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編集者:なっく
編集内容:>トリック(ポケモン)

ウォッシュロトム

うぉっしゅろとむ

ポケットモンスターシリーズに登場するキャラクター(モンスター)であるロトムの変異体(フォルムチェンジした姿)。

*****基礎データ

ずかんNo.479
英語名Rotom
ぶんるいプラズマポケモン
タイプでんき / ゴースト(第四世代)→でんき / みず(第五世代~)
たかさ0.3m
おもさ0.3kg
とくせいふゆう

概要

第四世代のプラチナで追加されたロトムフォルムチェンジした姿(FCロトム)の一つ。

ロトムを手持ちに入れたままマップ上のどこかにある洗濯機を調べることでフォルムチェンジする。

姿はオレンジ色のドラム式洗濯機を摸した姿に変化、体を覆うオーラは青になり、腕を思わせる部分は洗濯バサミ状になっている。また身体から伸びた排水ホース状の尻尾を抱えている。

XYでは攻撃時やポケパルレで喜んだ時にくるくる横に回るアニメーションが見られ、特に後者はなかなかかわいらしい。

ウォッシュロトムとはあくまで分類上の名称で種族名はロトムのままである。

そのためユーザーからは「水ロトム」「ミトム」「洗濯機」などと呼ばれている。

ゲームにおける特徴

フォルムチェンジすることで「ハイドロポンプ」が使えるようになったが、「ハイドロポンプ」以外の水タイプの技は覚えない(フォルムを戻したり変えたりすると忘れてしまう)。

ステータスは、防御面と特攻が大きく伸びるが、HPはそのままで素早さは若干下がる。ちなみに、他のFCロトムも同じ種族値である。

第四世代では、特定の場所でしかフォルムチェンジできなかったため対戦での需要はなかったが、第五世代ではランダムマッチなどでも使用可能となった。

また、第四世代まではノーマルロトムと同じタイプだったが、第五世代からはタイプでんき/みずに変わる。ちなみに、同タイプにはランターンがいる(簡潔にはあちらはみず/でんき)が、特性によって無効化できるタイプが異なる(ランターンは電気だが、こちらは地面)。

対戦ではとても安定した形態であり、FCロトムの中でも特に人気を博してきたフォルムである。

優秀なタイプの組み合わせと浮遊のおかげで弱点が草のみな上、体重が軽いので「くさむすび」では対策にならない事。FC前のゴーストを引き継いでるおかげで補助技が豊富な事。優秀な耐性に加え、一撃ではなかなか落ちない高い耐久面から操出性能が非常に高く、メジャー所に強い点が挙げられる。

その都度の環境次第で様々な戦法のウォッシュロトムがおり、アタッカー型も耐久型もこなせる。苦手な相手にも「おにび」や「でんじは」の撒き逃げ、「リフレクター」や「ひかりのかべ」を貼っての場作り、こだわり系の「トリック」による行動制限、高い特攻からの「ボルトチェンジ」で逃げることが出来るなど、ただでは転ばない厄介な性能を持っている。

難点となると、氷技は覚えないので欲しいなら「めざめるパワー」を粘る必要がある事(第六世代で威力が弱体化してしまっている)と、それに関連して草タイプにはキッチリ受けられてしまう事、上記の通り、水技が「ハイドロポンプ」のみなので水技での役割遂行には常に技外しの危険が付きまとう事が挙げられる。

対戦で初めて使用可能となった五世代の時点でかなりの人気を誇っており、第六世代では主要技の威力弱体化や新技「フリーズドライ」の登場などの逆風を受けつつも尚メガガルーラガブリアスと並んでトップメタ級の要注意ポケモンの一匹に数えられる。

しかし、第7世代では最大の仮想敵だったファイアローが姿を消し、メガガルーラマリルリも数を減らしたために物理受け型の需要そのものが低下。またZワザか登場し気軽に超火力が放たれるようになったが、数値自体はそこまで優れた耐久力を持っているわけではないロトムには耐えられない事も多く、役割破壊を食らう機会が増えている。そのため若干数を減らし、現在ロトムの中での使用率1位はヒートロトムに譲っている。

剣盾では使用率1位を奪還。ヒートロトムと共に環境の最上位に位置することとなった。

ちなみにトリトドンガマゲロゲといった水地面相手には有効打がめざめるパワーくらいしか無い上、トリトドンミラーコートガマゲロゲパワーウィップで押し切られる可能性もある。第8世代ではめざめるパワーが無くなったので相手の控えに見えた時は注意しよう。

また、BW2では強化後のアクロマが使用する。ロトムがプラズマポケモン」なのは何かの偶然だろうか。

2020年7月25~26日にかけて開催された「GO FEST 2020」で実装された(ロトム系統の中では初)。

野生の個体は存在せず、ドーブルと同様、GOスナップショットでポケモンを写した時に写真に写りこむとフィールド上に出現し、そのまま捕獲できる。電化製品に入り込むという性質をうまくゲーム内に落とし込んだと言えるだろう。

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