基礎データ
進化
メッソン→ジメレオン(Lv16)→インテレオン(Lv35)|
概要
メッソンの進化系。
泣き虫で内気なメッソンをそのまま成長させたかのような、根暗なメカクレ男子的な容姿を持つ。
(いつも暗い顔ではなく、美味しいカレーを食べさせたりするとちゃんと喜んでくれるが、その動作もどことなくギーク系男子を彷彿とさせるものである)
かったるそうな顔をした見た目通り、普段は怠慢で面倒くさがりだが、知能が高く警戒心が強い性格。
野生の個体が住処とする洞窟や木の洞の周囲には、水技を使った罠が多数仕掛けられている。
バトルにおいても地の利を生かした遊撃戦、メッソン時代よりある透明化能力、手のひらで作り出す水玉爆弾、早撃ちの如く高速で伸び縮みする舌など、多彩な技を駆使した頭脳プレーを得意とし、進化先の凄腕のスパイの片鱗をこれでもかとばかり見せつける。
アニメにおける活躍
ゴウのジメレオン
新無印62話にてメッソンが特訓中、ジメレオンに進化した。
サトシとゴウはテレビ局のインタビューを受けていたので進化する瞬間を直接見ておらず、ゴウのスマホロトムの通知を介して進化したのを初めて知った。
進化した直後はインテレオンに進化したと思い込んでいたのもあってメッソン時代の明るさが残っていたが、水面に映る自身の姿が理想とはかけ離れていたが為にショックを受けると同時に無気力な性格になってしまった。
そしてサクラギパークのあちこちを他のポケモン達から足蹴にされながらさまよった末に見つけた小さな洞穴に引きこもり、ゴウやエースバーンの呼びかけにも応じなくなるどころか姿を消してどこかへと立ち去ってしまう。
最初は何故距離を置こうとするのか分からなかったゴウだが、周囲と馴染めなかった幼少時代の自分を思い出した事でジメレオンの心象をようやく理解するに至り、互いに少しだけ打ち解ける事ができた。
その後は洞穴の中に再び引きこもるが、ゴウとの関係は付かず離れずの絶妙な距離感を保つという形に落ち着いている。
かつてのラビフットとは同じくガラル御三家の2段階目の姿である事、そしてある種の反抗期という共通点を持つが、ラビフットは照れ隠しによる所が大きかったのに加えてゴウとは何だかんだで上手く連携ができていたのに対し、ジメレオンはゴウの呼びかけに応じず、さらに進化による性質の変化が原因で周囲と馴染めなくなったが故に意図的に孤立するといった違いがある。
そしてゴウもゴウでガラル御三家の2度目の反抗期という何とも気苦労の絶えない経験をする事になり、一部視聴者からは「いつかサルノリも進化した時に反抗期を迎えてゴウを困らせるんじゃ……」と心配の声がちらほら。
余談だが、62話の次回予告でメッソンがジメレオンに進化する事を発表していた。