概要
一般用語として
本来SRPGは「敵ユニット」に対し攻撃を行うものだが、MAP兵器は「広範囲」を焼き払う特殊な攻撃を指す。名前の由来は、戦闘画面に切り替わらずマップ上で処理が行われることから来ていると思われる。
ただし、スパロボ以外でこのような言い回しをしていることは少なく、それらのシリーズを知らない人にMAP兵器と説明しても理解してくれないこともしばしば。スパロボ以外では「間接攻撃」などと言われていることが多い。
逆に言えば、スパロボ経験者ならば「MAP兵器」と言えば「遠距離から広範囲かつ高威力の攻撃を行う行動」と一言で理解できてしまうため、他ゲーム、ひいてはゲーム以外でもしばしば見かける単語である。
基本的に敵味方問わず巻き込むため、戦場ではこのような広域攻撃を行う場合には、味方への被弾を避けるために事前に撤退させる必要があるが、サイバスターのサイフラッシュ、、ヴァルシオーネのサイコブラスター、フリーダムガンダムのハイマットフルバースト、ガンバスターのホーミングレーザーなどのように、敵味方を判別できるものもある。
スーパーロボット大戦用語として
『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION(OGシリーズ)』では「Mass Amplitude Preemptive-strike Weapon(大量広域先制攻撃兵器)」の略語として「MAP兵器」と呼ばれる。これはゲーム上のユニットが持つ武装のみならず、ICBMのような戦略兵器を含む概念である。
……どう考えても「まず用語ありき」の略称であり、実際に作中でも複数の登場人物から突っ込まれている。