概要
銀帝軍ゾーンが保有する戦闘機。番組放送当時の児童本では、銀河商人ドンゴロスの台詞として「1機につき、生産コストが5万ドルエンかかる」との記述が見られる。
橙色を基調として黒い模様の施された機体カラーが特徴で、旗艦である銀河戦艦バルガイヤーと共通したポイントともなっている。また円盤状の飛行形態と、地上戦に対応した戦車形態の2つの形態を使い分けることも可能で、後者の使用時には機体下部から6本の脚を伸ばし、これをプロペラのように回転させながら地表近くを移動する。
武装として、緑色のビームを発射する2連装の砲塔が設けられており、空陸両面からの破壊活動、それに戦隊側のマシンとの戦闘に投入される。
サイラギン戦では、数美が彼に対する算数の授業を行った際に、そのための教材として利用されたこともある。
備考
スーパー戦隊シリーズの草創期からの定番であった、「敵組織が使用する定番の戦力としての戦闘機」は、このバルゴールの登場をもってその流れにも一区切りがつけられる形となった。以降のシリーズ作品においても、同様のレギュラー要素としての巨大戦力が登場する場合がない訳ではないが、いずれも従前までの敵戦闘機のように連年に亘って登場するケースはごく僅かである。
関連タグ
巨大化獣ゴルリン:バルゴールと同じくゾーンが保有する巨大戦力の一つ。こちらはバルゴールのさらに倍に当たる10万ドルエンが、生産コストとしてかかっていることが言明されている
スーパー戦隊の敵戦闘機の系譜