青眼の混沌龍
ぶるーあいずかおすどらごん
「カオス・フォーム」により降臨
このカードは儀式召喚でしか特殊召喚できない。
(1):フィールドのこのカードは相手の効果では破壊されず、
相手はフィールドのこのカードを効果の対象にできない。
(2):「青眼の白龍」を使用して儀式召喚したこのカードの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターの表示形式を変更する。
この効果で表示形式を変更したモンスターの攻撃力・守備力は0になる。
このターン、このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
カオス・フォームを儀式魔法として指定しているモンスターの一つで、ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴンに続く闇属性ドラゴン族モンスター。
レベルもカオスMAXと同様であるため、レベル8である「青眼の白龍」を「ドラゴン・目覚めの旋律」などで調達し少ない消費で儀式召喚に持ち込むことができる。「高等儀式術」にも対応しているため、「青眼の白龍」を墓地に送りつつ手早く召喚することも可能。
場合によっては、レベル4で高打点の「アレキサンドライドラゴン」などを送ることも、一応考えられるが、このカードの一部の効果は「青眼の白龍」を素材とした際に発揮されるため、基本的には青眼を墓地に送ることになると思われる。
前半の効果は、相手の効果の対象にならず、「激流葬」「つり天井」といった対象をとらない破壊も受け付けない耐性。戦闘破壊までは防げないが、攻撃力そのものが高いため、このカードを上回るほどのモンスターを展開するか、対象をとらない表示形式変更カードなど特殊なものを用意しないといけないため、デッキによっては確保する間もなく、後半の効果などでライフを一方的に削られる可能性も。
後半は「青眼の白龍」を素材とした場合に、表示形式変更・貫通能力などを得られる効果。
特性上、リンクモンスターには効力は薄いが、効果によって下がった数値はターン終了後も元に戻らないため、このカード以外の戦闘に対する補助などにも有用。
条件を満たすことも、専属儀式魔法などの特性上それほど難しくない。
効果自体は非常に攻撃的で、かつ耐性も侮れないという、強烈な大型モンスター…なのだが、カオスMAXの存在や第九期以降のインフレのためか、一部のプレイヤーから有用なカードその1と思われた時期があったことが、環境変動の激しさを表している。