概要
異世界「ウィッチェルニー」からやってきた炎と大地の魔法を納めたデジモン(ただし、必殺技は雷系の魔法である)。しかしながら、非常に寂しがり屋な一面を持っていて、相手に素顔を見せる事はない。
必殺技は雷雲を呼び出し、敵に雷を落とす「サンダークラウド」。杖の形状はどう見てもアレである。
X抗体版は目が赤くなり、眼帯を装着した事でよりダークさが増したデザインに変化している。
ウィッチェルニーに住むエネルージュ族の影響で魔力量が増強し、量子分解を起こせるほどの電撃『ボルトブレイク』が使えるようになった。
名前は魔法使いを意味する英単語「wizard」から来ている。
作品での活躍
デジモンアドベンチャー
CV:石田彰
ヴァンデモン軍団の一員。かつて孤独に旅を続けて行き倒れていた自分を救ってくれたテイルモンに恩義を感じている。テイルモンと過ごすうちに本当の意思を見失っているのに気づき、その記憶を取り戻せるように動くようになった。一方でヴァンデモンへの忠誠心は薄く、テイルモンのためなら主君を敵に回す事も厭わない。
選ばれし子供たちとも心を通わせるが、ヴァンデモンの攻撃にあい落水。その後丈に救出され、テイルモンの危機を知ってお台場へ向かう。そしてヴァンデモンに処刑されようとしていた八神ヒカリとテイルモンを身を挺して庇い死亡する。
小説版では、ウィッチェルニーらしき世界を追放されてからテイルモンに出会うまでの過程が描かれている。また、元居た世界と現在では姿が異なっていることが判明した。
デジモンアドベンチャー02
上記のウイザーモンの魂が登場。現実世界で倒されたためなのか、デジタルワールドに魂が帰れず、転生できずにいたようである。よって自身の命日に至るまでお台場のスタジオで影だけが写り込んだり、妙な声が聞こえるなどの怪事件を引き起こした。
テイルモンにデジタルワールドに迫る闇や本当の危機について知らせ、打開するための断片的なヒントを託す。役目を終えると再び現実世界を彷徨うかのように、テイルモン達の前から去っていった。
デジモンアドベンチャーVテイマー01
ヴァンデモンに操られたデジモンの中にいた。
デジモンフロンティア
CV:宇垣秀成
キャンドモンが進化した。
魔法でアグニモンたちを攻撃したが、新たに目覚めたチャックモンの機転によって倒される。
DIGITAL_MONSTER_X-evolution
CV:石田彰
レジスタンス組織の一人。データを抜き取られ廃棄場に捨てられていたドルガモンを助け看病する。また他のデジモンと共にデクスドルグレモンの大群と戦う。
デジモンクロスウォーズ(漫画)
テイルモンと共に世界中を旅する学者。
デジタルワールドの成り立ちについて研究しており人間界やクロスローダーを調べるためクロスハートに加入する。
最終戦争でズィードミレニアモンの攻撃から仲間たちを身を挺して守り異次元に飛ばされてしまった。
web漫画ではその後の彼の行動が描かれており、実はタイキたちをデジタルワールドに送った張本人であることが明かされた。
上記のアドベンチャーの個体を思わせる設定が多い。
デジモンネクスト
NEOとの最終決戦でツルギ達の応援に無数のデジモン達と共に集結した。
彼の掌にはテイルモンが乗っており、アドベンチャーでの設定を意識したのだと思われる。