「怪魔ロボットスピングレー!南光太郎、この洞窟を貴様の墓場にしてやる!!」
概要
CV:森篤夫
クライシス帝国が侵略作戦用に設けたVRシューティングゲームの景品のミニ4WDに化けていた怪魔ロボット。
製作者のガテゾーン同様ボスガンが抜け駆けを目論んで作った「怪魔銃」共々投入される。VRシューティングゲームで優秀な成績を挙げた少年達を洗脳してスナイパーに仕立て上げ、RXとその仲間達に差し向ける、マリバロン立案の「スペシャルプラトーン計画」の支援が任務。
ミニ4WDが直立したような姿をしており、コックピット状の腹部のカバーの内部にはバルカン砲を内蔵し、カッターのような刃のついたホイールを投擲したり、頭頂部のバンパーのローラーからは破壊光線を撃つなど武器も豊富。光線はバリアーとして展開することも可能で、これによってRXのパンチをも跳ね返すことができる。
響子の放った水流により少年達の洗脳が解かれたため自身がRXとの直接対決に臨むが、バイオライダーの液状化能力によって光線を躱され、バイオアタックを喰らってダメージを受けたところを、間髪入れずにリボルクラッシュを受け爆散した。
余談
冒頭のミニ4WD大会に登場していた玩具は厳密にはミニ四駆ではなく、バンダイがミニ四駆に対抗して製作していた「ハイパーレーサー4WD」という類似品である。
ミニ四駆がタイアップしていたコロコロコミックのライバルである、コミックボンボンとタイアップしていた。
『機動戦士ガンダム』『天空戦記シュラト』とのタイアップ玩具が発売されていたほか、1996年に今度は『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』人気に便乗して食玩としてちょっとだけ復活した際には特撮とのタイアップも行われており、『激走戦隊カーレンジャー』のレッドビークル、サイレンダー、ペガサスサンダー、ドラゴンクルーザー、『ウルトラマンティガ』のシャーロックとデ・ラ・ムが発売された。
作中で茂が使っていたライドロンは撮影用に作られた一点もの。現在は製作者である國米修市氏が所有しており、まだしっかり動くんだとか。
この怪人の存在はタミヤも認知しているようで、2022年にYouTubeの東映公式チャンネルでこの回が放送された時、公式Twitterでコメントしていた。