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カニアリギンの編集履歴

2021-08-07 20:40:14 バージョン

カニアリギン

かにありぎん

カニアリギンとは、『地球戦隊ファイブマン』に登場する怪人で、本編に最初に登場した合身銀河闘士である。

「カニギンのシャボン玉は、アリギンと合身する事によって、何でも溶かす悪魔のシャボンとなったのだ! それだけではない! 1体で2体分にパワーアップしたのだ! もはやこれまでの銀河闘士とは、違うガニ!アリ!」

CV:徳丸完(カニギン)、篠田薫(アリギン)


概要

ガロアがフランケンカプセルにカニギンアリギンと言う、シュバリエ配下の2体の銀河闘士を入れる事で作り出した合身銀河闘士

右側がアリギンで黒い、左側がカニギンで赤いと言うキメラ的な姿をしている。


標的を無重力にして浮かせるカニギンの無重力シャボン玉の能力と、あらゆる物体を溶かすアリギンの溶解液の能力を兼ね備え、更に頑丈な甲殻で守られている為に防御力も高い。加えてアリギンの特性で自在に地中を動き回る為、容易に捕捉する事も出来ない。

2体ともシュバリエの配下で、単体でもファイブマンを苦戦させられるだけの十分な実力を持っており、それが合体して更に強大な怪人となった訳だが、そんなカニアリギンを皮切りに、今後は合身銀河闘士が敵側の主戦力となって行く。

カニアリギンの登場は、まさしくゾーンとの戦いが今後より過酷になって行く事を当時の視聴者達に印象付けただろう。


活躍

シュバリエの指揮の下、カニギンとアリギンの状態で駆け付けたファイブマンに己の力を誇示するも、アリギンが誤ってカニギンの腕を溶かした際に彼を取り押さえた事をシュバリエから不審がられる。やがて、バルゴールが現れるとアリギンはカニギンを連れて帰還する。


その後、ガロアがドルドラの開発したフランケンカプセルの実験の為、カニギンとアリギンを入れる。実験は成功し、生まれ変わったカニアリギンはガロアの指揮の下にマグマベースを攻め落とすべく出撃。

だが、シュバリエはそんな彼らの様子を傍観しつつ、死神のカードを投げ掛けながら「お手並み拝見と行きますかな…」と呟くのだった。


溶解液入りのシャボン玉でマグマベースの壁を溶かすと、警報と共にファイブマンの5人が駆け付けて交戦。頑健な甲殻とシャボン玉攻撃でファイブマンを苦戦させる。

機転を利かせたレッドがバルブを回し、気体を噴出させた為に基地内から吹っ飛ばされるも、ドンゴロスの呼び寄せたゴルリン24号に吸収されて巨大化。マグマベースへ進撃するカニアリギンに対し、ファイブロボで応戦するファイブマン。だが、カニアリギンは超次元ソードを鋏でへし折り、ファイブロボをそのまま打ち倒してしまう。しかもその巨大戦の最中、アーサーを除いてもぬけの殻となったマグマベースをドンゴロスとバツラー兵が襲撃し、基地内を破壊して回る。


絶体絶命のピンチの中、レッドはファイブロボの操縦を下の4人に任せ、単身基地の防衛に向かう。ドンゴロスとバツラー兵を退けてスターキャリアを起動させる為、アーサーと共に向かうレッドを今度はドルドラがザザと妨害に掛かった為、レッドはアーサーを向かわせて自身は2人を相手取る。

ドルドラとザザに変身を解除させられ、追い詰められるだったが、アーサーは無事にスターキャリアを起動させてファイブロボに加勢。2体のマシンが合体してスーパーファイブロボとなり、カニアリギンと交戦するが、カニアリギンはアリギンの地中殺法で翻弄して尚も苦戦させる。


その頃、満身創痍の学の前にビリオンが登場し、いよいよ絶体絶命のピンチに陥るが、「父さんと母さんが造った基地を、汚した奴は許さん!」と叫んだ学はビリオンに反撃し、再びバルブを回して噴出させた気体で基地の外へ吹っ飛ばすと、マグマベースのマックスストームでカニアリギンを攻撃する。

「合体!マックスクロス!」と言う学の掛け声と共にマグマベースは浮上し、変形。スーパーファイブロボを収納し、最強ロボのマックスマグマとなった。

これによって戦況は一気にファイブマン側に傾き、カニアリギンはマックスストームの攻撃に怯んだ所へ止めのダイヤモンドマックスを叩き込まれ、奮戦虚しく爆散。

起死回生を賭けたガロアの渾身の作戦も、シュバリエの占い通り失敗に終わってしまった。

だが、彼の出現はガロアの闘志に火を点ける事となる……。


余談

モチーフは


カニアリギンの登場した第29話は、合身銀河闘士の初登場回であると同時に、マックスマグマの初登場回にもなった。


カニギンの声を担当した徳丸氏は第17話のクモルギンの他、第38話の銀河獣アンモナイトンと第42話のヒルアゲハギンも兼任している。

一方、アリギンの声を担当した篠田氏は昨年の『高速戦隊ターボレンジャー』でヤシノミボーマの声を演じていたが、今作ではこのアリギンの声しか担当していない。翌年の『恐竜戦隊ジュウレンジャー』ではトットパットの声を担当する事となる。


関連タグ

地球戦隊ファイブマン 銀帝軍ゾーン 合身銀河闘士  

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