曖昧さ回避
シュリーカー(shrieker)とは、「金切り声(shriek)をあげるもの(-er)」を意味する英単語。
これに因み、様々な存在やキャラクターにその名が使われる。
- イギリスに伝わる妖精の一種。詳細は後述。
- 『トレマーズ』シリーズに登場するグラボイズ(怪物)の一種。詳細は後述。
- 『BLEACH』に登場する虚(ホロウ)の一体。詳細は後述。
- TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ (D&D)』のキノコ型モンスター。詳細は後述。
- 『カオスエンジェルズ』の女の子モンスター。詳細は後述。
- 『バイオハザード6』に登場するB.O.W.。
- 『Destiny(FPS)』に登場する砲台型エネミー。
- 『ベイグラントストーリー』に登場する敵キャラ。
- 『FF14/新生エオルゼア』で釣れる魚。
- 『メトロイドプライム2』に登場するクリーチャー。
- 『ニンジャスレイヤー』に登場するニンジャ。
シュリーカー(イギリスの妖精)
イギリスの伝承に登場する妖精。イングランド・ヨークシャー地方やランカシャー地方の森に潜むとされる。
妖精とは言うもののボギーやゴブリンの一種ともされ、それらに近しい大きな足、大きな目、毛深い犬のような姿をもち、バタバタと足音をたてて歩く。人にその姿を見せることはないが、人間のような叫び声をあげ、それを聞いた者は近いうちに死んでしまうとされる。そのため不吉な妖精とされるが、一方でドイツの炭鉱に現れその入口で叫んで威嚇し、炭鉱夫を事故から守ったという言い伝えもある。
シュリーカー(トレマーズ)
トレマーズの記事も参照。
アメリカの映画『トレマーズ』シリーズ及びテレビドラマ『トレマーズ・ザ・シリーズ』に登場するモンスター。
外部リンク:ニコニコ大百科 - シュリーカー(トレマーズ)
シュリーカー(BLEACH)
(CV:江川央生)
概要
生前は連続殺人犯だった虚。シバタユウイチから魂を抜き取りインコに封印し、インコのシバタを作り上げ鬼ごっこをするなど陰湿な性格をしている。一護とルキアを苦戦させるが、最期は恐怖の叫びを上げながら一護に斬られ、地獄の門が現れ、地獄の番人・クシャナーダに引きずられながら地獄に逝った。
尸魂界ではなく地獄に逝った理由はルキア曰く「生前に重すぎる罪を犯したため」とのこと。自業自得である。
能力
「小虚(ミューズ)」を召喚する。小虚は蛭(ヒル)という液体を飛ばす能力を持っており、舌を鳴らし超音波を飛ばすことでそれを爆発させることが出来る。初見殺しの能力だが舌を鳴らさないと発動できないという弱点があるほか、自分にも通用してしまうため、それを逆に一護に利用されたことで敗北した。
劇場版
TVアニメ版「地獄篇序章」でまさかの再登場。大幅パワーアップを果たしていた。ルキアと恋次と交戦。ルキアをあと一歩というところまで追い詰めるが、そこで服が脱げそうになり、攻撃の手を緩めてまで服を整えることを優先したことが原因で敗北。地獄に帰還するが上司である朱蓮に口封じ目的で始末される。ある意味、彼らしい最期といえる。
なお、服をわざわざ直した理由は服が脱げるとクシャナーダに見つかり地獄に強制的に戻されるから。
シュリーカー(D&D)
TRPGの『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(クラシック)に登場。恐らく上述イギリスの妖精に因むと思われるが、何故か地下に棲む巨大マッシュルーム型キノコになっている。キノコのくせに移動はできるものの、自らは攻撃手段を持たない。PCの持つ松明などの光や動きに反応して叫び声を上げ、ダンジョン内の他のモンスターを呼び寄せる、いわば生ける警報装置である。D&Dの菌糸類や植物系のモンスターはトラップ的に使うことを想定してデザインされているものが多く、シュリーカーもその例外ではない(余談だが、元祖スライムのグリーン・スライムもその一種)。
キノコモンスターの「シュリーカー」は概ねこれに由来している一方で、本家D&Dで後の第5版に登場する「デスシュリーカー」は全く違うモンスターであり、上記虚(BLEACH)にも似た、アンデッドの一種となっている。
関連タグ:モンスター(D&D)
シュリーカー(カオスエンジェルズ)
成人向けRPG『カオスエンジェルズ』に登場する女の子モンスター。
MSX2版からの追加キャラクターで、塔の3階に出現する。
赤色ベースのエプロンドレスを着た金髪ツインテールのロリっ娘。大きなキノコを持っており、上記D&Dのイメージを汲んでいると思われる。
戦闘においては、彼女のターンになった途端に大声で泣き出し、他のモンスターを呼び寄せ、自身は逃げてしまう。このため彼女を倒す場合は、先制の一撃で倒し切らなければならない。