強力な四人のオルフェノク「ラッキークローバー」の一人。モチーフはムカデ。
時速200キロの高速移動と鞭「センチピードビュート」による攻撃を得意とする。センチピードビュートは最大で20mもの射程を持ち、一撃で鉄柱を折る威力を持つ他、仮面ライダーのベルトを巧みに引き剥がすといった芸当も可能。設定ではムカデらしく、身体の棘には毒があるのだが、劇中で使われた事はない(出典:「図解仮面ライダー555超百科」より)。
愛称はたくまくん。
同じラッキークローバーのドラゴンオルフェノク・北崎の触れたものを灰化させる能力に極度に怯えており(自身もオルフェノクであるたくまくんには大きな脅威にはならないにも関わらず)、北崎からよくいじられている。
どさくさに紛れて仮面ライダーデルタのギアを自分のものにしようとしたり、
三人のライダーの猛攻を受けてボロボロになった北崎に肩を貸して階段を歩いてあげたと
おもいきや、嬉しそうな顔で「つい手が滑ってしまって」転ばせたり等、
小物感にあふれているがどこか憎めないネタキャラである。
とはいえ序盤は木場さんことホースオルフェノクを圧倒したり、アクセルフォーム時のファイズ(※マッハ50で動ける)のクリムゾンスマッシュを見切って致命傷を避けるなど、実力は決して低くはない。
が、終盤になると、デルタギアをパクったことがバレて人間体の北崎に顔面を殴った挙句返り討ちに遭い「ずるいじゃないですか」と言い、草カイザ、巧ファイズと戦闘中の北崎デルタの援護のつもりかカイザに鞭を絡みつけたところ、逆に勢いを利用され人質(?)に取られ、見捨てられて北崎に銃撃された挙句ボコボコにされている。など、前述の通りのネタキャラとなっている。
『仮面ライダーディケイド』第10話にも登場した。『555』TV本編とは異なりスマートブレイン・ハイスクールの城金(演:永岡卓也)という名前のインテリ風の男子生徒が変化する。上級オルフェノクの生徒4人から成るラッキークローバーの一員だが、仮面ライダーディエンドによって倒され最初の戦死者となった(リーダーのタイガーオルフェノクも何故か城金だけは復活させることは無かった)。
因みに城金は長身だが、センチピードの姿になると背が縮む。
関連タグ
ハカイダー四人衆:センチピードのモデルはメンバーの1人・レッドハカイダー(朱ムカデ)。ただし『ディケイド』で登場した人間態・城金はシルバーハカイダー(銀エビ)が由来で、ロブスターオルフェノクの人間態・朱川と逆になっている。