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哪吒の編集履歴2019/11/14 01:35:29 版
編集者:メゾピアノ
編集内容:記事名通りに表示

身分のある父を持つ事から哪吒太子とも呼ばれる。

読み方は「ナタ」のほか「ナージャ」や「ナーザ」とする事もある。

なお過去に日本では安能務の小説から「ナタク」という誤読が広まった事があり、その影響で派生キャラクターの中にはナタクと読ませているものも多い。

概要

CV:宮田幸季仙界伝・封神演義) / 古川慎覇穹封神演義

崑崙山の道士での化身である宝貝人間

陳塘関の李靖の妻、殷氏の死産した三男(3年間子宮の中で眠り続け、生まれることもないまま肉塊に成り果てていた)に太乙真人が宝貝人間を作る宝貝「霊珠」を授けそこから生まれた。そのため、生まれながらにして宝貝を持っていた。

原作小説では良くも悪くも子供じみた性格だったものの、こちらでは全く感情を持たないまま育ち、霊獣王(東海竜王)の息子を殺した罰を償うため自らの脳を乾坤圏で潰して自害。肉体は死亡したが、コアユニットである霊珠は生きており、太乙の手で回収され蓮の花の化身として再生する。

その後、自分を気味悪がって処分しようとした父にあたる李靖を恨み追いまわしていた。(哪吒いわく、李靖に対して一番腹が立ったのは上記の自害の後、哪吒が本当に死んだと思った殷氏が綺麗に作ってくれた墓を李靖にぶち壊され、その墓に遺体と一緒に収められていた本体の霊珠を川に捨てられたときのことだという。李靖の言い分としては「いくら自害して落とし前をつけたとはいえ、立派な墓なんか立ててたら『ウチの子殺したクソガキの墓をこんな立派に作るとはどういう了見だコラ』と東海竜王に因縁をつけられると思ったから」とのことだが、それでも話を聞いた太公望にはドン引きされていた)

そして逃げ回る李靖に助けを求められた太公望に出会い、「本当は父を殺そうなどと思っていない」と本心を見透かした太公望に敗れ、太乙に捕獲された。

その後、武成王・黄飛虎造反に伴い下山、太公望一派の仲間となる。

強い敵を感じると真っ先に向かっていく戦闘狂的な性格。

作中では一応の生みの親である太乙真人から宝貝や本体自身の改造、修理を施され、強化されていくロボットのような扱いを受ける。基本的に仲間に対しても無愛想だが、母親の殷氏と母をなくした境遇を持つ黄天祥(アニメでは殷郊殷洪兄弟にも)には心を開いている。

生まれたときから3つの宝貝(乾坤圏、風火輪、混天綾)を身に纏っていて、更に金磚、火尖槍、九竜神火罩Ⅱも追加。最終的にはスーパー宝貝・金蛟剪を内蔵し、黄金の竜を召喚するほどまでにパワーアップする。本体が宝貝であるため、太極図の宝貝無効化能力の前では停止してしまう。

アニメ『仙界伝・封神演義』では多少表情豊かになっており、天然ボケをかましたり、雷震子のボケにツッコミを入れたりと、雷震子とは良きケンカ友達になっている。また、意外とギャンブル運が強い。その勝った賞金は全額母に譲るという孝行(?)息子。好き嫌いはないが「レンコンは食わん」とか。(ドラマCDより。)

兄に金吒木吒が居る。

因みに『なたく』という読みは安能版の影響であり、本来の読みは『なた』である。

宝貝

霊珠(れいじゅ)

哪吒の核となっている宝貝。陰陽太極図に似ている。たとえ肉体が破壊されても意識はこの中で生き続ける。最初は胸に埋まっていたが、趙公明の部下・呂岳馬元コンビとの戦いで位置がバレてしまったため後にに移し替えられた。

なお、同じく霊珠を核とする宝貝人間・馬元や漫画後日談をゲーム化した「仙界伝弐」での哪吒自身にもみられた事だが、霊珠により宝貝人間として生まれたものでも、そこから長く生きていくうちに、霊珠内部に作り物ではない本物の魂魄が育っていく。

乾坤圏(けんこんけん)

銅製のガントレット型腕輪。これを相手に射出し打撃を与える。をも崩す威力を持ち、哪吒が最も愛用する宝貝。

風火輪(ふうかりん)

両足の下に着ける環状の宝貝、飛翔することができる。太公望曰く、二つと無い貴重品とのこと。

混天綾(こんてんりょう)

液体に振動を与え、液体中のものに打撃を与える。液体をある程度操作することができる。

金磚(きんせん)

肩に装着するビーム砲。広範囲に拡散ビームを撃てる。大乙真人から最初に渡された初期型は一門のみで、酸素ボンベ状のビーム・バズーカという風情だったが、魔家四将との戦いの後に改修され、両肩の肩当てに一門ずつ(計二門)取り付けられた、ボール状のビーム散弾発射ポッドとなった。発射される光の弾丸も一発一発が大粒になり、光のタイルの雨とでも呼ぶような弾体となっている。

※なお、金磚の「磚」とは中華式のレンガやタイルのことを指しており、封神の原典小説版および安能版でも金磚は「金色に輝く四角形の石版を飛ばしてぶつける宝貝」という形なので、そのネタをこの改造バージョンに活かしたものと思われる。

火尖鎗(かせんそう)

状の宝貝、攻撃範囲は狭いが攻撃力は非常に高い。元々は特大のチャッカマンみたいな形状で、穂先(発射口?)から熱線を放って敵を貫く射撃兵装だったが、仙人界での修行で長兄の金吒・次兄の木吒と戦う際、二人の得意な接近戦に持ち込まれてうまく戦えないことに気づき、太乙に改修を要請。音叉を巨大にしたような形状の、普通に近接戦闘にも使える二又の槍となった。この改造された火尖鎗は穂先の伸縮が自在で、貫いた相手に穂先から高熱を流し込んで焼き尽くすことができるようになっている。

九竜神火罩Ⅱ(きゅうりゅうしんかとう・ツー)

捕獲用宝貝。通常は手のひらサイズの円筒形の二個一対のお椀(哪吒のⅡは、形状はステンレス水筒のフタみたいな形)だが、射出されると瞬時に巨大化し、相手を上下ないし左右から挟み込み、合わさって閉じ込める捕獲カプセルと化す。硬度はスーパー宝貝や怠惰スーツを除けば仙人界で最も硬いとされており、その強度を活かし外界が危険になった際のシェルターとして使用できる。また、敵を閉じ込める際のオプションとして、合わさって閉じていく際にカプセル内側に向けて電磁波を発生させ、相手を閉じ込めながら焼き殺すという安能務の原作小説版さながらの封殺機能もついている。

金蛟剪(きんこうせん)

スーパー宝貝の一つ。宝貝を参照。

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