ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

大友克洋の編集履歴

2021-01-06 14:36:47 バージョン

大友克洋

おおともかつひろ

日本の漫画家、監督、デザイナー、イラストレーター。

概要

1954年4月14日、宮城県登米郡迫町(現在は登米市迫町)に誕生。

1973年、『銃声』が「漫画アクション」(双葉社)に掲載されデビュー。


代表作は『童夢』(1980~1981年)、『AKIRA』(1982~1993年)など。

圧倒的な画力で知られ、1980年代以降の日本の青年漫画に「大友以前・大友以後」と称されるほどの決定的な影響を与えた。

1988年公開のアニメ『AKIRA』以降は主にアニメーション映画監督として活躍している。実写映画も数本手掛けている。

息子はイラストレーター大友昇平


2013年、紫綬褒章を受章。

2012年、アイズナー賞にてコミックの殿堂入りを果たす。

2014年、アニー賞の生涯功労賞を受賞。フランス政府より芸術文化勲章(シュバリエ、オフィシェ)を授与されている。世界的に最も評価されている日本漫画家の一人である。


余談

  • 幼少の頃から映画監督を志望。同郷の偉人(卒業した高校も同じ)、石森章太郎の「マンガ家入門」を読んだところ、セリフで説明せずキャラクターに演技させろとあり、作例として石森の「龍神沼」が載っていた。大友はこれを見て映画のカット割りそのものと感じ、漫画を描くことが映画監督になるための修練になると思った。
  • 園田光慶の「アイアン・マッスル」はアクション・シーンの参考とし、上京する際も持って行った。
  • 劇画からの脱却を目指す過程でバンドデシネの大家メビウス(ジャン・アンリ・ガストン・ジロー)の影響を受け「日本のメビウス」と呼ばれた。メビウスも「ショート・ピース」の頃から大友の絵を研究していた。

作品一覧

漫画

ショートピース』(作品集)

ハイウェイスター』(作品集)

さよならにっぽん』(作品集)

『GOOD WEATHER』(作品集)

ヘンゼルとグレーテル』(作品集)

気分はもう戦争』(1980~1981年)

『BOOGIE WOOGIE WALTZ』(作品集)

童夢』(1980~1981年)

AKIRA』(1982~1993年)全6巻

彼女の想いで…』(作品集)

『SOS大東京探検隊』(作品集)

『ビバ・イル・チクリッシモ!』(コラム集、画集):寺田克也との合作


漫画原作

『サルタン防衛隊』(1982年):高寺彰彦作画

『ワールド アパートメント ホラー』(1991年):今敏作画

ZeD』(1991年):岡田鯛作画。『老人Z』のコミカライズ

『沙流羅』(1990~2004年):ながやす巧作画

ヒピラくん』(2001~2002年):木村真二共作絵本

危機之介御免』(2006~2007年):原案担当。富沢義彦原作。海童博行作画


映画監督

アニメ

迷宮物語』(1988年):『工事中止命令』

『AKIRA』(1988年)

MEMORIES』(1995年):『大砲の街』

GUNDAM Mission to the Rise』(1998年)

スチームボーイ』(2004年)

SHORT_PEACE』(2013年):『火要鎮』

実写

『ワールド・アパートメント・ホラー』(1991年)

蟲師』(2007年)


キャラクターデザイン

幻魔大戦』(1983年):キャラクターデザイン

『AKIRA』(1988年):ゲーム版。シナリオ、プロデュース

『老人Z』(1991年):原作、脚本、メカニックデザイン

スプリガン』(1998年):総監修

パーフェクトブルー(PERFECT BLUE)』(1998年):企画協力

メトロポリス』(2001年):脚本

FREEDOM-PROJECT』(2006年):一部キャラクターデザイン・メカニックデザイン

『ヒピラくん』(2009年):「おはなし」


関連動画


関連タグ

漫画 アニメ 映画 石ノ森章太郎 江口寿史 浦沢直樹 今敏


外部リンク

Wikipedia:大友克洋

ファンサイト:Apple Paradise

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました