌。

村雨のカーディガン姿は、担当者からの艦これ3周年記念イラストにて見ることもできる。）

そして中破絵は右肩がはだけ、露な胸元を強調したものになる。

なにやら新規グラが実装されるたびに色気を増していく。これからもちょっとイイトコロを見せてくれることに期待である。

ちなみに、梅雨・夏季・秋と三期連続で限定グラフィックが実装されたのは村雨が初である。（夏季と秋の間で途切れている為、厳密には(少なくとも日数的には)連続していない）

限定グラフィックに恵まれる傾向が強い白露型の中でも、これほどの長きに渡って限定グラフィックを実装され続けたのは村雨だけである。なんというオシャレさん。

おおー、アーケードグッジョーブ！

「艦これアーケード」では今夏に「敵潜水艦」が実装された際、一部の艦娘に「爆雷投下」のモーションが追加されたのだが、村雨はそのモーションが妙に色っぽいと話題を呼んでいる。

あらあら、性格やるのー？い・い・け・ど！

駆逐隊司令経験者故に明るく面倒見がよく、親しみやすい性格。白露型のムードメーカー。

「はいはーい！」や「いい感じいい感じ♪」が口癖。

どこか蠱惑的な言い回しをするものの、基本は面倒見の良いお姉ちゃんタイプであり、よくみんなの相談相手などを買って出ている。一番艦（長女）の白露よりお姉ちゃんしているのは内緒。

ちなみに「来週の村雨にも、期待してね！」という謎のセリフがある。

夕立とはデザイン上の双子設定があるものの、主に交流があるのは妹の春雨のほうが多い。これは元となった船「村雨」が４代に渡って「春雨」と姉妹艦だった絆だろうか。

但し白露型では他にキャラの濃い姉妹艦が多いことから、他の艦娘にキャラがやや隠れてしまった感が出る存在になってしまっていた。

例えば「主砲も魚雷もあるんだよ！」という魔法少女ネタも睦月と被っているし、すぐ上の姉とすぐ下の妹が目立ちまくるので、割を食っている感じが否めない所でもある。

(尚、「村雨、パワーアーップ！」や「村雨の、ちょっとイイトコ見せてあげる！」は、四水戦の先輩的存在でもある那珂ちゃんと由良のオマージュでもあるのだろう)

このような雰囲気や性格ではあるものの、艦隊のムードメーカーを務めようとする節故か駆逐隊僚艦の妹達は勿論双子の妹他と比べても幼さを感じさせない。

ちなみに提督とは、普段はお姉ちゃんしている村雨が、唯一甘えている姿を見せる相手でもある。もちろん、提督に対しても面倒見の良さを見せる場面も多いのだが、「そうですかぁ…この村雨を放置ですかー…村雨、そんな趣味ないから、構ってー！」を代表するように提督には常に意識してほしいと思っている様子。

史実の村雨にも期待してね！

第二艦隊の第四水雷戦隊として、「夕立」「春雨」「五月雨」と第二駆逐隊を編成。妹艦3隻を引っ張っていた。

加えて、白露型の三女でありながら後述する海自護衛艦のネームシップ故か（戦前も初春＋白露型の別類別として村雨型呼称も一時期存在した）、他の駆逐艦勢との交流等でもお姉さん的存在として描かれることも多い。

また、このうちの夕立とは竣工日が同じ、つまり双子のような間柄でもあることから、彼女達のデザインには双子としての要素もほのめかされている。

(担当のtwitter上の発言も参照。)

故に白露型わんこコンビ等に比べ少ないものの、夕立との絆が意識された絵も。

海自にも受け継がれた夕立や春雨との姉妹関係

前述の第二駆逐隊(村雨・夕立・春雨・五月雨)は現在、セットで海上自衛隊の新むらさめ型汎用護衛艦に受け継がれ、竣工順に「むらさめ」「はるさめ」「ゆうだち」「さみだれ」となったが、このうち「さみだれ」以外はそれ以前にも防空護衛艦(DDA)初代むらさめ型の名前に用いられており、白露型時代からの伝統「村雨・夕立・春雨は3隻姉妹」を受け継いでいる。

当代で4代目となるDD-101「むらさめ」は1996年3月に竣工した。就役当初から一貫して横須賀基地を定係港としており、現在ここには同型の「いかづち」のほか、たかなみ型のネームシップ「たかなみ」、3代目あきづき型の2番艦「てるづき」および、イージス艦でこんごう型2番艦の「きりしま」も在籍している。

この4代目「むらさめ」が建造されたのは石川島播磨重工の今は亡き東京工場である。石播東京では「むらさめ」竣工ののち、2001年度末の閉鎖までの間、重巡・鳥海の名を受け継いだこんごう型4番艦「ちょうかい」、さらに再びむらさめ型に戻って6番艦「さみだれ」、同型8番艦「あけぼの」を2年おきに竣工させた。護衛艦むらさめの詳細については「むらさめ」の記事を、石川島播磨重工東京工場については石播東京組をも参照されたい。