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機動戦士ガンダム外伝THEBLUEDESTINYの編集履歴

2019-05-23 11:41:29 バージョン

機動戦士ガンダム外伝THEBLUEDESTINY

きどうせんしがんだむがいでんざぶるーでぃすてぃにー

機動戦士ガンダム外伝THEBLUEDESTINYとは、1996年から1997年にかけて発売されたセガサターンの一年戦争のガンダムゲーム作品。

概要

セガサターンの一人視点アクションゲーム。

OVAのようにストーリーを短期間で連続展開していくというコンセプトで展開された作品であり、「戦慄のブルー」「蒼を受け継ぐ者」「裁かれし者」の三部が発売された。

当時のガンダムゲームはアニメのストーリーを追体験する物が主流であり、新規のストーリーをゲームで展開する手法は「クロスディメンション0078」を経て本作で確立された物である。その方向性はのちに展開される「機動戦士ガンダム外伝」シリーズをはじめとするガンダムゲームにも受け継がれており、ガンダムゲームの雛形の一つとしてその名が知られている。


また、外伝作品として映像作品化はされていないものの、ノベライズ、コミカライズ、HGUCによるプラモ化、SS・PSソフトギレンの野望シリーズやPS3ソフト機動戦士ガンダムサイドストーリーズへの収録など各種メディアへの露出も多く、高い知名度を誇る。

なお、発売当時のタイトルは単に「機動戦士ガンダム外伝」であり、ザ・ブルー・ディスティニーの副題は後にノベライズなどで設けられたもの。


漫画版は高山瑞穂による講談社版、たいち庸によるKADOKAWA版の二種があり、前者は連載誌『覇王マガジン』の廃刊に伴い第2部で終了となっており、現在でも第3部は描かれていない(ただし「ギレンの野望」のアンソロジーで作者が本作の最終決戦を第三者の視点から見た話として描いている)。

ちなみに、ゲーム内ではユウが所属する実験部隊が「モルモット隊」の名称で呼ばれたことはなく、講談社版を執筆した高山瑞穂は、モルモット隊という名称の初出は、おそらく自分の作品だろうと述べている(高山いわく、連載当時は日本サンライズによるチェックもなく、かなり自由にやらせてもらっていたとのこと)。


小説版は皆川ゆかが執筆したものが2002年に講談社文庫から発売されている。

なお、小説版の冒頭は、ゲーム3巻の全てのステージで最高評価「S」を出した際に見ることができるマルチエンディングと同じシーンから始まるが、「アクシズから弾かれたギラ・ドーガの手を掴んだジェガンに乗っていたのがユウ」という設定は小説版独自のものである。


あらすじ

一年戦争末期、連邦にとって未知の兵器であったモビルスーツの運用を試験するための実験部隊「モルモット隊」に所属する主人公ユウ・カジマは、作戦中、敵味方の区別なく攻撃して回る謎の蒼いMSと交戦・停止させることに成功する。

ユウの出会った機体は試作型MS「ブルーディスティニー」シリーズの初号機であり、彼はその戦闘能力を買われ、機体のテストパイロットを務めることになった。

そこからユウは、機体に搭載された「EXAMシステム」をめぐる数奇な運命に巻き込まれていく…。

キャラクター

地球連邦

ユウ・カジマ

フィリップ・ヒューズ

サマナ・フュリス

モーリン・キタムラ

アルフ・カムラ

ロゴージン(小説版のみ)

マオ(小説版のみ)

パク(小説版のみ)

ジオン公国

ニムバス・シュターゼン

マリオン・ウェルチ

クルスト・モーゼス

ジル・ジグラ(KADOKAWA漫画版のみ)


メカニック

地球連邦

RX-79BD-1 ブルーディスティニー1号機

RX-79BD-3 ブルーディスティニー3号機

RGM-79G ジム・コマンド

RB-79 ボール

RX-75 ガンタンク

RX-77 ガンキャノン

RX-78 ガンダム

ジオン公国

MS-05 ザクⅠ

MS-06 ザクⅡ

MS-06K ザクキャノン

MS-06R 高機動型ザクⅡ

MS-07B グフ

MS-08TX[EXAM] イフリート改

MS-09 ドム

MS-14 ゲルググ

MSM-03C ハイゴッグ

MSM-07E ズゴックE

RX-79BD-2 ブルーディスティニー2号機


関連イラスト

BD-1 ブルーディステニーBLUE DESTINY


関連項目

機動戦士ガンダム 機動戦士ガンダム第08MS小隊

機動戦士ガンダムサイドストーリーズ

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