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ゴリラモンドフォームの編集履歴

2019-06-12 16:55:11 バージョン

ゴリラモンドフォーム

ごりらもんどふぉーむ

『仮面ライダービルド』に登場するフォームの一つ。

『ゴリラ!』『ダイヤモンド!』

『ベストマッチ!』

『Are you ready?』

戦兎「ビルドアップ!」

『輝きのデストロイヤー!』

『ゴリラモンド!』

『イエーイ!』


概要

仮面ライダービルドベストマッチフォームの一つ。本編初登場は第2話。

ビルドドライバーにゴリラとダイヤモンドのフルボトルを装填することで変身する。


ゴリラの怪力とダイヤモンドの硬度をもつパワーに特化した形態。



スペック

パンチ力25.9t(右腕)/15.8t(左腕)
キック力17.3t(右足)/16.5t(左足)
ジャンプ力ひと跳び32.5m
走力100mを8.4秒

容姿

ゴリラ

イメージカラーは茶色。

複眼はゴリラの頭部を模しており、左腕がアンテナ風になっている。また、この複眼にはゴリラの威圧感を敵に与えたり、聴覚などの感覚を強化する機能が組み込まれている。

右腕は巨大なナックル「サドンデストロイヤー」になっており、パンチの威力を2倍に引き上げる他、低確率だがパンチで敵を即死させる能力を持つ。また、ドラミングで敵を威嚇して追い払う事が出来るなど何も殺傷能力に特化したボディという訳ではない。強靭なボディ故に防御力にも優れる。足腰も非常に強化されており、必殺パンチを反動もなく扱えるのはこの能力に寄るところが大きいだろう。


ダイヤモンド

イメージカラーは水色。

複眼はダイヤモンドを模しており、反射した光エフェクトがアンテナ風になっている。その為か発光させて目眩ませに使用したり、ダイヤモンドが光を屈折させる特性を利用して幻影を作り出す能力を持っている。

左肩も1つのダイヤモンドの形をしており胸部や腕にも小さなダイヤが埋め込まれている。

周囲の物体などをダイヤモンドに変換できる。また、ダイヤモンドフルボトルを使って仮面ライダーローグがシールドを作り出したように、ゴリラモンドもシールドを作り出す事が出来る。

また、物理的ダメージを受けても傷つくことは無いとされるが、本来のダイヤモンドは衝撃には脆い。と言ってもゴリラが衝撃吸収を担当してくれているので衝撃対策はバッチリと思われる。


必殺技

  • ボルテックフィニッシュ

周囲の物体を変化させた大量のダイヤモンドで相手を拘束し、ゴリラの腕でライダーパンチを叩きこむ。

形成されたダイヤモンドをゴリラの腕で石つぶてのように飛ばし相手にぶつけるパターンもある。

ガンバライジングでは敵を巨大なダイヤモンドに閉じ込めて落下した相手をサドンデストロイヤーで粉砕するという技になっている。


ダイヤモンドはとても硬いことで有名だが瞬間的に力を加えられることには弱いらしく、後述の「敵などをダイヤモンドで拘束もしくはダイヤモンドに変換してからゴリラの腕で瞬間的に強力な力を叩き込む」必殺技は理にかなっていると言える。



  • ゴリラモンドブレイク

ガンバライジングでのバースト後のパンチの下位技。


  • ゴリラモンドパンチ

ガンバライジングでのパンチの下位技。


  • ゴリラモンドキック

ガンバライジングでのキックの下位技。


先行登場

通常攻撃で仮面ライダーゲンムレベル0を倒してしまった(檀黎斗神はライフを一つ消費してこの時点で残り3)。

ゲンムは右腕のパンチでゲームオーバーになっているので、サドンデストロイヤーの特殊機能が発動していた可能性がある。

(ちなみにこの時、ビルドは「えっ…もしかして死んじゃった…?」と言ったように、即死効果は予想外だった模様)

ラストシーンでフォームチェンジし、仮面ライダーパラドクスレベル99と対決。彼を変身解除に追い込み勝利している。


余談

前記の通り、パラドクスを圧倒したりゲンムのライフを削ったりと、なかなかの強さを持つフォーム……なのだが、ビルド本編では最初の第2話以降あまり大した活躍がない。

と言うよりは、ホークガトリングの飛行能力やニンニンコミックの分身能力など、後続フォームにお株を奪われている状態である。年末の大量フォームチェンジ回にも呼ばれていない。


変身者である戦兎自身が「敵も味方も死なせない」という強い思いを持っているため、サドンデストロイヤーの即死能力で相手を殺してしまいかねないゴリラモンドは扱いにくいのかもしれない(葛城は普通に変身しているが、彼はそちら方面で躊躇していない様子が度々描写されている)。

これを裏付けるように、後述の北都との戦争時、戦兎はダイヤモンドボトルもゴリラボトルも手元には置かず、別の場所で保管することを選んでいる(=東都の資材として大事なものだとは思っているが、自分が使おうとは思っていない)。

結局、第21話ではそんな戦兎の思いが崩れ去るほどの悲劇が起こってしまうのだが。


結局、両ボトルは保管場所を襲撃した猿渡一海に奪われてしまい、終盤に至るまでゴリラモンドフォームはほとんど使われていない状態である。

その一方、オープニング映像では合体ガーディアンを殴り倒す一瞬だけとは言え現在も登場し続けている(他のベストマッチやスパークリング、ラビラビタンタンは出なくなったのに)。


上述のような事情もあり、戦兎のフォームというよりは葛城巧のビルドを象徴するフォームという見方をしている視聴者も多い。

それを意識したのか、『仮面ライダー図鑑』の葛城巧の関連アイテムの項目ではゴリラフルボトルとダイヤモンドフルボトルが、ラビットフルボトルやタンクフルボトルよりも先に記載されている(父・葛城忍の場合は忍者フルボトルとコミックフルボトル)。


※ちなみに、ボトル単体としての出番はそこそこあり

などの形で活躍している。


モチーフの共通点は『強靭だが、意外と脆い物』。ダイヤモンドは世界一硬いとされる一方で衝撃にはとことん脆く、ゴリラは怪力を誇る割にはストレスに弱いデリケートな生き物なのである。金剛石(ダイヤモンドの別名)と剛力というように『剛』に関係したワードを連想しやすいというモチーフでもある。


ファンからの愛称は『ゴリモン』。デジモンでは無い。


関連タグ

仮面ライダービルド ビルド(仮面ライダー)

サゴーゾコンボ:同じくゴリラのモチーフが含まれている複合フォーム。

仮面ライダーウィザード:宝石繋がり。のちに魔法使いフルボトルとダイヤモンドフルボトルの組み合わせでウィザードフォームに変身することが判明した。



























以下、平成ジェネレーションズFINALを含む一部ネタバレのため閲覧注意











さて、本編と平成ジェネレーションズFINALのストーリーを擦り合わせて見ると、明らかに矛盾する描写が確認できるのは言うまでも無いだろう。


そう、数年前であるはずの葛城巧の変身時に、本編内で初めて変身能力を入手したはずのゴリラモンドフォームを使用しているのだ。


更に細かいことを言うと、声が葛城巧ではなく桐生戦兎(もっと言うと演者の犬飼氏)である点、戦兎が改造したと明言されているビルドドライバーのベストマッチ音声などが挙げられる。

※フルボトルに関しては浄化済みのフルボトルの成分をスマッシュへ投与できるのか、もしくは同一フルボトルの複数本製造が可能なのかが明らかでは無い以上はっきり矛盾とは言えない。声に関しても、次回作主人公の先行登場ということを考えれば当然と言えば当然だろう(平成ジェネレーションズFINALの映像でも物語後半のネタバレになってしまう)。ベストマッチ音声も同様だと思われるが、仮面ライダービルドガシャットには「ベストベストマッチ」という音声が搭載されている。葛城が「ベストマッチ」と発言した、あるいは製作者がどこかからその情報を見つけたのかもしれない。


スタッフの話によると、「上記の先行登場はすべて戦兎の見ていた夢である」と言うのが真相らしい。葛城ではなく戦兎の夢であるが故に、一部描写が戦兎にとって聞こえ慣れたものにすり替わってしまったのであろう。ゲンムのゲームオーバー、エグゼイドの成分採取など他の場面でも確認できることが実際に起こったのは間違いないだろうが。


葛城巧は本当にゴリラモンドフォームを使用したのか、「平ジェネFINAL」公開後も長らく謎のままであったが、後に本編の第34話にて「ブラッドスターク(エボルト)と対峙した葛城がゴリラモンドに変身しようとするも、スタークによってビルドドライバーが試作品の物とすり替えられており、試作品の不具合によりゴリラフルボトルの成分が消失してしまった」という事実が判明した(ダイヤモンドフルボトルの成分は消失していないが、理由は不明)。


これにより、「何故葛城はゴリラモンドフォームを使用できていたのか」という問いに対して「葛城と戦兎の使っていたゴリラフルボトルは別物だった(葛城の持っていた初代ゴリラボトル・第1話で成分を入手した2代目ゴリラボトル)」という一応の解答が示されたこととなった。


また、視聴者の間では「ゴリラハーフボディの即死効果を知った(もしくは確信した)のが対ゲンム戦の時だったのでは?」という意見もある(実際、即死効果があるかどうかを知るには試しに誰かが即死しなければならない)。


ゴリラハーフボディの即死効果を知っていたのであれば、葛城がエボルトを倒すためにゴリラモンドに変身しようとしていたのも、エボルトが本気を出す前にこの即死効果に全てを賭けようとしていたのかもしれない(ハザードトリガースクラッシュドライバーは使用出来ていたかもしれないが、自身が暴走したら誰も止められないという本末転倒な状態になりかねないため、ゴリラモンドの即死効果に賭けるしかなかったとも推測できる)。

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