「3人、ずっと一緒だよ」
演:岡本望来、横田真悠(スーパーヒーロー戦記)
概要
15年前、幼い飛羽真や賢人と「ずっと一緒」と約束を交わす。
しかし、メギドの襲撃により、次元の裂け目に吸い込まれ生死不明になっている。
その正体は、世界の結び目が解ける時代に現れるという「二つの世界をつなぐ存在」。
ワンダーワールドの力を現実世界に引き出して扱うのに絶対不可欠な存在であり、2000年前に「始まりの五人」を導いた巫女と同じ存在である。
ただしルナ本人はこの能力に全く自覚がなく、自分がどういう存在かも知らない。
一方で本人以外に事情に通じているタッセルやイザクはその重要性を理解しており、片や保護、片や利用と、それぞれの意図から身柄の捕捉・確保に躍起になっていた。
各話での動向(ネタバレ注意)
- 第1話「はじめに、炎の剣士あり。」
新たなアルターライドブックを作り出す為に活動を開始したゴーレムメギドがブランクのワンダーライドブックを使用し、現実世界の一部をワンダーワールドと繋げ巻き込まれそうになっていた須藤芽依の手を掴んだ瞬間、飛羽真は記憶に現れる少女が吸い込まれる同じ光景を見るのだった。
- 第12章「約束の、あの場所で。」
15年間の思いに決着をつける賢人の言葉を聞いていた倫太郎から彼女の名前を告げられると、飛羽真は15年前の無くした記憶を全て思い出した。
- 第13章「俺は、俺の、思いを貫く。」
賢人が飛羽真を信じる思いと、飛羽真が賢人や街を救いたい思いに反応したときにドラゴニックナイトワンダーライドブックが完成する。そこにはルナの「飛羽真には、その力がある!」と飛羽真と賢人には聞こえた。
- 第15章「覚悟を超えた、その先に。」
異次元の目次録での戦いの中、上條大地は飛羽真に15年前の真実や自身の裏切りの理由について語り、富加宮隼人は世界を救うべく、ルナを利用して大いなる本=目次録の真理に至ろうとしたことが判明する。
- 第25章「煙をまといし、真紅の刺客。」
プリミティブドラゴンの暴走の影響で昏倒した飛羽真の夢に現れ、助けを求めていた。
- 第27章「哀しみを、笑顔に変えて。」
プリミティブドラゴンの暴走を克服した飛羽真はタッセルと初対面する。そこでタッセルから「彼女に早く会わないといけない」と忠告されるのだった。その言葉とは一体…。
- 第33章「それでも、未来は変えられる。」/第34章「目を覚ます、不死の剣士。」
マスターロゴスと交戦している飛羽真たちに次元の裂け目に囚われている所を目撃される。
聖剣同士の力がぶつかり合った時に次元の裂け目が現れる事に着目した飛羽真たちがユーリと協力して同じ状況を再現しようと試みるが、バハトが乱入し、それどころではなくなる。この戦いの影響で次元の裂け目を出現させる事には成功するものの、あと少しという所で次元の裂け目が閉じてしまった。
その後、ファルシオンに敗れた倫太郎を助けに現れたセイバーとなし崩し的に共闘する事になったカリバーがファルシオンが激闘を繰り広げた影響で次元の裂け目から抜け出す事に成功。本当の意味で飛羽真らと再会を果たす。
- 第35章「そして私は、神になる。」
飛羽真たちとの再会を喜ぶのも束の間、マスターロゴスによって誘拐されてしまう。
マスターロゴスによって全知全能の書の力を手に入れるための触媒にされるが、光の道を作り出して飛羽真に助けを求め、決死の思いで立ち上がった飛羽真に救出される。
最後まで約束を守ろうとしてくれた飛羽真を称えるが、儀式の影響で力を使い果たしてしまっており、いつの日か再会する事を約束して眠りについた。
- 第39話「剣士よ、信じる道を行け。」
ワンダーワールドの何処かに姿を現し、それを察知したタッセルが捜索に乗り出した。
更にクロスセイバーに敗れたマスターロゴスもまた、彼女を探し出すと口にし…。
- 第40章「輝く友情、三剣士。」
ソロモンのソロモンゾーンに襲われるところ最光によって助けられる。その後タッセルに飛羽真に会う前に自分を知る必要があると伝えられ、その際ルナはワンダーワールドそのものであることが判明する。
- 第41章「二千年、綴られた願い。」
冒頭にてタッセルに保護されワンダーワールドにある彼の家の中にて待っているように言われた。
終盤タッセルが迎えに行くが何故か家の中に居らず。代わりに居たのは…
- 第42章「はじまる、美しい終わり。」
公園の砂場で芽依と再会する。
スーパーヒーロー戦記
『スーパーヒーロー戦記』では大人になったルナが登場。
現在、詳細は不明。
余談
- 第35章でマスターロゴスによって儀式の場に召喚された際にはなぜだか彼女の眠っていたベッドごと召喚というシュールな構図であった。おまけにマスターロゴスの玉座とワンダーライドブックを置くためのテーブルまで召喚されている為、一部の視聴者の笑いを誘い、マスターロゴスが「別の意味でやばいやつなのではないか」と戦慄させたようである(ベッドが粗末なものではなく、フリフリの清潔なベッドであった点がそれを加速させたとも言える)。そして、飛羽真ともかなり年齢差が出来てしまっている為、感動の再開シーンが「絵面的に危なく見える」とも言われたとか。
関連タグ
始まりの女:主人公の身近にいた、世界を左右する立場にあるライダーヒロイン。
ツクヨミ(仮面ライダージオウ):月を連想させる名前をしたライダーヒロイン。
こちらも別世界と強い関りのある存在である。同じく服装は白い。