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鳩ヶ谷ヨシりんの編集履歴

2021-07-11 17:22:37 バージョン

鳩ヶ谷ヨシりん

はとがやよしりん

『クレヨンしんちゃん』に登場するキャラクターである。

概要

CV:阪口大助


野原家の裏側の一軒家(アニメ版ではアパートの一室)に住む若夫婦もといバカップルの夫。

妻は鳩ヶ谷ミッチー


外見こそそれなりに美形だが、極めて身勝手且つ非常識な性格で、周囲の人間(主に野原一家)を振り回し、納豆に卵を入れるかどうか、耳掃除は麺棒でやるか耳かきでやるかなど専らくだらない理由が原因のケンカで飛び出してきてその仲裁などの面倒事を押し付けたり、野原家がすき焼き、焼肉、餅つきなどのご馳走を食べようとすればまるで狙ったかのように図々しくおしかけ(ケンカで飛び出してきて上がり込むことも多い)、ちゃっかりと食事に加わったり、最悪の場合ご馳走を全て食べ尽くしてしまう等、野原家の天敵とも言える存在。

※例えば「納豆に生卵」の時はひろしが「使い分けてる(普段はネギだけだが疲れてるときは卵も入れる)」ことに感激してちゃっかり野原家で納豆ご飯を食べてたり、ヨシりんがリストラされたショックで超ノイローゼになってしまった際には丁度野原家が食べようとしていたすき焼きを食べつくし、しか双葉商事に再就職したのでコイツが後輩になるひろしが憂鬱に……(ミッチー曰く「肉(できれば牛)を食べれば落ち着く」→「生卵に浸してくれないと」→食べさせる…でなんとか落ち着いたが、しんちゃんが「緊張して首こっちゃった」といったせいでまた発狂、結局コイツが食べ尽くした模様)


当然ながら、ただでさえ常人以上にストレスが多い私生活を強いられている野原夫妻(特にひろし)にとってかなり大きな心身的重石のひとつとして数えられ、妻共々、影で「疫病神」、「自己中迷惑バカップル」と悪態をつかれる程、疎ましがられている。


性格

その内面は恥知らず礼儀知らず恩知らずな非常識三拍子の揃った『歩く嫌がらせ』の如き自己中心的という所謂『残念なイケメン』である。


妻のミッチーの事を溺愛する一方で、妻以外の人間に対する遠慮や気遣いは皆無で、そんな性格故に夫婦揃って、野原一家と出会うまでまともな人間関係を築いてこれなかった模様。

本人曰く「何故か、(友達が)みんな自分達から離れていく」と(得意げに)話すなど、本人も自分達夫婦が他人から嫌われがちである事は自覚しているものの、その原因が自らの性格や言動である事まではわかっていない模様。


盲目的に妻一筋の愛妻家だが、根はスケベであり、性格的に気が合う為かしんのすけと仲がいい。ただし、流石にごちそうの度にたかりに来る事だけはしんのすけも迷惑に思っている

 

愛妻家ではあるが不純なところもあり、仕事の資料と偽ってグラビアアイドルDVDエロ本を隠していたのがミッチーに見つかった際はボコボコにされてしまっている程で、妻共々段々野原夫妻に似てきている(アニメ版では新婚時代のひろし・みさえも結構なバカップルだった)。

他にも風間くんと同様にもえPの熱狂的ファンであり、ミッチーの目を盗んでグッズを集めており、他にも萌系アニメのグッズ(それも抱き枕などのコアなもの)を収拾するなど、相当なオタクでもある。


ホラーが苦手なためか臆病な一面もあり、ミッチーに対し「何があっても守る」と誓った直後、イタズラを仕掛けたしんのすけをオバケと勘違いし、ミッチーを見捨てて真っ先に逃げたため、ミッチーから「ヨシりんのうそつきー!」と言われてしまっている。またホラー好きのミッチーからホラー映画を勧められて断り切れず見せられているあたり、趣味は合わないようだ……。

当然ながら本気でキレたみさえの事は恐れている

この辺りはマサオくんに通じるところだがこちらは常識的な上に時折根性を見せる。



そんなこんなで情けない面ばかり目立つ男だが美点はあり、本当に空気を読まねばならないところでは読む事ができるし、最低限の優しさや責任感は持ち合わせている模様。

※野原家がガス爆発で崩壊した時には、お見舞い代わりにサボテンをプレゼントし、近所の人達と共にひろし達を励ましたり、自分のせいでしんのすけが森の中で迷子になった(と思った)時は責任を感じて泣いて悔やむなど。


『新』でも相変わらずの盲目ぶりで、ミッチーが映画を見ようとしただけで「僕以外の男(俳優)を見るなんて浮気と同じだ!」と騒いだためケンカになってしまっている。嫉妬もここまで来ると恐ろしい……

そもそも、ヨシりん自身もミッチーの目を盗んでグラビアアイドルをこっそり見ていた前科がある為、彼女に対して言えた義理ではないのだが。


原作

働いていた会社をリストラに遭った(その際、自殺未遂を起こして、野原一家を散々ドキマキさせた上に、野原一家が食べるはずだった高級すき焼きの肉を全部食べ尽くしてしまった)後に、ひろしと同じ双葉商事に就職しており、経理に決まった時は「ウソだろ…」とつぶやいていた。

しかし早くミッチ-に会いたいあまり仕事中に泣き出したり、飲みに誘われても断るなどしていたため孤立していたが、ひろしに励まされたことで周囲の目を気にせず、ミッチーに速く逢いたい一心で仕事に取り組んだため成績が上がり、後にひろしと同じ営業課で働くことになった。

しかし当の本人は「夢なら覚めてくれ…」とノイローゼ状態に陥っていた。それは『ご近所さん』から本格的に『同僚』になった瞬間であり、ただでさえ少なかったひろしの安息の場所や時間が、ほぼ完全に無くなった事を意味していた……。


その後もその性格が祟ってトラブルを引き起こしてはひろしの手を煩わせるが、最近では一緒に飲みに行くなど、なんだかんだ言われながらも、良き上司と部下としてそれなりに信頼関係を築き、それに伴ってアニメ版に比べて若干ではあるものの、(少なくともプライベートの時間以外では)常識的な言動を見せたり、ひろしとも普通に親しくしている場面が増えた。


アニメ版

原作のひろしの会社に転職して、部下になるエピソードは令和(2019年以降)に突入した現在になっても、アニメ化されていない。


また、オリジナルキャラクターとしておじさん(母方、父方どっちかは不明)の「マシりん」が登場している。結婚した甥に田舎に戻ってくるように話したが、嫌がったヨシりんは「持ち家がある」とウソを吐いてしまい、野原一家の自宅を「持ち家」として紹介することになった。協力のお礼としてみさえに高級牛肉をプレゼントしている。

ちなみにマシりんは、一見ヨシりんとは正反対に厳格な性格に見えるが、その実、ヨシりん同様、いい加減でちゃっかりした一面がある。


他にもヨシりんの親族としてどこぞのちゅるちゅるランドの王子に似た姿の従兄弟の“ユー”(とその彼女の“リー”)が登場しているが、こちらは登場初期のヨシりん達をも凌ぐバカップルや非常識ぶりで、野原一家のみならず鳩ヶ谷夫婦をも翻弄し、(完全にダブルスタンダードであるが)ヨシりん達をもってして「自分勝手」「空気読めない」と評される程。


ヨシりんの非常識さや無礼ぶりは、完全に彼の一族の血筋によるものである事が伺える


また別の話では、犬コンテストに参加するにあたってシロを貸してほしいと野原家に頼み込んでいる。こちらでは今までと違い、みさえとひろしから見返りを要求されるなど立場が弱くなっている。


余談

「ミッチー」「ヨリりん」というキャラクターは原作初期でたびたび登場しており、主に「バカップルのモブキャラ」という立ち位置であった。登場するたびに容姿が変化しており、恋人から「別の人と結婚する」という理由でフラれたヨシりんもいた。


関連タグ

クレヨンしんちゃん クレしん ヨシりん&ミッチー 鳩ヶ谷ミッチー

トラブルメーカー ウザキャラ 残念なイケメン


志村新八立花ユズヒコ中の人繋がり。どちらもヨシりんとは真逆に、周囲のトラブルメーカー達に終始振り回され続けている苦労人。ただし前者はドルオタ、一時期は元カノ(交際詐欺だったが)とバカップルをやっていた等、一部の言動に共通点がある。


波野ノリスケデラックスファイター…どちらも親戚知人の食卓にごちそうが上がる度に、ハイエナの如く押しかけては食い散らしていくというヨシりんによく似た愚行を行う非常識な者達。

特にノリスケはよく叩かれるが、きちんと評価点もある事は忘れないように、

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