パックマン
ぱっくまん
概要
ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)のレトロゲーム。ドットイートゲームの元祖で初期のヒット作。もしくはその自キャラ(ナムコの看板キャラにもなった)を指す。ゲームをやった事ない人でも名前を聞けば大体の人が判るであろうキャラクター。
初登場時は口の部分が欠けた黄色い丸(左)だったが、後の作品では手足が生えて手袋やブーツを身に付けている(右)。
また、「パックマンワールド」等の近年の作品では、目の部分に白目が追加されたデザインとなっている(下)。
旧ナムコ時代における家庭用ゲームソフトの統一ブランド名NAMCOT、このNAMCOT名義で第一弾ソフトとして発売されたのが、MSX版のパックマンである。
2020年6月18日から配信予定の『NAMCOT COLLECTION』の第一弾配信タイトルに本作が含まれている。⇒公式サイト内タイトル一覧
また、プロボクサーのマニー・パッキャオのニックネームでもある。(この事はパックマンの公式サイト、パックマンウェブのMUSEUM内の2008年の項目にも書いてある)
彼は家族持ちでもあり、妻のミズ・パックマン(幼少時は「パックガール」明記)、息子のパック・ジュニアや娘のパックベイビーが存在している(「ハロー!パックマン」より)。
また「パックンロール」では、彼の師匠であるパックマスターやその妻や娘も存在、パックマン一家以外にもパックマンと同じ種族の仲間も存在している。同作では、パックマンの容姿は幼少時代から今のような姿とほぼ同じであるという事とか。
日本やアメリカを始め世界中で圧倒的な人気を誇り、ギネスが主催する『ゲーム史上最も有名なゲームキャラクターランキング』では、第6位にランクインしている。
2016年リオデジャネイロオリンピック閉会式の開催都市引き継ぎセレモニーの一連の演目「トーキョーショー」においてパックマンが登場。しかし、彼を上回るとんでもないコラボが…。
外部出演
同社のゲームであるリッジレーサー、湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE、マリオカート アーケードグランプリ、ドリフトスピリッツにも出演している他、任天堂のゲームである大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにも参戦している。
リッジレーサー
ナムコのゲームであるリッジレーサーシリーズでR4 リッジレーサータイプ4より初登場。R4ではゲーム中に登場する車を全部入手すると入手できるようになる。この時のパックマンはパックマンを模した車だった。
リッジレーサーVからはパックマン本人が登場。リッジレーサーVである条件を満たすとパックマンがアカベエらモンスターとレースをするモードが登場。これをクリアするとモンスターも使用可能になる。ちなみにモンスターはスクーターに乗ってレースに参戦している(グズタに至ってはエンストもする)。なお、ドリフトスピリッツでパックマンが参戦した際はこちらの車が登場している。
リッジレーサーズ以降ではプレイヤーと1VS1でレースし勝てば彼と彼の車が使用できるようになる。また、続編である2にも登場(しかしリッジレーサーズ2での彼の車は実は「足こぎの車」になっており、彼いわく「足こぎなのでつらい」とのこと)。
リッジレーサー7ではゼビウスを模した車に乗って参戦。ANDORGENESIS社が深く関わっているとされる謎の反重力エンジンを搭載している。ANDORGENESIS社はこのマシンの成功を機に大型の機体制作を開始した噂とのこと。
リッジレーサー3Dではソルバルウを模した車に搭乗。
Vita版ではパックマン本人は登場しないが、パックマンカラーの「SYNCi(シンキ)」(カマタ社制作)が登場している。
スペック
RRV
クラス | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | エンジン | 最高速度(km/h) | タイプ |
---|---|---|---|---|---|---|
デュエル | 2020 | 1000 | 1120 | 不明 | 296 | ドリフト |
RRs
クラス | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | エンジン | 最高速度(km/h) | ドリフトタイプ |
---|---|---|---|---|---|---|
スペシャル | - | - | - | 不明 | 351 | スペシャル |
RRs2
クラス | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | エンジン | 最高速度(km/h) | ドリフトタイプ |
---|---|---|---|---|---|---|
SP2 | - | - | - | 足漕ぎ | 390 | スペシャル |
RR7
クラス | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | エンジン | 最高速度(km/h) | ドリフトタイプ |
---|---|---|---|---|---|---|
1(SP) | - | - | - | 不明 | 339 | スペシャル |
大乱闘スマッシュブラザーズ
開発にバンナムが関わったことで、第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から参戦。
デザインはパックランドなどで見られるオールドスタイルを採用。お馴染みのピザ形にも変形できる。
通常必殺ワザでドット絵のフルーツを投げつけたり、4色のモンスターをそれぞれ手の平から出現させて攻撃するスマッシュ攻撃、さらにはギャラガ・マッピーなどナムコのレトロ作品からも引っ張ってきた様々なワザを駆使する。
詳しい解説はパックマン(ファイター)を参照。
スーパーロボット大戦DD
スーパーロボット大戦の関連番組『鋼の超感謝祭 2021』で、スーパーロボット大戦DDに急遽参戦する事が発表された。
パックマン自体は「超合金パックマン」のパイロットとして登場するとの事。
参戦イベントは冬頃開催予定。
ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊
ナムコ作品のゲストキャラクターの1人として、ケロカやサポートで登場。
サポートについては攻撃力は低いものの、効果がランダムで3種類発生し、パワーえさを食べると巨大化して敵に体当たりをするか、敵全体にダメージと弱体効果を与えてくれる。
ケロカについては同じゲストキャラクターであるハセヲと同様「レア」扱いとなっており、攻撃力にばらつきがあるが、クリティカルヒット率は高くなっている。
↓以下はケロカの情報↓
HP | 属性 | 攻撃力 | ターン数 | 速度 |
---|---|---|---|---|
765 | ✌(チョキ) | 1~332 | 1ターン | 100 |
クリティカルヒット | 発生率 | ダメージ率 | ||
20% | 222% |
映像作品
映画では何故か敵役、しかもラスボスやメインヴィランとして登場することが多い。
ピクセル
映画ピクセルに、宇宙人が送り込んだ二人目の刺客として登場。
本作の主人公サム・ブレナーらは4体のモンスターに見立てた4色の車でパックマンに追突すれば勝利となる。
パックマンの発明者である岩谷徹も出演している(登場人物としての岩谷徹を演じた人物は別人だが、本人もエキストラとして出演)。
仮面ライダーとの共演
2016年12月10日より公開の『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』では、パックマンをモチーフにした悪役が仮面ライダー達の最恐の敵として立ちはだかる。
ゲームがモチーフとなっている『仮面ライダーエグゼイド』及びパックマンの宿敵ゴーストの名を冠する『仮面ライダーゴースト』とのまさかのコラボレーションである。
また劇場版の後日談が描かれるYoutubeで配信されているスピンオフムービー『仮面ライダーゲンム』ではパックマンのガシャットを用いて変身するパックアクションゲーマーというものが存在する(その他『ファミスタ』や『ゼビウス』がモチーフの形態も登場)。
その他
日本では2013年公開の映画『シュガー・ラッシュ』では、作中作『Fix-it Felix Jr.』稼働30周年のパーティに参加しており、会場のケーキを食べつくしている姿が見られた。ほか、4色のモンスターも登場。
2017年公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』でも意外な形でパックマンが登場する。
2018年のドコモのCMにも、様々な作品のキャラと共に登場した。
余談
2001年に発売されたアサヒ飲料の「カロリーコントロール飲料 Chara」のイメージキャラに使われたこともある。