誘導
ウマ娘プリティーダービーに登場するウマ娘。→ナカヤマフェスタ(ウマ娘)
概要
2006年生まれ。父はステイゴールド。香港名は「中山慶典」。
主戦騎手は蛯名正義。
2008年11月2日東京競馬場芝1600m新馬戦でデビュー。内田博幸を背に3番人気1着。
続く東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)では蛯名を背に9番人気ながら重賞初勝利。
年が明けて2009年、中山競馬場の京成杯(GⅢ)に出走するが1番人気2着。
日本ダービーは不良馬馬で9番人気、1着ロジユニヴァースからは突き放されたが、2着リーチザクラウンとは0.1秒差の4着に食い込む。
秋初戦のセントライト記念(GⅡ)は勝利したが、菊花賞は4番人気ながらまさかのスリーロールスの12着に惨敗。
12月の中日新聞杯(GⅢ)でも3番人気13着に惨敗。
2桁着順が連続したため、年が明けた2010年から鞍上が柴田善臣に代わった。
4月のメトロポリタンステークス(OP)を蛯名正義騎乗トップカミングに2馬身差をつけて勝利すると、続く宝塚記念は8番人気ながら上がり最速の末脚でゴール前ブエナビスタとアーネストリーをまとめてかわし1着。GⅠ勝利を決めた。
以降は騎手が再び蛯名に戻り、陣営は凱旋門賞を獲るために渡仏。前哨戦のフォア賞は2着だった。
そして凱旋門賞は一旦は先頭に立つも2着に惜敗。蛯名にとってもエルコンドルパサーに続く悔しい結果となった。
帰国後のジャパンカップは凱旋門賞2着が評価されて2番人気だったが、まさかの14着に沈み期待を裏切った。
宝塚記念と凱旋門賞での活躍が評価され、2010年のJRA賞最優秀4歳以上牡馬受賞。
翌2011年は再び凱旋門賞に挑戦するため渡仏。前哨戦のフォア賞は4着だった。
そして2度目の凱旋門賞。今度こそと思いきや結果は11着に終わり、この凱旋門賞を最後に引退した。
引退後は種牡馬となったが、同じステイゴールド産駒で気性難として有名なオルフェーヴルやゴールドシップよりも輪をかけて気性が荒い性格が災いしてか、まともに走ることすら出来ない暴れ馬ばかり量産するという事態に陥り、産駒成績はあまり芳しいものとは言えない。一応初年度産駒のガンコが2018年に日経賞(GⅡ)を勝利、5世代目のバビットが2020年に朝日セントライト記念(GⅡ)、ラジオNIKKEI賞(GⅢ)を勝利するといった実績を残している。
デビュー前は1000万円の安い馬だった。
繁殖成績
- ガンコ 2018年日経賞優勝など