データ
別名:火炎超獣
身長:64m
体重:47000t
出身地:ファイヤー星
登場話数:第39話「セブンの命!エースの命!」
概要
武器としては、口からは1万度のある火炎、ロケット弾を吐く。胸の瘤は爆弾であり、ちぎって投げるとダイナマイト2000発分の爆発を起こすほどの手榴弾となっているが、劇中では未使用だった。
Aとの初戦では当初は劣勢だったが、ファイヤー星人から渡された炎の剣(当時の技術ではCG等はなかったため、本当に燃えている剣)で逆襲にかかる。
Aから炎の剣を奪わせなかったのみならず、なんと炎の剣でAが放ったメタリウム光線をも吸収、「流石のエースも、炎の剣の猛攻撃を防ぐ事は難しかった」というナレーションのとおりの猛攻を加えて、挙句の果てにはギロチン王子の異名を持つAにメタリウム光線以外の必殺技を使わせないうちに胸を貫き、Aを変身解除させるほどのダメージを与えて一度倒すことに成功する。
その後、ウルトラセブンの励ましでAは復活し、Aとの再戦時も初戦と同様、炎の剣でAを窮地に追い込むが、TACのシルバーシャークで倒された。
派生作品
内山まもるのコミカライズ版では『A』本編第42話にあたる話において、アイスロンの立場で二代目スノーゴンとともに登場。…両方とも本編においてウルトラ戦士を一度倒しているとはいえ、同じく一回A倒してウルトラの父が登場することになったスノーギランを使わずにこんな暑苦しいヤツをチョイスするとは…なぜこんなことになってしまったんだ。
二代目スノーゴンと共にエースと小雪に襲い掛かったが、小雪の父が変身した二代目ウーに阻まれ、スノーゴンが倒された後にウルトラサンダーで倒された。
漫画『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』ではナックル星人と手を組んだヤプールが、敵対するペダン星人を全滅させるために送り込んだ超獣軍団の一体として登場。
炎の剣を刺し込んでキングジョーブラックの合体を阻止するなどの活躍を見せたが、背後からキングジョースカーレットの槍で首を貫かれあっさり死亡する。
余談
鳴き声はムルチの流用である・・・『A』に登場したムルチ二代目がドラゴリーのかませ犬になっていることを考えるとTACのかませ犬になるのは既定路線だったのかもしれない。
ムルチや秋葉山三尺坊っぽい外見だが、デザインを担当した鈴木儀雄いわくファイヤーモンスには明確なモチーフはなく、時間がないため感覚で書いたとしている。またポケモンっぽいと言われることがある。
ファイヤーモンス自体は、現在のところ後続のウルトラシリーズ作品に再登場を果たしていないが、ファイヤーモンスを討ち取ったシルバーシャークはウルトラマンメビウスにおいて後継兵器として「シルバーシャークG」が登場し、GUYSが使用している。