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怪魔ロボット

かいまろぼっと

怪魔ロボットとは、特撮番組『仮面ライダーBLACK RX』に登場するクライシス帝国の地球攻撃兵団の一角を担う戦闘アンドロイド部隊の総称である。

概要

クライシス地球攻撃兵団四大幹部の1人、機甲隊長ガテゾーン率いる怪魔ロボット大隊に所属する戦闘ロボット達の総称。

これは非公式(あくまで推測程度)であるが、完全な機械系の怪人は『仮面ライダースーパー1』に登場したジンドグマに続いて二代目となる。また、公式の設定では怪魔ロボットがライダー怪人の中で初めて素体を持たない完全な機械ベースの怪人だとされている。怪魔ロボットの名に恥じない重厚感のある無骨なフォルムをした者が多く、正に鋼鉄の兵器とも呼べる存在である。しかし、あくまでも彼らは戦闘兵器のカテゴリーに属するため、機械生命体とは異なる点に注意されたし。

部隊長ガテゾーンやジャーク将軍の補佐(?)を務めている官房長ロボット・チャックラムも厳密にはこのカテゴリーに所属する。肩書は最強怪人となっているが、厳密にはグランザイラスもこのカテゴリーに入る。

彼らは怪魔界の超科学力で製作され、優れたAI(人工知能)を持ち、人間並みの知能を持つ自我を持ったアンドロイドであり、その余りにも優れたAIの為にスクライドの様にクライシス皇帝に反抗的な態度を取り続けて好き勝手やり過ぎた為に粛清された者も存在する。

また、怪魔界の優れた超科学の粋を集めて製作されただけあり、並みの攻撃ではビクともしない堅牢なボディと恐るべき火力&パワーを有する者が多いため、RXがパワーアップを果たした後も苦戦(?)させる事が多い。

これらの設定から『超人機メタルダー』の機甲軍団戦闘ロボット軍団を連想させるが、彼らのように主人公との接触により改心し味方側に寝返った個体は存在せず、そういう風にプログラミングされているのか、前述のスクライド以外に下剋上や反乱を起こす者は現れなかった。

なお、怪魔ロボットは作戦や状況に応じて新型機が製作され、その都度最強の○○とか、ガテゾーンが「此奴はすごいぜ‼」だの「RXでも勝てない」だのと自信満々に豪語するパターンが結構多いのだが、いざ蓋を開けてみると…(お察しください)。

ちなみに他の3部隊の怪魔戦士達のように名前に統一された法則性は全くなく、それぞれが持ち合わせている特性や外見などに由来したネーミングが多い。

怪魔ロボット一覧

名前担当声優登場話数
キューブリカン岸野一彦(人間体は高橋利道)第2話
ガンガディン西尾徳第4話
スクライド森篤夫第11話
デスガロン森篤夫第14話~第15話
ネックスティッカー西尾徳第16話
トリプロン岸野一彦第15話~第17話
クロイゼル新井一典第19話
メタヘビー二又一成第30話、第45話
エレギトロン岸野一彦第31話、第45話
シュライジン岸野一彦(人間体は高橋利道)第34話
スピングレー森篤夫第39話
ヘルガデム桑原たけし第43話
チャックラム森篤夫第1話~第47話

リマジネーション世界に登場する個体

シュバリアン稲田徹仮面ライダーディケイド第26話~第27話

関連項目

仮面ライダーBLACKRX 怪魔戦士 クライシス帝国 ガテゾーン チャックラム

その他

戦闘ロボット軍団-『超人機メタルダー』に登場。モチーフや性質など共通点が多い。

機甲軍団-上記に同じ。

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