概要
青眼の白龍とは社長の嫁である。
テキスト
通常モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。
どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。
解説
そして、遊戯王OCG発売から20年以上経った今なお最大の攻撃力を持つ通常モンスターでもある。
このカードの「攻撃力3000」という数値はシリーズの最強カードやライバルのエースカードの基準数値となっている。
初期では召喚に一切のコストがかからなかったため、名実共に最強のモンスターであった。
その後生け贄(リリース)ルールが制定されて以後不遇な時代も経験したが、現在ではドラゴン族及び通常モンスターへのサポートカード、更に直接このカードを指定しての優秀なサポートが登場してきたため、ドラゴンデッキの主力級としてかつての威光を取り戻しつつある。
戦術
現在のカードプールではドラゴン・目覚めの旋律→トレード・インとデッキを回転させ蘇生カードにつなげていく構築が主流。
高等儀式術でデッキから墓地に送る構築も。
灰流うららに弱いのが弱点とされている。
歴史
2013年6月15日にはこのカードをメインとしたストラクチャーデッキ「青眼龍轟臨」が発売。
新たな青眼のサポートカードが追加され、死者蘇生など再録枠も充実。更に商品CMには海馬瀬人役の津田健次郎が出演し、DM時代を凌ぐ凄まじいテンションを見せてくれる。
「竜の霊廟」もここで登場。
当時は青き眼の乙女も強かった。
シャイニング・ビクトリーズで「太古の白石」と「青き眼の賢士」が登場。
時を同じくして青眼の亜白龍と「復活の福音」およびブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴンも登場。
この時期は環境にも入った。
その後も順調に関連カードを増やし続けている。
原作・アニメでの活躍
初出は「遊☆戯☆王」第9話『牙を持つカード』。
武藤遊戯の祖父・双六が友人(アニメDMだとホプキンス教授と紹介されており、孫も登場)からの贈り物として所有していたのが初登場。
それを見た海馬瀬人がアタッシュケース一杯のカードとトレードを申し込むも、あっさりと断られてしまう。その理由は『単に珍しいものだからではなく、アメリカに住んでいた頃の親友から譲り受けた【想い出が詰まった宝物】を簡単に手放せるわけがないだろう? それに、本当に大切なものには魂が宿るんじゃ。 海馬君も、このトランクいっぱいに詰まっているカードを一枚一枚大切にしてあげてほしい』と告げると
その場は大人しく引き下がったのだが……
原作だと、遊戯が無理を言って双六から借りて学校に持ってきたところを、カタログからコピーした本物そっくりの偽物とすり替える形で盗み出した。しかし、遊戯にはあっさり見破られ、放課後にそのことを問い詰められるも、「友達を信じられないのかい?」と、後の海馬の言葉からは考えられない嘘で適当にあしらい、それでも引き下がらない遊戯をジュラルミンケースで殴りつけ、横暴極まりない持論を吐き捨てて学校を後にした。
しかし、その後は闇遊戯から真夜中の学校に呼び出されデュエルを申し込まれる。遊戯から盗み出した青眼もあり、絶対に負けない自信もあって挑む海馬。序盤は闇のゲームによるモンスターの実体化に戸惑うも、ミノタウルスと巨大化のコンボで遊戯を圧倒する。しかし遊戯がデーモンの召喚を使ったことで形勢は一気に逆転する。一応デーモンより強いカードはデッキに入れていたらしいが、引き当てる確率の低さもあって、ついに盗み出した青眼をポケットから隠しつつ取り出し、召喚する。
だが、もともと双六のカードだった青眼は、自分を盗んだ海馬を嫌がっていたらしく、その命令を無視しデーモンを攻撃することなく自ら消滅する。
その後は遊戯が死者蘇生で青眼を復活させ、海馬のモンスターを全滅させて(このとき海馬のフィールドに居たのはモンスターが一体だけだが、初期のM&Wのルールでは壁モンスターを出し続けなければ敗北するルールだった)勝利した。その敗北と直後に受けた罰ゲームは海馬に悪夢を見せるほどのトラウマを植え付け、DEATH-T編のきっかけとなる。
たとえカードゲームだろうと、許可なく人からカードを取り上げる行為は窃盗行為、立派な犯罪なので絶対にやめてください。バレなければいいという話でもありませんのでご注意を。
劇中では全部で4枚しか生産されていない(厳密にいうと作中で明言されているのはアニメ版だけではあるが)超がつくレアカードで、その内の3枚は後に海馬瀬人が強引な手段を使用して入手している。
そして、残りの1枚であった双六のものも、DEATH-T編(アニメDMでは1話目)でのデュエル後に社長に破られてしまったため、劇中ではまさに社長の専用カード、もとい嫁である。
遊戯王に登場するモンスターの中でもトップクラスの知名度を持つと思われる。
必殺技は「滅びの爆裂疾風弾(ほろびのバーストストリーム)」。
pixivでは単体で描かれる場合と、社長こと海馬瀬人と共に描かれることが多い。
遊戯王GX
『GX』では十代VSカイバーマン戦でカイバーマンが使用。
ほとんど海馬その物の巧みな戦術と破壊力のあるデッキで十代を圧倒する。
一度は倒されるも、すぐさま復活して「青眼の究極竜」となる。
十代の発動した罠カード「エッジ・ハンマー」で返り討ちにされそうになるもカイバーマンの発動した『融合解除』に因ってこれを回避。3体総攻撃で十代を仕留めフィニッシュを決めた。
劇場版
2016年に公開される劇場版では、デザインが一新されることになった。
肩部分に「青眼の究極竜」と同じパーツが追加されており、また全身には青く光る紋様が刻まれている。
肩パーツの方は、近年の高橋和希氏の描きおろしイラストで描かれているものであり、これが下敷きになっていると思われる。
派生モンスターである青眼の亜白龍も参照。
関連カード
ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン
詳細はブルーアイズ・トゥーン・ドラゴンを参照。
Sin 青眼の白龍
詳細はSin 青眼の白龍を参照。
サポートカード
遊戯王ラッシュデュエル
通常モンスター(LEGEND)
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。
どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。
解説
最初の「レジェンドカード」として登場。
上記のステータスはそのままにデッキに1枚しか入れられない『レジェンドカード』として登場。
ラッシュデュエルでも攻撃力3000が基準となっている。
そのため現在新弾がでても環境に入り続けておりサポートが多いドラゴン族であるため切り札に近いモンスター。
封入率が低く1カートンに1枚しか入っていないため相場は2万円、今後価格はこの価格で維持している。
ゲーム的にもコレクター的にも需要が高くこのカードの為だけにデッキ改造パックを開封する人が多くなったため、第一弾が品切れになるほどの人気になり、昨今のTCG氷河期の危機を回避したカードといえる。
遊戯王SEVENS
「ホログラムの男」がラッシュデュエル版のカードを使用。
ラッシュデュエルのルールにより後攻2ターン目にアドバンス召喚される。
その後、攻撃力7000になった「セブンスロード・マジシャン」に攻撃されてワンショットキルが成立した。
なお、作中で生産枚数が言及されることは特になかった。
関連イラスト
ビックリマン風
社長とセット
オルタナティブ版
その他
青眼の白龍の鳴き声は、音響効果の会社が使用する効果音の関係か、ウルトラマンシリーズの怪獣や、ゾイドの声を使用している。
ただし、デュエルターミナルでのブルーアイズのボイスは、ターミナルオリジナルの新規ボイスが使われている。
ウルトラマン
ナメゴン(無印のみ)
テレスドン(無印のみ)
ザンボラー(無印以降)
キーラ(遅回しで、他の怪獣の音声と混ぜて使用。DM以降)
ゾイド
レブラプター(遅回しで使用。DM以降)