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マミヤの編集履歴

2019-07-24 06:38:06 バージョン

マミヤ

まみや

マミヤとは、武論尊・原哲夫の漫画『北斗の拳』の登場人物。

CV:藤田淑子(テレビアニメ版、、北斗の拳 世紀末救世主伝説、北斗の拳 審判の双蒼星 拳豪列伝)

  進藤尚美北斗無双シリーズ)、

  堀江由衣DD北斗の拳(TVアニメ版))


概要

バットの兄弟たちの引き取り手となった村で戦士として闘う女性。

ユリア死亡後の実質的なヒロインである(後に彼女の存命が発覚するまでの間)。


その顔はケンシロウ恋人・ユリアと瓜二つであり、出会った際はケンシロウも驚きを隠せなかった。原作では黒髪だが、アニメや後発の作品では赤髪で描かれることが多い。


その容姿こそ美しい女性だが「すでに女を捨てた」と自負しており、村の新しい用心棒としてやってきたケンシロウに出会い頭に刃付きのヨーヨーで攻撃するなどしている。

しかし、気丈に振舞ってみせるも芯は優しい人物で、弟・コウが野盗によって処刑された際は、野盗に捕まった不覚を咎める発言をしつつ、人目のつかない場所で一人涙を流していた。


作中での活躍

ケンシロウたちとの出会い~レイの死

牙一族から村を守るための用心棒を募っていた際にケンシロウ、レイの二人と知り合う。女を捨て戦士として気丈に振る舞うもレイに服を切り裂かれ女を捨てきれていないことを咎められてしまうが、それでも村のリーダーという立場から死を恐れず牙大王たちとの戦いに参加する。人質に取られたレイの妹アイリを救い出すため、彼女の身代わりに人質になると取引を持ちかけ単身牙大王のもとに乗り込む。しかしそれは牙大王を倒すためのマミヤの作戦であり、アイリを取り戻したあと牙大王をヨーヨーで急襲するも失敗し捕らえられてしまう。それでも諦めず更に峨嵋刺で攻撃を仕掛けるが、牙大王の鋼鉄の肉体には全く通じずベアハッグで身体を締め付けられ敗北。アイリも再び捕らえられ結果的に状況を悪化させてしまった。両肩の関節を外され完全に行動不能となり、拘束されたのちアイリと共にナイフ投げの標的にされ弄ばれてしまう。牙大王の策略により闘うこととなったケンシロウやレイを止めるため、牙一族が所持していた槍に飛び込み自らの胸を刺して自害をはかるも牙大王に阻止される。それでも村を救ってほしいと涙ながら必死に訴え、それが功を奏したのかケンシロウとレイが密かに立てた作戦が成功し、牙一族を滅亡させることに成功した。以降、ケンシロウへの密かな情愛を抱き、彼の手助けをしようと本格的に協力することとなる。

彼の兄であるトキの居場所がカサンドラであることを突き止めるが、口封じのために現れたザコルたちに襲われてしまう。必死に応戦するも敵わず捕らえられて両腕を折られそうになったところをケンシロウとレイに救われるが、ケンシロウからは村に帰るように忠告される。それでもケンシロウの宿命やユリアを失った苦しみをすくいとってあげたいと、再び彼らの旅に同行する。


そしてトキが幽閉されるカサンドラにて彼を救出。その後トキもユリアを慕っていたことを語られ、ユリアにはかなわないと思いつつも、北斗七星のそばでひっそりと光る小さな星のようにケンシロウに寄り添うと告げる。しかしその直後シーカーに襲われ危機に陥る。峨嵋刺で応戦するもシーカーの棒術の前には敵わず危うく殺されかけるがケンシロウに再び救われる。拳王の部下との戦いを経て村が拳王軍に襲撃されていると知り、ケンシロウから遅れてトキと共に駆けつける。拳王ことラオウとの闘いで危機に陥ったトキを助けるため、無謀にもラオウに挑み反撃を受けるもののケンシロウに庇ってもらい事なきを得る。そのときマミヤを制止するレイから、実は彼女を慕っていた内情を知らされるが、このとき既にレイはラオウに秘孔・新血愁を突かれ3日後に死ぬ運命が待ち構えていた。その苦痛からレイを救うため薬の街「メディスンシティー」に訪れるも、そこはすでに狗法眼ガルフの手に落ちて無法地帯となっていた。彼の犬に襲われた際にガルフたちに発見され、自分を捕らえた部下を峨嵋刺と蹴りで倒し脱出しようとするも、すぐさまガルフの攻撃を受け、磔にされた後、棘付きの輪投げの標的にされるという拷問を受ける。その後危うく棘を敷いた床に串刺しにされそうになるところをケンシロウとレイに救出されるも、背中に彫られた「UD」の入れ墨から彼女の過去に付き纏うユダとの穢れた過去を知られてしまい、レイの純粋な愛を受け入れる事ができなくなってしまう。


その後レイとそれぞれに因縁のあるユダが現れ、彼女を人質にレイに無様で醜い死を与えようと目論む。しかしレイは、彼女の愛を受けられなくても、せめて彼女の命を繋ごうと奮戦し、結果ユダの策謀を覆し彼を撃破する。しかし、間もなくレイもその生命が尽きようとし、遺言として「女として生きろ」と諭されながら、死にゆく彼を見送った。


天帝編

以降、長らく出番がなかったが、天帝編において再登場。

レイの遺言に従ってか、女性らしいドレス姿で登場している。ケンシロウが連れていたアインの娘・アスカを預かると共に、拳王軍の没落後に勢力を拡大した天帝軍の脅威を伝えた。

アニメではレイの墓に封印してあったヨーヨーと峨嵋刺を手に取り帝都軍を迎え撃とうとするが、その直後アイリと共に帝都兵に襲われる。しかしケンシロウが救出に入ったため再び闘うことはなかった。


終盤では息絶えたアインを前に泣くのを耐えるアスカの気丈さに涙を流した。


辺境編(最終章)

その後、再び本編からフェードアウトするが、最終章である辺境編にて三度登場。

ケンシロウがカイオウとの闘いを終えた後、記憶を失ったリンとバットの結婚式に出席するが、偽りの愛に縛られるリンを不憫に思ったバットが再び彼女の記憶を消去し、本来彼女が愛したケンシロウのことを思い出させようと旅立った事実をケンシロウに伝える。かつて自身もケンシロウを慕っていた手前か、それでもリンを受け入れようとしない彼に厳しい論調で詰め寄る場面もあった。


その後、ボルゲに敗北し拷問を受けるバットを救おうと、自らも死を覚悟してボウガンを手に取り戦闘に乱入するがやはりボルゲには敵わず重傷を負ってしまう。残された手段としてバットをボウガンで射殺しせめてその苦痛から解放しようとする。


その直後、ケンシロウが2人を救出に現れ、同時にバットの叫びでその記憶を取り戻す。

ボルゲの撃破後、その致命的な傷から命が尽きようとするバットを見送り、彼の供養を請け負って旅立つケンシロウとリンを見送った。

(しかし、直ぐ様リンはバットのもとに戻り、バットもまた、ケンシロウの秘孔により存命であることが明らかになった)



戦闘スタイル

拳法こそ体得していないが、刃の仕込まれたヨーヨー蛾媚刺ボウガンを使用して闘う。蹴り技も扱うなどゴロツキ程度の連中なら引けを取らない実力を持つ。また、断崖絶壁を登り切ったり、驚異的な跳躍力を見せたりなど体術や身体能力にも優れているが、人間離れした巨体を持つ悪漢や人間業を超越した拳法家にはさすがにかなわず、たびたび危機に陥ることがあり、そのたびにケンシロウ、レイの両名に救われている。

ただしアニメ版では戦闘での活躍が追加されており、牙一族編やアミバ編では雑魚を相手に奮戦する姿が見られ、シーカー戦ではアニメオリジナルとして、病状に苦しむトキから敵を遠ざけるため囮となり、シーカーの部下が大量に登場した際もヨーヨーと蹴り技ですべて撃退している。


少なくとも原作中では数少ない女性の戦闘要員であり、同時に主要人物との関わりが深く登場期間も比較的長いこともあり、本作を題材とする各ゲーム作品では概ねプレイアブルキャラクターとして登場している。


人間関係

ユダ

マミヤの二十歳の誕生日に、彼女を誘拐した人物。その際に彼女の目の前で両親を殺している。

腕に「U・D」の刻印を刻まれ、心身共に傷つけられた彼女は、ユダの元から生還後、女である事を捨て、戦士として闘うことを決意する。

ちなみに後年、牙一族によって弟・コウを殺されているため、彼女は血縁者と全員死別していることになる。


レイ

作中、彼はマミヤに対し二度もセクハラを働いた。

一回目は大浴場でマミヤのバスタオルを無理矢理はぎ取った。

二回目は女を捨てたと強調するマミヤの衣服を人前で切り裂いてパンツを残し丸裸にした。

そのような行為を行った人物であると同時に、レイはマミヤを命を賭して愛した男でもある。ラオウによって新血愁を突かれ余命幾許もないにも関わらず、マミヤの死の暗示であるユダを倒し彼女の命を未来へ繋げた。

マミヤのケンシロウに対する想いに気付いており、彼女の愛を求めず、ただ彼女の記憶の中で生き続けることを選び散っていった。


ケンシロウ

マミヤが密かに想いを寄せていた人物。彼のためにマミヤは、彼の行く先へ同行したり、トキの居場所を付きとめたりと様々な行動をとるが、ケンシロウからは村に帰るように冷たくあしらわれてしまう。これは危険な旅先を案じたケンシロウの優しさであったが、それでも彼女はケンシロウの背中を追い続けた。


DD北斗の拳

漫画版

婦警として登場。正義感は強いが思い込みが激しすぎる面があり、事態を悪化させる傾向にある。レイとは次第に仲良くなっていったが、中々進展しない。ちなみにこちらではコウが生きており、何と結婚までしている(原作後半まで生きていたら~の年齢設定)。原作同様に彼を見捨てたが、治療が間に合ったと語られている。


TVアニメ第1期

「間宮マミヤ」なる名前で登場。声優はユリアと同じ堀江由衣女史。

一見ユリアによく似た美女だが実は50歳で、顔はものすごい厚化粧で誤魔化している。婚期を完全にオーバーランしてしまったことで異常に肉食系になっている。


ケンシロウたちが働くコンビニ「リュウリュウケン」を訪れるが、ユリアによく似たためにケンシロウから声をかけられる。彼女はそれを告白と受け取りケンシロウと無理矢理結婚しようとするが、直後に彼女のストーカーであるレイが介入し両者は何故か決闘するハメに。更にレイに恋い焦がれるオカマのユダまで現れ、彼女を泥棒猫と称して身投げさせようとリュウリュウケン傍のネオン塔から身投げさせようとするが、その移動中に化粧が剥がれ、トラウマレベルの素顔にユダが驚いたことで解放される。救出後、ケンシロウの秘孔により外見が25歳の頃まで若返り、元の美女の姿に戻った。


もともとレイの幼稚園時代の恩師であり、この時に園児同志のケンカに巻き込まれ全裸にひん剥かれたらしい。


TVアニメ第2期

センシティブな作品

内容自体が第1期とはまた別設定のパラレルとなっており、彼女も容姿と声は共通しているものの、その経歴は大幅に異なる。

本作では美人女子大生という無難な設定になり、世紀末高校に教育実習生としてケンシロウたちのクラスに赴任してくる。名前の漢字表記は「間宮真実矢(読みは第1期と同じ)」。よく「マミッチング」と口にし、複雑なポーズを決める。


まさに「青春」を体現するような明るく元気な性格であり、その美貌もあってケンシロウ・トキラオウ・ツッコミ役のバットですらも彼女にメロメロとなり、クラス全員がこれまでになくハツラツとして授業にのぞむようになる。同時に事あるごとに暑さを訴え次々に衣服を脱ぎ捨て、その都度男子生徒たちを興奮させていたが、あと一枚というところでリュウケン校長の寒いダジャレのせいで逆に厚着を着込んでしまい、校長はケンシロウたちにタコ殴りにされた。


関連タグ

北斗の拳 女戦士 ヒロイン

レイ(北斗の拳) レイマミ

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