概要
仮面ライダーガイ(芝浦淳)と契約したミラーモンスターで、サイ型で二足歩行タイプ。身長235㎝、体重270㎏。
凄まじい突進力、頭部の角「メタルホーン」、両手の鉤爪「メタルネール」が武器。ストライクベントにより、頭部を模したパンチングアイテム「メタルホーン」を契約者に与える。頑丈なボディは、軽乗用車との正面衝突程度なら難なく耐える。また、脚部のメタルフットで圧殺する攻撃も得意なようだが、劇中未使用。
仮面ライダーガイが仮面ライダー王蛇に殺された後は、仇討ちを狙うかのように王蛇を執拗に付け狙い、浅倉と似た男性を襲ったりもするが、浅倉によって逆に契約させられてしまう。ジェノサイダーになった時は、頭部の上半分と胴体・手足を担当。その後もエビルダイバーと共に浅倉の契約不履行を狙っていたらしく、一度それが実現しかけた時には、容赦なく襲い掛かっていた。
そのどこか愛くるしさを感じる動作に、主人が死んだ後も仇を討とうとする健気さ、うっかり人違いで違う人を襲ってしまうドジっ子っぷりや、浅倉と契約した後も諦めずに浅倉の命を虎視眈々と狙って、彼が契約不履行をする事を望んでいながら、提供されたエサにはしっかり食いつくあたりの食欲旺盛っぷりなどから、多くの視聴者から「可愛い」と評されて、作中屈指の癒しキャラとして人気を得ている。
また、主に浅倉のおかげで普通に活躍する場面も多かった事から、ぶっちゃけかつての主人のガイより人気は高いくらいである。
余談
- 映画『レッツゴー仮面ライダー』では歴史改変により仮面ライダーが消滅したせいか、ボルキャンサー共々ショッカーに捕獲されていた。処刑前広場では仮面ライダーBLACKと戦っている(恐らくサイ怪人繋がりだろうか)。
- 『仮面ライダージオウ』ではEP47にてジオウ世界の崩壊の影響で龍騎ライドウォッチが壊れ、龍騎の歴史が開放された事で他のミラーモンスターと共に復活した他、『RIDER TIME龍騎』でも龍騎本編と同じく淳/ガイの契約モンスターとして登場している。
- モチーフは『人造人間キカイダー』に登場した「グレイサイキング」。なお、同じくグレイサイキングをモチーフとした怪人に『特捜戦隊デカレンジャー』の「アンリ星人ベイルドン」がいる。
- 名前の由来はmetal+keras(ギリシャ語で角)。
関連イラスト
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