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オウルイマジンの編集履歴

2021-10-07 18:28:10 バージョン

オウルイマジン

おうるいまじん

オウルイマジンとは、仮面ライダー電王の第13-14話に登場したイマジンである。

「ガキの遊びに付き合っている暇は無い」


詳細

CV:黒田崇矢

イマジン3人に憑依されてフラフラの野上良太郎を介抱した「ゆりかご公園」の管理人・戸山秀二と契約した敵イマジン身長195㎝、体重128㎏。

クロウイマジン同様飛行能力を持つ。また、ナイフのように羽根を飛ばして攻撃出来、自動車を一発で爆発させるなどの高い威力を持つ。


外見

イソップ童話「フクロウと鳥達」のイメージからフクロウの姿で実体化した。

身体は白で顔・左胸・右腿は銀色。接近戦用に右腕の鉤爪武器としている。猛禽怪人のため膂力握力に優れており、車や自転車を掴んで飛び回り、公園にバリケードを築きあげたりもしている。


契約者の願い

願い事:「公園を動物達が安心して過ごせる場所にしてほしい」

対応する時間:1997年2月20日


戸山はリュウタロスが催眠をかけたダンサーの一人である青年・レージと過去に交流があった。

当時小学生だったレージは、放課後になると公園に寄って犬の「コロ」と戯れており、その過程で戸山とも知り合っていた。レージはコロを可愛がっていたが、上記の時間の日にコロは自転車に轢かれてしまう。コロを病院に連れていこうとしたレージは道に迷い、そこを戸山が発見。動物病院に連れていくも、着いた時には手遅れだった。

それからレージは自らを責めるようになり、以降10年に渡って公園に訪れず戸山とも顔を合わせなくなっていた。


そして時は流れ、とある男性グループが周囲や動物を顧みず大音量でダンスをする姿を戸山は目撃。グループに加わっていた、青年となったレージの姿を目撃した戸山は上記の過去を強く思い返し、事件の引き金を引くことになる。


活躍

戸山の願いを聞いたことで、公園に人間が誰一人立ち入らないように使用者を強襲。

通行人を介抱しようとした戸山に「何をしている。大人しく待っていろと言った筈だ」と警告し、人を襲うなど本望ではない戸山を突き飛ばし、破壊を続行。

そこに、深層意識に眠っていたイマジンに憑かれたことで行方知れずとなった良太郎を探していたハナと、良太郎との繋がりが断たれたことで砂状態で捜索に訪れていたモモタロスが出現。

「ここへ入られては契約が果たせないな。お前も叩き出してやろう」とハナを襲おうとしたところ、ダンサーズを引き連れて踊っていたR良太郎が対峙。その直前に巣箱を破壊し、踏みつけても気にも留めていなかったことでリュウタロスの怒りを買い、電王ガンフォームに変身される。

話に聞いていた姿と違う電王に意表をつかれつつも電王ガンフォームと交戦する。

デンガッシャー・ガンモードの、建物や木々の破壊も厭わない乱射に分が悪いと判断し飛んで撤退するも、「僕も飛んでいい?」と指パッチンでマシンデンバードを呼び寄せたリュウタロスにより追走と乱射を受ける。しかし公園が滅茶苦茶になるとハナに制されたことでリュウタロスは「鳥の巣にも被害が及ぶ」と思い直し攻撃中止。隙を見計らって撤退した。


その後は自動車、電柱、自転車を掴んで飛び回り、鳥の巣を作るが如く公園にバリケードを構築する。

病院に搬送されていた戸山は、病院を抜け出して公園に向かうと愕然とする。

そこに再度良太郎に憑いたリュウタロスがR良太郎としてダンサー達を引き連れ出現。バリケードの隙間から現れた犬達と戯れ出したことで、催眠の解けたレージが戸山を認識した。

その間にオウルイマジンは契約完了とみなして過去に移動。

ハナにチケットをかざされた戸山はレージとコロの過去を語った後、己を責め続けるレージに「お前のせいじゃない」と面と向かってコロの死の責任がないことを伝えるのだった。


飛んだ先の過去では人々を混乱に陥れ、車を衝突させる等の被害を生んでいたが、群衆が逃げ惑う中逃げも隠れもしない外套の男性を目撃。羽根を投げて攻撃しようとするも、デンライナーで追いかけてきた電王ソードフォーム(犬と戯れて隙のできたR良太郎に、モモタロス、ウラタロス、キンタロスが総力を結集してリュウタロスを追い出した末M良太郎が変身し主導権を握った)が乱入。電王が出現した隙に男性は行方をくらました。


ソードフォームの猛攻に歯が立たず、飛行して羽を用いた空爆を仕掛けて逆転するも、ソードフォームがフルチャージしたタイミングで挑発「早くしないとコロが死ぬ」と見たリュウタロスがガンフォームに強制交代。ビルの破壊も臆さないガンモードの銃撃に「こいつおかしいんじゃねえのか」と逃げ惑うも相手にならず、完全に形勢逆転された。


電王(リュウタ)「最後行くよ。いい?」

オウル「駄目だ…」

電王(リュウタ)「答えは聞いてない


ワイルドショットで撃破され消滅、その後ギガンデスハデスギガンデスヘブンに分裂して暴走し暴れるが、デンライナーイカヅチを展開され、各車両を連結させた後ギガンデスヘブンは銃撃で爆散。残ったギガンデスハデスもさながら竜のように天上まで追撃され、雲上で空中戦を繰り広げた末ミサイルの乱射で撃破された。


その後コロは病院に運ばれ、一命を取り留めた。

(アイビーイマジンの事件同様、コロを助けたことは過去改変に抵触するものの、今回は敵イマジンに加担していなかったからかオーナーから言及はされておらず、警告を受けた様子もない。

おそらく今回も、願いの大元となった出来事がなくなり、オウルイマジンとの契約自体なかったことになったものと思われる)


備考

フクロウモチーフにも関わらずに行動しているが、これは北欧のフクロウが昼間に活動する事に由来すると思われる。


戸山を演じたのは『人造人間キカイダー』の服部半平役で知られるうえだ峻氏。


スーツはブルーバードイマジンに改造された。


声を演じた黒田氏は今作が平成ライダーシリーズ初出演となり、同作でアルビノレオイマジンの声も演じた。


元ネタになったイソップ寓話「フクロウと鳥たち」はギリシャ神話におけるフクロウの賢者としての側面を描いた物語であり、鳥たちに何度も警告をし続けるも聞き入られなかったが、鳥たちは痛い目を見るなり、掌を返したようにフクロウに知識を要求してきた。そんな鳥たちにフクロウが愛想を尽かすという所で物語は終わる。


関連タグ

仮面ライダー電王 敵イマジン リュウタロス ガンフォーム

黒田崇矢 ギガンデスヘブン ギガンデスハデス

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