『あたしはテキーラ酒をもってまいりましたの〜〜』
『通ってもよろしいかしら～～～～』
ムホ
概要
まずはじめに言おう、これは公式ネタである。
決して読者の妄想や二次創作の弊害などではない、れっきとしたジョジョネタである。
事の発端は、ジョセフがメキシコにあるナチスドイツ軍基地にスピードワゴンを救出すべく潜入しようとしたとき、衛兵が地元の女性にセクハラ同然の検問をおこなっていたのを目撃。
これを見たジョセフは、これを真似て自分も女装。
そもそも195cmという長身でしかも筋骨隆々なジョセフが女装したところで色気などあるはずもなく、その濃くケバい化粧も手伝って、衛兵から一発で不審者扱いされた。
なお「さすがナチス軍だ」と悔しがるジョセフに対し、衛兵二人はジョセフを「お前みたいなデカくて筋肉質な女がいるか!」等ボロっカスにこきおろしている。その際に禁句である「バカ」を言われたため、怒り心頭に発して波紋をテキーラに流してコルク栓をココナッツの木に飛ばして実を落とし、その実を衛兵にぶつけて気絶させた上に蹴り飛ばしている。「タコスッ!!」。
その後、「自信なくすぜ…」とボヤキながら衛兵の身ぐるみを剥いで兵士に変装するジョセフだった。
・・・ってか、普通に誤魔化せると思ったのかジョセフっ？！
余談
なお、2012年からのTVアニメ版でもきっちり再現されたわけだが、その前に出てきた検問でセクハラされる女性の中にいるばあさんが、胸や尻を揉まれる女性を羨ましそうに見ていたり、その直後に兵士たちに呼ばれて嬉しそうな顔をしていた。
誰得。
なお、別のゲームのラジオでの杉田氏のコメントによると収録の際一発OKをもらったらしく、本人はかえって不安になったらしい。
同席していた今井氏からは「楽しそうにやってるなー」と好評を貰っている。
そしてついに
なぜか新作ゲームであるアイズオブヘブンにおいて、ジョセフ・ジョースターのコスチュームとして追加されることがわかった。ちなみにその時の名前は「テキーラ娘」ではなく「女装ジョセフ」となる。(ジョセフィーヌ・ジョースター…とは言わないようだ)
初回封入特典の高難易度DLミッションをSランクでクリアするか、ゲーム内のショップで購入するかで入手できる。ショップの方はかなりの高額なので、どちらの方法で入手するかは自分の腕と相談しよう。戦闘中のボイスもテキーラ娘仕様になるので、是非（？）手に入れてみよう。
で、なんとそれだけに留まらず、専用の掛け合いまで作られているという力の込められっぷり。
(掛け合いの存在するキャラは、通常ジョセフと同様)
…もっとも、その相手からの反応は一例をあげるだけで
- 実母からはブタでも見るかのように冷たい目を向けられる
- 親友に爆笑される
- ドイツ軍の戦友に絶句される
- 敵の首領から嘲笑われる
- 隠し子にボケを疑われたあげく施設送りを検討される
- 一族の宿敵はマジ切れ、その息子からは燃えるゴミ扱い
- 未来の自分が客観的に見た結果、「身内には絶対見せたくない」とまで後悔する
…と、散々たるもの。まあ当然だが。
なお、こんな女装姿でも誤魔化せてしまう人達がいたりするが。嘘だろ承太郎。
(…尤も、実際に騙せるような奴らとは思えないので、あくまで彼らが騙されたIFパターンと考えるべきか)
関連タグ
おまえのようなババアがいるか…類似ネタ
坂田銀時…同じく女装経験がある(声も同じ)ジャンプ主人公。こちらは割と女装のクオリティが高い。
竈門炭治郎…同じく女装経験ありのジャンプ主人公。化粧が酷すぎて仲間諸共遊郭側からはドン引きされたが宇髄天元の話術で潜入には何とか成功。ちなみに一緒に潜入した仲間のうち伊之助はすっぴんだと美少女と見紛うほど。
霞拳志郎…女装経験ありの主人公。尤も彼の場合は潜入先が筋肉系男子ばかりのオカマバー＆変装が自動車を運転するタイミング＆敵側がペストに感染していてすっかり気が動転している等々状況がこちらに好都合だったため、ジョセフ並みの筋肉質で服装とカツラだけのシンプルな変装だったのにまんまと目的を達成している。
