基礎データ
全国図鑑 | No.575 |
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イッシュ図鑑第1版 | No.081 |
イッシュ図鑑第2版 | No.137 |
英語名 | Gothorita |
ぶんるい | あやつりポケモン |
タイプ | エスパー |
高さ | 0.7m |
重さ | 18.0kg |
とくせい | おみとおし / かちき(第6世代~) / かげふみ(隠れ特性) |
進化
ゴチム → ゴチミル(Lv.32) → ゴチルゼル(Lv.41)
概要
ゴチムの進化形。初登場は同じく第5世代(BW)。
頭身が上がり、髪(?)も伸びてツインテール状になった。ラルトス→キルリアの前例を踏襲するように、こちらもミニスカート状の構造を持ち非常に女性的な風貌となっている。
でもやっぱり♂もいる。
唯一違うのは分岐進化の有無である。
キルリアは普通にレベル30になればサーナイトに進化するが♂のキルリアにめざめいしを使う事でエルレイドへも進化できるがゴチミルには第7世代現在で分岐進化はない。
特徴的だった目付きは一転して半眼となり、それに伴い分類名が「あやつりポケモン」という、より怪しげな肩書きに変わっている。名前はゴチ「ミル」と言ってるのに。一方、特性に変化はない。
イッシュポケモンの例に漏れずこの系統も進化が遅く、ラルトスがサーナイトになってもまだゴチムのままという有様である。(キルリアからサーナイトはレベル30で進化なので同じレベル30であればこのような事態となる。)その分ステータスはキルリアよりも高く、「しんかのきせき」の効果を役立てられる程度には強くなっている。
『ブラック』と『ホワイト』で語られる生態がまるで異なっており、『ブラック』では催眠術で他人を操るという分類名を裏切らないもの、『ホワイト』では星明りを原動力に石を浮かべて星の配置を記すという占星術師じみたものとなっている。
星明りが 輝く 夜に 寝ている こどもたちを 操って 遊ぶ 話が 多く 残る。(原文ママ)
という、ロリーパーの後継者みたいな事になった。もう少しマシな組み合わせ方は無かったのだろうか・・・
しかも、それでいて技としての「さいみんじゅつ」は使えない。何なんだアンタら。
こうした特徴が互いに相殺し合ったのか、キルリアほどの注目は集めずにいたゴチミルであったが、『BW2』にて攻略本の販促キャンペーンに抜擢された事で流れが変わる。
購入者のみに隠れ特性(夢特性)として強力な「かげふみ」を持った個体をゲットする権利が与えられたのである。
このゴチミルは♂固定で、当然の事ながら1体限りの存在とされたため、趣味的な方面でも「男の娘」や「ヤンホモ」といった属性の考察が進められるようになった。ゲーフリェ・・・
また、外伝の『ポケモン+ノブナガの野望』ではガラシャのベストパートナーに指定され、催眠術設定を活かした「さいみんオーラ(一定の確率で自動的に敵をねむり状態にする)」等、本編とはまた異なる強力な特性も得て活躍した。
第6世代では、特性周りの設定見直しによって「かげふみ」が一般化し、技の遺伝も可能になったほか、新たに「かちき」を得てアタッカーとしての役割も強化している。
進化先やタイプを増やしていったキルリアに比べると派手さは薄れるが、着々と存在感を増しているポケモンと言えよう。
第8世代の図鑑説明では『制裁の魔女』というまどマギじみた異名を戴く事になったが、それでもやっぱりオスはいるのである。まあ、魔女狩りの魔女は男性も対象に入っていたりしたので問題はない…はず。
関連イラスト
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ブーピッグ:分類が同じ「あやつりポケモン」
ダブラン:本来対になる立場のポケモン。