概要
クラス:ロード→マスターロード
ファイアーエムブレム 聖魔の光石の主人公の一人。
聖魔の光石はエフラムとエイリークの二人の主人公がおり、途中からどちらかを選択して物語を進めていくことになる。
ルネス王国のファード王の息子でエイリーク王女の双子の兄。一人称は「俺」。
気高く恐れを知らない王子。正義感が強く行動的な性格だが、王子としての気品も併せ持っている。
戦争の前はルネス王国の後継者という自覚がなく、エイリークが王位を継げばよいと考えていたが、戦乱の中で次期ルネス王としての自覚が徐々に芽生えることとなる。
非常に妹思いであり、作中に入り唯一の肉親となった彼女を度々気遣うなど、お互いを助け合う存在。
歴代FEの王子様系主人公にあたる妹エイリークと対をなす武闘派で、こちらはヘクトルの流れを汲み、後のアイクに続くこととなるアグレッシブな主人公である。
またシリーズで唯一、槍を初期からのメイン武器とするロード(主人公クラス)でもあり、
その槍の腕はルネス騎士団からも一目置かれるほどである。
ひたすら槍一筋で、戦争前は「槍一本で大陸一の傭兵になる」とも発言していた。
反面、戦いに関係しない勉学は苦手である。
また力がある故に強敵との戦いを望む業があるが、それに対する自覚はある。
グラド帝国に侵略された際は行方不明となっていたが、実は物語開始以前から前線でグラド軍相手に孤軍奮闘しており、数名の仲間騎士だけで水城レンバールを奪取。
しかしそれは罠で、制圧直後にグラド軍に包囲されたことを知るやいなや脱出を試み、ヴァルターの包囲網を突破する。
「勝ち目のない戦いはしない」らしいが、この時は描写的にどう考えても絶体絶命の危機だった。騎馬隊のみならずドラゴンナイトも複数いるし。
その後皇帝ヴィガルドに一矢報いようとグラドへ向かおうとしたが、救出のためにレンバールに攻め込んだエイリークたちの存在を知り合流。レンバール城を守るグラド軍を今度こそ一掃し再制圧に成功。
レンバールの戦いが終わった後は聖石の破壊を止めるため、妹たちと別れ引き続きグラド帝国に進攻していく。(ここで主人公選択があり、妹のルートを選ぶと自分の配下を全員妹の隊に回し他国の兵を率いてグラドを落とすという展開になるが気にしてはいけない)
初期クラスはロード。クラスチェンジするとマスターロードとなり、騎馬ユニットになる。
エイリーク、ターナ、ラーチェル、ミルラとの間にペアEDが発生する。
支援会話では直属の者と昔話したり、気の強い女性に怒られたり、ある少女からお兄ちゃんになってとお願いされたり、相手が思い出話してるのにその相手の兄との勝負の話をして怒られたしてる。なおライバル視されてる相手との支援会話はない。
能力の伸びが全体的に凄まじく、間違いなく強ユニットになれる…はずだったのだが、クラスチェンジ後のマスターロードの能力上限が低く、結果的に見劣りしてしまう。成長率だけなら間違いなく歴代最強クラスのロードなのだが…。
容姿
水色ベースの服の上に内側は赤の黒マントに青い鎧が特徴。父似。
短髪の髪の色は絵師によってまちまちだがエイリークと比べて緑が入った青緑な色をしている。
他媒体でのエフラム
覚醒
「エフラムの勇槍」という武器が登場する他、DLC「光対闇 光編」クリアで「異界のエフラム」を参入させられる。
ヒーローズ
碧空の勇王 エフラム
属性 | 青 |
---|---|
武器種別 | 槍 |
タイプ | 歩行 |
武器 | ジークムント(専用)↔炎槍ジークムント |
奥義 | 月虹 |
B | 守備封じ3 |
C | 守備の威嚇3 |
2016年2月15日16時(日本時間)にエイリークと共に実装された。
実装されたはよいが、導入された時の外伝シナリオにおいては妹と深い愛で結ばれている事をやたら強調するシスコンキャラという壮絶なキャラ崩壊を起こしており多くのユーザーを唖然とさせた。このキャラ崩壊はファンの怒りを買いちょっとした炎上騒ぎに発展。のちに配信された「異伝」において、どうしてこういうノリになっていたのか説明はされた(※1)が、そんなこと最初から説明しろという意見はやはり多かった。とはいえ、原作の方もキャラ崩壊とまではいかないが、あるキャラとの支援からロリコンとネタ扱いされているので、ネタ的にはどっちもどっちである。
肝心のキャラクター性能はやはり槍を扱う青属性の歩行タイプ。
エフラムは攻撃とHP、守備が良く伸びる半面、魔防と速さがかなり低い。
特に速さは追撃がほぼできず、ほぼ受けてしまうほどに低いため運用は慎重に行う必要がある。
スキルは専用武器「ジークムント」に周囲の仲間の攻撃を上げる効果があり、他には攻撃した相手の守備を落とす「守備封じ」と周囲の敵の守備を落とす「守備の威嚇」を覚えるため殲滅力が非常に高い。
ただし、守備封じと守備の威嚇の効果は効果の高い方だけ優先という仕様なので、素の構成だと役割が被りがち。
スキル継承でどちらかを別の物に変えることでより輝けるキャラになるといえる。
武器練成により追撃の効果やステータス強化などを追加できる他、後述の炎槍ジークムントへの錬成が可能になり、他の槍ユニットとは追撃の出しやすさでの差別化が出来るようになった。
ただし歩行なので炎槍ジークムントによる追撃効果自体は発揮しにくい。
(※1)…ヴェロニカのエンブラの契約によって「きょうだい愛」を示すように強制されていた。
伝承の勇王 エフラム
属性 | 青 |
---|---|
武器種別 | 槍 |
タイプ | 騎馬 |
武器 | 炎槍ジークムント(専用) |
奥義 | 太陽 |
A | 鬼神金剛の構え2 |
B | 太陽の腕輪(専用) |
C | 守備の鼓舞3 |
2018年2月に登場した伝承英雄版。通常エフラムが下級職ベースだったのに対し、この伝承英雄のエフラムは上級職マスターロードがベースの騎兵ユニットとなった。
このバージョンのエフラム以降は通常版に比べて声が低く、かつ渋みが増しており、エフラムのイメージにピッタリと好評である
通常版と比べるとHPと魔防は落ちているが、攻撃が上昇、更に専用武器炎槍ジークムントの効果によりずば抜けた高さとなっている。
速さは低いが追撃には切り返しなどのスキルが必要と言う訳ではなく、第二の武器効果である「敵の数が味方の数と同じかそれ以上の場合、絶対追撃」の効果によって非常に追撃を出しやすくなっている。孤立しやすい騎馬ユニットであるためこの効果との相性は抜群。
専用Bスキル太陽の腕輪により奥義に回復効果を付与でき、奥義の太陽とも重複できるため高い攻撃力も相まって強力...なのだが、そもそもの速さが低く、追撃は出せても被追撃には弱いため回復が追い付かず倒されがちであまり相性が良いスキルとは言えない。
一方でその攻撃性能はずば抜けている為、攻め立て、疾風迅雷、必要ならば剛剣を継承させた上で運用する轢き逃げタイプの運用が主流となっている。聖印でも剛剣は存在しているためそちらを装備するタイプもあるが、素でも十分攻撃が高く、むしろ高すぎて一発で倒してしまう恐れもあるため十分に運用可能。
ただし高難易度の場合はより攻撃力を高める為にAスキルを火力スキルに変えるケースもある。
相変わらずの低魔防と、位置関係に気を配って動かさないといけないため噛み合いが悪いと追撃を出しにくい所が弱点。また、Bスキル「見切り・追撃効果」には他エフラム同様効いてしまいほぼ機能停止に陥るため闘技場では要注意。
とは言え平均的な性能の多い槍ユニットでは現状最強格と言って良い程の性能を持つ。
双聖の勇王 エフラム
属性 | 緑 |
---|---|
武器種別 | 斧 |
タイプ | 重装 |
武器 | ガルム(専用) |
奥義 | 竜裂 |
A | 近距離防御3 |
B | 奥義隊形3 |
C | 重装の行軍3 |
2018年8月に登場した、第2回英雄総選挙で男性2位を取ったことで実装された総選挙仕様。
亡き父ファードをモチーフとした衣装で重装タイプとなり、武器はグラドの双聖器・黒斧「ガルム」を振るう。
ヘクトルとは違って遠距離反撃はできないが、ガルムの効果で何らかのバフがかかっていたり、重装の行軍やブーツの効果が発動していると受け攻め問わず確定追撃になる。加えて奥義隊形という重装専用スキルにより奥義加速と敵の奥義遅延ができる。
例によって他の総選挙英雄達と共に1体無料で選べるが、斧装備となっているため槍装備の総選挙ヘクトルと間違えないように注意。
また、外伝では総選挙ヘクトルとの会話シーンがあるが、お互いイケイケ気質の王子とあってすぐに意気投合し、手合わせしようとするという両作品に触れたファンには「こういうのが見たかった」と言わんばかりの会話であり、とても評判が良い。
勇ましき輝き エフラム
属性 | 青 |
---|---|
武器種別 | 槍 |
タイプ | 重装 |
武器 | 業槍ジークムント(専用) |
奥義 | 竜穿 |
A | 攻撃守備の孤軍3 |
B | 攻撃隊形3 |
C | 近距離警戒3 |
2018年12月に登場したクリスマスの超英雄版。
専用武器の「業槍ジークムント」は周囲1マス以内に味方がいない場合に自身の全ステータスが+4される効果がある。
Aスキルの「攻撃守備の孤軍」と合わせて周囲1マス以内に味方がいないことを前提に戦うことをコンセプトにされている。
速さの低さは攻撃隊形がカバーする形で、他のエフラム同様攻撃はかなり高い。
関連イラスト
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