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ピカチュウ!10まんボルトだ!

「ピィーカァー・・・チュウウウウウ!」

データ

初出第1世代
威力95(第1~第5世代)→90(第6世代~)
命中100
PP15
技タイプでんき
分類特殊
直接攻撃×
備考10%の確率で相手をまひ状態にする
英語名Thunderbolt

概要

初代から存在する技でかえんほうしゃれいとうビームなみのり等と共に、威力・命中・PP全てが安定した技。

でんきタイプ特殊型のメインウェポンになると共に、サブウェポンとしても非常に優秀な技。

但し雨パを組む場合や、単純に威力で選ぶなら、「かみなり」が優先される。

元は技マシン専用の技。

初代ではジムリーダーからの戦利品の為1個しか手に入らなかった上に誰も自力で覚えなかった。

しかも当時はこおりタイプ、ひいてはこおり技を使えるみずタイプが幅を利かせていた時代なので、需要が半端ではなかった。

その後ピカチュウバージョンでピカチュウがレベルアップで習得できるようになったのを筆頭に、レベル習得者も徐々に増えていった。

ちなみに第2世代(金銀)ではわざマシン24が「10まんボルト」からりゅうのいぶきに変更されてしまったため、「10まんボルト」を覚えさせられずにどぎまぎした人も多数。

一応クリスタル版で教え技として復活した為、第2世代でも全く使えないと言う事はない。

コガネシティのゲームコーナーのコイン4000枚と引き換えではあるが。

しかし第3世代でわざマシン24に復帰。

対戦需要ではでんきタイプのメインウェポンだけでなく他のタイプのサブウェポンとしての採用率も高くなった。

第6世代にて高威力特殊技の威力見直しの煽りを受け威力が90に下がったが、安定性は十分あるので使い勝手の良さは変わっていない。

「10まんボルト」は「かえんほうしゃ」「れいとうビーム」等と共に威力命中共に安定し、多くのポケモンの弱点を突けるだけでなく、幅広いポケモンが覚えられることから、サブウェポンとしての需要が非常に高い。

上記2つの技と合わせて三種の神器と呼ばれたこともあるほど。

でんきタイプや技の習得範囲が広いポケモンはともかく、他にはマタドガスオコリザルスターミー果てはラムパルド等、意外すぎるポケモンが習得することも。

ホルードを除く序盤ノーマルは揃いも揃って習得可能猫ポケモンニャースエネコニャルマーニャスパーと約半数の系統が習得可能。カオスである。

ポケダンにももちろん技マシンと共に登場。

だが上記3つのうち2つは遠距離攻撃なのに、なぜかコレだけ周囲攻撃(自分の周りの敵を攻撃)。壁の中にも当たるので救助隊の「てんくうのとう」でお世話になった人も多いのでは?

アニメ版では、言わずと知れたサトシのピカチュウの決め技として有名。

無印第5話というべらぼうに早いタイミングで習得してから現在に至るまで習得技から消えたことが無く、「ピカチュウといえば10まんボルト」「10まんボルトといえばピカチュウ」と言える正に彼の代名詞である。

ジム戦やロケット団撃退のフィニッシュブローとしてもお馴染みである。

かみなりボルテッカー「解せぬ」

(この2つの技を覚えていた頃はそちらが切り札だったが、忘れてしまった現在では専らこの技が切り札となっている)

サトシ自身「10まんボルト」を「自分の一番好きな技」と発言している。

なお、でんこうせっか」より先に覚えてたりする

さらにニャースも覚える事を活かしたのか、ゲストの長靴ニャースが使用した事も。

余談だが、ピカチュウバージョンでピカチュウの自力技に「10まんボルト」が追加されたのは、言わずもがなこのピカチュウの影響である。

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