原作及びその他の客演はテリー・ボガードを参照。
概要
2019年 大乱闘スマッシュブラザーズを開催する。以上・・・・・。【S】
2019年9月5日の『Nintendo Direct』で、テリーが『スマブラSP』に有料追加ファイター第4弾として参戦する事が発表された。配信日は同年11月6日。
実は発表までは何の作品の誰が参戦するのかまでは今まで通りわかっていなかったのだが、発表数日前に英任天堂のサイトで何らかの項目として作られていたとされる部分でSNK CORPORATIONのクレジット表記がされてしまっていた事から、第4弾はSNKから参戦とほぼ確実視されていた。
これについては作成中のページの設定ミス説が有力。一部ではヒント説もあるが、SPECIALの新規DLCファイターは基本発表まで秘匿されているのが主である為、ヒント説は無いと思われる。
参戦発表ムービーでは歴代KOF参戦者たちが原作ゲームのグラフィック+αで登場。飛んでいく招待状を奪い合いながらも誰も手にできず、手しか映らなかった奴や、取ろうと飛び出したのはいいが掴みそこねていつもの落下オチとなった奴、悔しさを通り越して笑い出した奴もいた。
ちなみに予告ムービーのタイトル「挑戦者 現る!」は、同じ「SPECIAL」である『餓狼伝説SPECIAL』で、隠しボスのリョウ・サカザキを出現させた時のメッセージだったりする。
帽子とジャケットのデザインが似ていたのか、全員参戦のイメージイラストではポケモントレーナーの隣で配置された。同じアメリカをモデルにした舞台のゲームの主人公とはファストフード好きなところでも結構ウマが合うかもしれない。
必殺ワザ
コマンド | ワザ一覧 |
---|---|
B | パワーウェイブ |
→B(↓↘︎→AorB) | バーンナックル |
←B(↓↙︎←AorB) | クラックシュート |
↑B(↓(溜め)↑AorB) | ライジングタックル |
↓B(→↓↘︎AorB) | パワーダンク |
↓↙︎←↙︎→(↓←↓→)AorB | パワーゲイザー |
↓↘︎→↓↘︎→(↓→↓→)AorB | バスターウルフ |
切りふだ | トリプルウルフ |
リュウ・ケンと同様にコマンド必殺技・自動振り向き機能が搭載されている。
立ち回り等
具体的な強さはリュウ・ケンと同様にコマンド必殺技・通常ワザキャンセル・自動振り向き機能が搭載されているが、通常ワザがボタンの押した長さに左右されない、全体的にパワーが高いなど、あちらとは違い意外にも間口の広いファイターとなっている。 しかもファイターの中で唯一、後必殺ワザがある。
コンボ火力は全ファイターでトップクラス。コンボするだけで軽く30%以上も稼げ、コンボからの撃墜にも困らない。無敵付きのワザも存在するので打ち合いに強い。パワーダンクやライジングタックルなどの必殺ワザは距離、威力ともに抜群でどの方向でもふっとばせる火力が備わっているので撃墜手段が豊富。
特に地上N攻撃から下B攻撃のコンボは特に撃墜手段として多用される。
テリー独自のシステムとしてダメージ蓄積率が100%を超えた場合、パワーゲイザーとバスターウルフの2つの超必殺技が従来のコマンドのみで使用可能となる。簡易コマンドもきき、コンボにも組み込めるが、隙が大きくかえって撃墜の危険性が高まるハイリスクハイリターンな代物となっている。 また、回避中に攻撃ボタンで出せる『避け攻撃』もテリー専用の仕様。
要約するとコンボ火力と撃墜手段、ピンチでも超必殺技でワンチャン性能もあるコンボ型パワーファイター。コマンド入力操作の難しさもあるがどんなコンボでも高ダメージを与えられるのでリュウやケンが苦手な人にはオススメのファイター。
弱点は反撃のされやすさ。必殺ワザ自体隙は大きいので格ゲーキャラ故か、ガードされると隙が生まれてしまう。コマンドの暴発によって自滅するリスクもある。復帰力はあるのだが横必殺ワザと上必殺ワザは崖に捕まるまでの時間が遅いのでメテオや下スマッシュ攻撃に狩られやすく、妨害にも弱い傾向。
又、パワーウェイブやバスターウルフ以外は基本的に接触技且つ威力も高めなのでカウンター狙いされると手も足も出なくなる。
オンライン対戦
オンライン対戦ではリュウやケンに比べてコマンド入力が楽なのか使用頻度はやや高い。しかし、横必殺技が2つに分けられたことによりコマンドミスによる事故が多いので要注意。
全体的に技の速度が速く、Bボタンの使用頻度が低い為か使用するプレイヤーも多い。コマンド入力の使用頻度の高さから攻撃力が高く、相手を撃墜しやすく、コマンド系ファイターにしては比較的扱いやすい。
ただし、隙も出やすく威力が高い技や接触技が多いのでカウンター持ちには注意が必要となる。復帰力が弱いので復帰阻止にも注意が必要となる他、接近線主体のファイターの為、飛び道具持ちファイターにも注意が必要となる。できるだけ地上にながらも掴み攻撃やコンボを多用しながら戦った方が良い。
逆に接近戦主体のファイターには強く、特にキャプテン・ファルコンは後述するが崖の戦いに弱い為、足蹴りで妨害しやすい。
相手が崖際にいる際には長い足を利用して崖をつかんでいるファイターを攻撃する事も可能なので、崖際の戦闘が不安がある場合はそれを多用するのも手となる(これに関してはケンもリーチは短いが同様の手法が可能)。
ステージ・楽曲
ホームグラウンド「KOFスタジアム」
テリーのホームグラウンドとして「KOFスタジアム」が用意されており、通常設定だと画面の左右の端に透明な壁が設置されている。この壁は吹っ飛ばして撃墜確実な場合にのみ壊れるようになっておりその時初めて撃墜扱いになる。その為、戦場化や終点化でない限り奈落に落ちて自滅する事が不可能。その為、空中戦や復帰が不得手な地上戦に向いたファイターは発揮しやすいステージである。
ここでポケモン達を戦わせると背景にいるSNKキャラクターがポケモントレーナーみたく見える乱闘になるので一度は試してみるといいかもしれない。なお、このKOFスタジアムには餓狼伝説ならびにSNKの華として代表格であるも「良い子のCERO-A」の都合上出す事が困難ゆえに登場出来なかったキャラクターがいる。
楽曲はテリーメインよりもSNK全体から絞られており、楽曲数はなんと50曲丁度となっている。これでお値段662円(税10%含)。
当然『スマブラSP』のDLCで追加されたシリーズではぶっちぎりの最多(次点の鉄拳でも39曲)であり、それ以外の新規シリーズを含めてもスプラトゥーンシリーズ(26曲)、悪魔城ドラキュラシリーズ(34曲)を超え、最多の楽曲数となっている。
桜井氏曰く、この中からさらに絞られると契約の関係も含めて思っていたが、SNK側は交渉において提示した50曲全てに「OK!」を出したとの事。ちなみに全シリーズ含めても「その他」を除くと、スマブラシリーズ(113曲)、マリオシリーズ(91曲)、FEシリーズ(DLC分を含んで52曲)に次いで4番目とゲストシリーズながらも異例の曲数となっている。
テリーの勝利BGMは初代餓狼伝説で勝利した時のものがアレンジされている。
勝ち上がり乱闘
勝ちあがり乱闘「ザ・キング・オブ・大乱闘」はKOFのシステムにある3対3を再現するように特徴・能力・繋がり・縁のあるファイター三人が順番ずつ登場していく。しかしこちらでは1対3による形式で体力戦を行う。ROUND4ではSNKのソフトである『アテナ』が元ネタで神話繋がりとしてパルテナの鏡シリーズのファイター(ピット→ブラックピット→パルテナ)が登場する。ちなみにボーナスステージを除く全てのステージて体力戦かつ1対3の為、ホンキ度9.9を狙い難い。一方と、マルクやマスターハンド等のボスキャラは出ておらず、最終ステージはケン、リュウ、テリーの3人と対戦する事になる。
ここでポケモン達を戦わせると背景にいるSNKキャラクターがポケモントレーナーみたく見える乱闘になるので一度は試してみるといいかもしれない。なお、このKOFスタジアムには餓狼伝説ならびにSNKの華として代表格であるも「良い子のCERO-A」の都合上出す事が困難ゆえに登場出来なかったキャラクターがいる。
その他
ファイタースピリットはゼルダの伝説シリーズの同名キャラクターがマスタースピリット(商店担当)で登場している関係もあってかフルネーム名義が使用されている。
余談
- スマブラのサウンドテストの餓狼伝説シリーズでの一番最初の曲がリチャード・マイヤステージの「ハレマー教カポエレ派戦いの歌(信じるものは救われる)」になっており、しかもスマブラアレンジ版という豪華なのかカオスなのかわからないものに始まるSNK楽曲名物「テキトーかつわけわからない曲名」が並ぶ事態(全部が全部ではないが)に。…まあ、当時はそんなんだったから仕方がない。テリーの説明で桜井氏は「ターくんと北ピー」についてツッコミと逸話を語る始末である。しかも「ハレマー教~」がその中で曲名が一番長い。そして一番短い曲名は「ね!」である。…うん、もはやわけがわからない。
- スマブラシリーズに参戦する男性ファイターの内一部ファイターに女装経験者はいるが、公式で女体化を経験したことがあるファイターはリュウとケンに続いて3人目である(3人共SVCにて公式で女体化を経験した。後にテリーは二度目の経験するハメになった)。
- 招待状の送り主のSは桜井氏と思われるが、実はプロットには書いていない為、誰が書いたかについては不明。「SはスマブラのSでもある」と説明している。元ネタの「R」は倒した格闘家のブロンズ像をコレクションしているのが、「S」も参戦ファイターをamiibo化しているのであながち間違ってはいない。
関連タグ
ファイター番号順
73.バンジョー&カズーイ→74.テリー→75.ベレト/ベレス