カスミ(プリコネ)
かすみ
人物
頭脳明晰で推理が趣味の獣人族の女の子。
探偵を生業としており「~たまえ」「~なのだよ」といった口調で話す。
ランドソルにはびこる謎の存在『シャドウ』の調査を主としている。
シャドウ調査の一環で主人公を助手として迎い入れ、それ以来彼のことを「助手くん」として接している。
本能に従った行動が多い獣人の中では比較的冷静な頭脳派であるが、ロード画面の1コマ漫画では【自警団(カォン)】の仕事をほっぽって推理しに行くなど、本能に従う点で言えば獣人っぽさがあるといえる。
モチーフとなっている動物は、警察犬としても知られているドーベルマン。
彼女のキリッと立った獣耳から想像がつくほか、リリース1.5周年記念の開発メンバーによる寄せ書きにはドーベルマンについて言及しているイラストがある。
ちなみに実際のドーベルマンの立ち耳は自然なものではなく、生後数ヶ月以内に「断耳」というものを行うことであの見た目になっている。
自警団の中でメインストーリーにはあまり絡んでこないが、ルナの塔の初回のストーリーではマコト・ユイとともに行動している。
ちなみに当時の時点だとカスミはまだプレイアブルキャラとしては未実装だった。
キャラストーリー5話にて、自身と同じ姿の『シャドウ』を見つけ捕獲、このシャドウに「キーリ」と名付け、監房内にて世話をすることになった。
通常ならすぐに消えてしまうシャドウとしては例外的に長く存在を保ち、カスミもキーリと接するうちに親しみの感情を抱くようになったが、やがて…。
また、キーリの具現化には「あちら」の世界における、とある存在が関わってる模様。
イベント『王都の名探偵 嘆きの追跡者(ストーカー)』ではマコト・アユミと共にメインキャラクターに抜擢された。そのイベントと同時にカスミが実装されピックアップガチャが開催、エンディングテーマも担当するなど同イベントの主役的ポジションである。
一方、自警団がメインとなるイベント『真夏のマホマホ王国 波打ち際のソウルサマー!』には参加しておらず、水着のイラストはカオリ(サマー)の★3イラストに描かれてるのみとなっている。
イベント『魔法少女二人はミスティ&ピュアリー』では再びイベントのメインキャラとして抜擢。
異世界からやってきた魔法生物「モーラ」に魔法少女としての才能を見いだされ、魔法少女「ミスティ★カスミ」に変身した。
変身時の決め台詞は
ミスティ、セオリー、トゥルーリィ!マジカルリボン、スパイラル! |
魔法探偵ミスティ★カスミ 魔法の力で捜査開始! |
である。
最初は魔法少女やそれの変身に対して恥ずかしがっていたが、ハツネたちの手助けをきっかけに魔法少女としての活動を全うするようになり、ピュアリー★シオリと共にランドソルに迫る危機を救った。
スキル
通常
ユニオンバースト | クリミナルプリズン | 魔防特大ダウン+TP上昇小ダウンのフィールド展開+行動速度小ダウン |
---|---|---|
スキル | ルートオブバインド | 範囲の敵に魔法小ダメージ+束縛 |
ルートオブバインド+ | ↑に加え範囲内の敵の数だけ束縛時間が増加 | |
ミスリードバレット | 敵単体に魔法小ダメージ+混乱 | |
EXスキル | ディテクティブマインド | 魔法防御力中アップ |
ディテクティブマインド+ | 魔法防御力大アップ |
マジカル
ユニオンバースト | ミスティックプリズム | 敵全体に魔法中ダメージ+TPを小ダウン |
---|---|---|
スキル | マジカルハレーション | 最もTPが多い敵のTPを中ダウン(最大の敵は除く) |
ミスティラッピング | 一番遠い敵を中心に魔法小ダメージ+束縛 | |
EXスキル | マジカルディテクティブ | 物理防御力中アップ |
マジカルディテクティブ+ | 物理防御力大アップ |
キャラステータス
通常
【魔法】
後衛で、相手の行動妨害に特化した名探偵。
束縛や混乱を付与するスキルで相手の行動を妨害し、
魔法防御力ダウンのフィールドを展開して王手をかける。
ユニオンバーストの魔法防御ダウンが非常に強力であり、実装キャラの中でも魔法防御ダウンのデバフ量はピカ一と言っても過言ではない。ほとんどの相手の魔法防御を0にできる。
イリヤ、★6キャル、ネネカなどの強力な範囲魔法の使い手と組ませると、凄まじい総ダメージを叩き出せる。アリーナ防衛におけるミヤコ+クウカのタッグもその組み合わせで突破可能。
変わった使い道として、アリーナで相手イリヤの自傷ダメージを増やして自滅を誘うことができる。
ルートオブバインドは行動の出が非常に速いため、敵の1ターン目のスキルを妨害することが可能である。クウカの挑発、ツムギの引き寄せなどを潰せるので前衛やタマキの攻撃を通しやすくなる。
2019年7月31日に実装された専用装備「ディテクティブルーペ」を装備させると、範囲内の敵の数に応じて束縛時間が増加する効果が追加されるため、アリーナで更に活躍させやすくなった。
その他、後衛キャラの中でも比較的物理防御と魔法防御が高いため打たれ強い。それを生かしたカスミ先頭の魔法パーティも存在するほどである。
このように主にアリーナ向けのキャラとしてこれまでは活躍してきたが、プリコネR史上規格外の火力を持つ正月キャルが実装された2020年1月のクランバトルでは、彼女のサポートとしてクランバトルでも活躍するようになる。
カスミはUBによる高い数値の魔法防御デバフを持つため、正月キャル特化パーティの防御デバフ枠を1人で埋めれるキャラして採用されるようになった。
実装時はプラチナガチャ以外の入手方法がなかったが、後にメモリーピースがハードモード25-3に追加された。ただし2019年9月時点ではかなり終盤の位置であり、攻略難度は高い。
マジカル
【魔法】
後衛の妨害に特化した能力を持つ魔法探偵。
相手のTPを大きく減少させるスキルや、遠くの敵を束縛するスキルを操り、相手の連携を大きく乱す。
イベント『魔法少女二人はミスティ&ピュアリー』に合わせて登場した、マジカルバージョンである魔法少女姿のカスミ。劇中では「ミスティ★カスミ」として活躍している。
別衣装バージョンだが恒常キャラのパターンである。
スキル説明文を見て分かる通り敵のTP妨害を得意としている。
TPを減少させるマジカルハレーションはLv157時点で-386(TPは最大1000なので1/3以上の減少)と、一見すると凄いのかどうか分からない。プリコネRの戦闘では1回行動するごとにTPが溜まるので、それを基準にするとこの減少量は行動数約4回分に相当する。つまり相手のユニオンバースト発動を4ターン遅らせるスキルであると言える。TPは被弾でも増加するので、敵の集中攻撃を受けるタンク相手だとあまり効果が感じられないが、そうではない後列のキャラに対してはかなりの損害を与えることができる。支援行動ではTPは回復しないので、合間にバフや状態異常付与などが入るキャラが相手だと被害はもっと大きくなる。
ミスティラッピングは通常カスミの束縛と同様に、相手の1ターン目の行動を潰すことができる。ただし発動が若干遅めなので、潰せる行動は通常カスミよりも限られる。1ターン目の全体TP支援が強烈な水着サレンあたりが狙い目か。
また素の魔防が高めでEXスキルが物防アップであるため物魔どちらに対しても強く、★6リノのコロナレインも互いのバフデバフの有無にもよるが耐えることがある。
以上の性質から、ユカリや水着サレンのTP支援を利用した開幕ユニオンバーストへの対策として大変優秀であり、特に★6リノのコロナレイン一発で勝負を決める「リノ砲」に対してはこれ以上ないほど強力なメタとして働く。
そのほか、TP吸収・減少を得意とするイオとの相性が非常に良く、二人で延々とTP妨害し続けるコンボがアリーナの攻め・防衛双方で猛威を振るっている。
天敵はリマで、初期位置の画面外が最後尾と認識されているためか1ターン目の束縛がリマ一匹に吸われ(束縛が発動する位置とタイミングも少しおかしくなる)、最初の行動が無駄撃ちとなってしまう。また挑発持ちのタンクも苦手。