西暦1989年とは、日本の昭和64年及び平成元年のことで、干支は巳年。
日本は昭和から平成へ移り、冷戦時の世界では東欧革命や天安門事件など世界史的にも歴史的事件が集中する時代の大きな区切りの年となった。
主な出来事
- 元号を平成に改元。元号法による初の改元となった（1月8日）
- ソ連軍がアフガニスタンからの撤退を開始（2月2日）
- 昭和天皇の大喪の礼（2月24日）
- 消費税創設（4月1日）
- 天安門事件（6月4日）
- 平成新局第1号となるテレビユー山形と熊本朝日放送が放送開始（10月1日）
- 東ドイツが出国自由化を発表、ベルリンの壁事実上崩壊（11月9日）
- チェコスロバキアの共産党政権が崩壊（11月24日）
- マルタ米ソ首脳会談、冷戦終結を宣言（12月3日）
- ルーマニア、チャウシェスク政権が崩壊（12月22日）
- 東証大納会で日経平均株価38,915円87銭（史上最高）記録。バブル景気の頂点（12月29日）
この年の主な物故者
昭和天皇（1月7日）
手塚治虫（2月9日）
