当記事は「パックマン」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』(以下、『for』)から参戦。
ファイター番号は55、通り名は黄色い伝説。
開発にバンダイナムコゲームスが携わっていることから、パックマンの参戦も有力視されていた中、2014年のE3で遂に参戦が発表された。
参戦ムービーの最後では、彼と同年デビューであるMr.ゲーム&ウォッチが登場。(隠しキャラとしてMr.ゲーム&ウォッチが登場するという伏線ともとれる。)マリオ・ドンキーコングの1年先輩であることをアピールしている。
デザインはパックランドなどで見られるオールドスタイルを採用。お馴染みのピザ形にも変形できる。
特徴
通常必殺ワザでドット絵のフルーツを投げつけたり、4色のモンスターをそれぞれ手の平から出現させて攻撃するスマッシュ攻撃、さらにはギャラガ・マッピーなどナムコのレトロ作品からも引っ張ってきた様々なワザを駆使する。
非常に素直な性能の使いやすい通常ワザと、非常に癖があり扱いに慣れを要する必殺ワザを兼ね備えた、奥の深いオールラウンダー。
通常ワザは発生の速さと隙の少なさがウリ。
「パワーエサ」や「パックンジャンプ」を使った復帰の選択肢が豊富な為、復帰阻止を受けにくいのもかなりの利点。
スマッシュ攻撃とつかみは持続が非常に長く(特に『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』(以下、『SP』)のつかみは途切れなしで22F)、回避や着地などを狩りやすい。
最大の弱点は撃墜手段の少なさ。全体的に発生が遅く隙も大きいスマッシュ攻撃に頼りがち。
必殺ワザ
“ ” 内の説明文は『SP』のゲーム内ヘルプから引用。
- 通常必殺ワザ:フルーツターゲット
“ いろんなフルーツや ベルなどを投げる
投げたターゲットによって 動きがちがう ”
- 横必殺ワザ:パワーエサ
“ パワーエサを出して 移動したい方向を決める
パワーエサを食べると 突進に変わる ”
- 上必殺ワザ:パックンジャンプ
“ トランポリンで 飛びはねながら攻撃する
トランポリンは乗るたびに 飛ぶ高さがアップ ”
- 下必殺ワザ:消火栓
“ 消火栓をおき 上と左右からの水で押し出す
消火栓をふっとばして 当てることもできる ”
- 最後の切りふだ:スーパーパックマン
“ 巨大で平面な スーパーパックマンに大変身
ループしながら高速で直進し続け 食べた相手をふっとばす ”
パワーエサを食べて巨大化する。
食べられたファイターは目だけの姿となり、大ダメージを受けてふっとばされる……だけでなく、巨大化やゴールデンファイター化などといった状態変化がリセットされてしまう。
『SP』では操作系の切りふだの廃止に伴い仕様が変更されたのだが、何故かソニックに負けじとスピードアップし、端から端へループしていくようになった。ワザ中に角度の変更が可能。
タイマン・乱闘共に非常に強力な切りふだで、慣れさえすればチャージ切りふだであってもかなり相手を撃墜しやすい。
ただし、最初は必ず真横に突進するため、縦に広いステージには弱い。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』での変更点
表情が増え、笑顔になる頻度が下がっている。
上強攻撃が「パックアッパーパンチ」に変更された他、通常必殺ワザ「フルーツターゲット」が少しだけスピーディになった。
その他
アピール
上アピール(通称:ナムコ占い)では、ナムコのアーケードゲームやレトロゲームのキャラや機体がランダムで登場する。
- ○:登場する
- ×:登場しない
出典 | キャラ・機体 | 3DS | WiiU | SP |
---|---|---|---|---|
ギャラクシアン | ギャラクシアン | ○ | ○ | ○ |
パックマン | イジケモンスター | ○ | × | ○ |
キング&バルーン | キング | ○ | × | ○ |
ニューラリーX | マイカー | ○ | ○ | ○ |
ギャラガ | ファイター | ○ | ○ | ○ |
ボスコニアン | スパルタカス | ○ | ○ | ○ |
ディグダグ | プーカァ | ○ | ○ | ○ |
ゼビウス | ソルバルウ | ○ | ○ | ○ |
ゼビウス | アンドアジェネシス | × | ○ | ○ |
マッピー | マッピー | ○ | ○ | ○ |
リブルラブル | トプカプ | ○ | ○ | ○ |
ギャラプス | アブノシップ | ○ | ○ | ○ |
ドルアーガの塔 | ギル | ○ | ○ | ○ |
スカイキッド | レッドバロン | ○ | ○ | ○ |
ドラゴンバスター | クロービス | × | ○ | ○ |
バラデューク | パケット族 | ○ | ○ | ○ |
メトロクロス | ランナー | ○ | ○ | ○ |
ワルキューレの冒険 | ワルキューレ | × | ○ | ○ |
鉄拳 | 三島平八 | × | × | ○ |
太鼓の達人 | 和田どん | ○ | ○ | ○ |
塊魂 | 王子 | × | × | ○ |
余談だが、『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』ではマッピーの出現割合が他の2倍になっている。
これは出現するキャラクターの種類が『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Wii_U』よりも1つ少ないためであると思われる。
勝ちあがり乱闘「ファミコン クラシックス」
ROUND | 敵 | 発売年 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | マリオ、ルイージ、ドンキーコング | 1983年 | ドンキーコングは3Pカラー(赤)、BGMは1984年 |
2 | ダックハント | 1984年 | 音楽なし |
3 | アイスクライマー、ロボット | 1985年 | ステージの『レッキングクルー』も1985年発売 |
4 | こどもリンク、サムス、シモン、ピット | 1986年 | ディスクシステム世代。こどもリンクは初代『ゼルダの伝説』のリンクが子供であることから |
5 | リトル・マック、ロックマン、スネーク | 1987年 | ファミコン版が黒歴史のスネークも分け隔てなく登場 |
6 | マルス、ドクターマリオ、カービィ | 1990年代 | ステージ「プププランド GB」とピンク色のカービィの組み合わせは、『星のカービィ 夢の泉の物語』のLEVEL 7-6から |
BOSS | ドラキュラ | 1986年 | 音楽は通常の「Nothing to Lose」ではなく、「Dwelling of Doom」を採用 |
ファミコンの作品に登場したファイターが古い順に登場する。
半数以上のROUNDで3人以上を相手にする苦行のルート。