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ブレイド(ゼノブレイド2)の編集履歴

2021-04-14 19:25:45 バージョン

ブレイド(ゼノブレイド2)

ぶれいど

ブレイドとは、「ゼノブレイド2」に登場する亜種生命体。ゲームとしては武器に相当する。

概要

ゼノブレイド2の世界は前作と同様に「巨大生物の上に様々な生き物が住む」という世界である。

その巨大生物『巨神獣(アルス)』はコアクリスタルと呼ばれる青く光る結晶を生み出し、それに生物が触れることによって「ブレイド」と呼ばれる亜種生命体が誕生する。


この現象は"ブレイド同調"といい、作中含め、しばしば同調と略される。

全ての生物が同調できるわけではなく、素質がないものが同調を行おうとするとコアからの負荷に耐えきれず全身から大量出血を起こし最悪の場合死に至る。

そのため、同調ができた素質のある者は『ドライバー』と呼ばれ重宝されている。


ブレイドはドライバーに武器を与え、自身の力をドライバーの身体に送り込んで強化させる。

戦闘は勿論のこと、日常生活の様々なサポートも可能であり、ドライバーであるか否かは作中世界では大きな意味を持っている。

但し、ドライバーとの物理的な距離が離れるとブレイドは弱体化してしまう。そのため、基本的にブレイドとドライバーは互いに近くにいることが多い。


ちなみにノポン族のドライバーは希少であることが作中で語られている。


容姿

生み出されたブレイドは人の姿から獣の姿など様々で能力等も異なる。

共通点として胸の部分には様々な形に変わったコアクリスタルがあり、ブレイドか否かを見分けるのはさほど難しくはない。

更にエーテルラインと呼ばれる血流にも似た模様が体に表れており、これが普段目立たないブレイドも自身の力を発揮する際には強く輝いて目立つ。


見た目や能力から「コモンブレイド」「レアブレイド」の呼称で大別される。その詳細については後述。


生態系

大気中や雲海のエーテルが活動エネルギーであり、人間における酸素に該当する。

人間とは違い肉体が成長することはないため、基本的にはエーテルさえあれば活動可能。

逆に言えば、エーテルが極端に薄い場所では息苦しさに相当する症状と共に歩くことさえも困難になる。

なお、人間と同様に食物を摂取することもできる。


また、人間にとって厳しい寒さや暑さはブレイドの活動の障害にはならない。


ブレイド自身はドライバーが無事であればどんな怪我でもすぐに修復される。

しかし、ドライバーが死亡するか胸のコアに大きなダメージを負うと再びコアクリスタルに戻り、その輝きは一時的に失われた状態となる。

クリスタルが輝きを取り戻した時、そのコアクリスタルは再び同調が可能になったことを表し、同調を行えば同一のブレイドが再誕する。

このクリスタルのサイクルが繰り返されることから、作中では不死の存在と言われている。

但し、コアクリスタルに戻る前の記憶(自身の名前と一部の固有知識以外)は全て失われてしまうため、ブレイド目線からすればそれは自身の死と大差ないとも言える。


性格

性格も同様に生み出されたブレイドによって様々であるが、ドライバーの影響を受けてその詳細は変化する。

善人のドライバーのブレイドならば善人に、悪人のドライバーのブレイドならば悪人になる。

一部のブレイドが関連するクエストでは、以前のドライバーとの因縁が主軸となっている。


どのブレイドにも個体としての意思を持つ。

ドライバーとブレイド間には主従関係があるが、「ドライバーの命令には絶対」ということはない。


種別


コモンブレイド

紺色のボディに白い装甲を纏った姿。

大抵のブレイドは小型のアルスに似た配色をしており、街中や敵対ドライバーが携えていることが多い。

敵対ドライバーのブレイドの中には、装甲の色が黒い個体もいる。


後述のレアブレイドには性能面で劣る部分が多い。

しかし、コモンブレイドだからこそ活用できる要素もあるため、一概に下位互換とはならない。


レアブレイド

上記のコモンブレイドとは容姿が大きく異なり、その能力も一線を画している。

詳細は各レアブレイドのページを参照。



人工ブレイド

機械であるため、生命の観点ではブレイドではないが記載。

ブレイドの素質を持たなかったノポン族のセンゾーから開発が始まった。


ハナキクサクラ
ゼノブレイド2.ハナキク
ハナバスター/ハナMk-Ⅱ量産型ブレイド・ポッド
ハナバスター / ハナMk-Ⅱ



天の聖杯(ここから本編の重要なネタバレ注意!)

ドライバーを持たずとも活動が可能な特殊なブレイド。

コアクリスタルの形状、色が他のブレイドとは異なっており、武器も固有のもの。

ドライバーと同様に同調を行うこともできる他、『デバイス』と呼ばれる機械兵器を使役する能力も持つ。




マンイーター

ブレイドが人(マン)を喰らった状態(イーター)。コアクリスタルの色は血が混ざったように変色している。

人間と同様に老いて衰えるようになったが、ドライバー不在でも活動を継続できるようになっている。

その不死性を失う代わりに、更なる能力の強化を得た者もいる。



ブレイドイーター

マンイーターとは逆に人がブレイドを喰らった状態。そのため、ブレイドを指す名称ではないが記載。


正確には人間にブレイドのコアクリスタルの一部(または全部)を移植した状態を指す。

人間離れした身体能力や移植したクリスタルのブレイドの能力を行使することができる。

本編時系列では比較的安全な移植が確立できているが、その背景には戦争孤立者を主な対象とした人体実験がある。



関連項目

ゼノブレイドシリーズ ゼノブレイド2


シュルクフィオルンゼノブレイドに登場するキャラクターで、本作にもダウンロードコンテンツとして登場。アルストでブレイドとして同行できるようになる。

エルマゼノブレイドクロスに登場するキャラクターで、上記2人と同じくDLCでブレイドとして同行できる。

ゼノギアス:「ギアに人間を組み込み戦闘力を高める」という非人道的な技術が登場する。マンイーターなどの元ネタ。

ウルトラマン/ハヤタ・シン:モノリスソフト取締役の高橋氏曰く、ブレイドとドライバーの関係性を簡単に例えるとこの二人の関係性に近いとの事。

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