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最上魁星の編集履歴2020/07/20 18:01:36 版
編集者:宝生タケル
編集内容:戦兎は救済などしておらず、Aの世界を破壊して自分と万丈だけBの世界に逃げただけ。

演:大槻ケンヂ

「ビルドの世界」の最上魁星

「2つの世界は消滅する!だが、私は違う…」

スカイウォールが存在する世界の最上。性格は冷静で物静か。黒い装束に身を纏い、身体の左半分が完全に機械に置換されたサイボーグのような姿をしている。

カイザーシステムによるネビュラスチームガンを使って、左半身に青い装甲を持つ怪人・レフトカイザーに変身する。

過去

かつては東都先端物質学研究所の科学者であり、葛城巧の上司だった。

ネビュラガスを研究する中でガスに含まれていたバグスターウイルスを発見、平行世界の存在を確信する。

その後は平行世界の研究に没頭し、ついには新型ウイルスを動力源とする平行世界移動装置「エニグマを開発しようとしていた。

しかし東都政府から予算が下りなかったため、招聘された難波重工に籍を移し葛城を助手に「エニグマ」を開発した。

その中でネビュラガスとバグスターウイルスによる生体兵器「カイザーシステム」を考案している。

しかしその真の目的は「エニグマ」を平行世界「合体」装置として完成させ、2つの平行世界を衝突・消滅させる一方で、平行世界のもう一人の自分と融合不老不死の力を得ることであった。その目的を知った葛城ともみ合いになる内に「エニグマ」に接触してしまい左半身を失う重症を負ったため、葛城に強い憎しみを抱いている。

また、平行世界への移動実験の中で計画の妨げとなるエグゼイドのムテキの力の存在を知り、無力化するためゲーマドライバーを使用不能にする機能を「エニグマ」に組み込んでいた。しかしその企みは葛城に察知されており、葛城がビルドとしてエグゼイドの成分をフルボトルに吸収し守っていたことでその力に手を出せなくなった。

「エグゼイドの世界」の最上魁星

「ファンキータァァァイム‼︎」

顔の右半分にヒビのような傷があり、前髪を右側だけ伸ばして隠している。

「ビルドの世界」の彼とは対照的に、陽気な性格でエキセントリックな言動が目立つ。

口癖は「ファンキー」。やたらと右手を回す癖がある。

財団Xの幹部であり、財団のシンボルカラーである白い装束の祈祷師のような衣装と帽子を身に纏っている。

彼もまたカイザーシステムによって、右半身に赤い装甲を持つ怪人・ライトカイザー(カイザーリバース)へと変身する。

財団の技術で独自に「エニグマ」を開発しただけでなく、複製したオーメダルからダミーのグリードを、インガ・ブリンクが使用していたものと同型のゾディアーツスイッチからダミーのゾディアーツホロスコープスを生成した。また、財団専用のガーディアンXガーディアンを大量に使役している。

ネビュラスチームガンにガーディアン、エニグマなど「ビルドの世界」の彼が持つ知識や技術に精通している節があり、ビルドの世界で最上が半身を失った事故によりエグゼイドの世界に生まれた分身とも考えられる。

こちらの世界の「エニグマ」は如月弦太朗の母校である天ノ川学園高校の敷地内に密かに設置されており、学園上空の「ザ・ホール」から降り注ぐコズミックエナジーをエネルギー源として利用しようと企んでいた。

平行世界の帝王

「エニグマ」の起動により2つの世界が衝突しかける中、2人の最上はカイザーシステムで融合、カイザーの最終形態バイカイザーへと変貌を遂げた。これにより、不老不死の存在となったはずだが…?

余談

演者の大槻ケンヂがグループ「筋肉少女帯」で歌う楽曲に「エニグマ」がある。

名は映画に登場する「エニグマ」が由来。

エグゼイドの世界の最上は右目にヒビのマークが入っているが、これは大槻のトレードマーク(大槻は左目)。

また彼の野望は図らずも本編の黒幕の計画をとことん邪魔しており、当時まだ力を取り戻していなかった黒幕にとって大ピンチだったとも言える。わざわざ自分からビルドの世界に飛ばされてきたパラドに接触したり、石動惣一として険悪な関係になっていた戦兎にもこの事件におけるヒントを仄めかしたりしたのも、この件についての彼の危機感の表れだったのかもしれない。

更に彼が平行世界の存在を証明したことでビルド終盤の「平行世界の存在を前提とする計画」に間接的に寄与していることになる。

関連タグ

仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL

仮面ライダービルド 仮面ライダーエグゼイド

マッドサイエンティスト

平行世界

仮面ライダーディケイド『平行世界同士が引き合ってぶつかり、双方とも消滅する』という、かつてディケイドの存在そのものが引き起こしてしまった異常事態を、(平行世界の自分という協力者こそあれ)自前の科学力のみで、それも自発的に引き起こしているという点で、最上のやった事の凄まじさは特筆に価するといえる。

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