概要
プレイヤーは、1本の線で繋がれている赤色の矢印「リブル」と青色の矢印「ラブル」を同時に操作する。
杭に線を引っ掛けて囲んだ空間には「バシシ」という魔法が発生。
バシシを用いてキャラクターやアイテムを囲み、やっつけたり捕まえたりするレトロゲーム。
4人の魔法使いホブリンが引き連れている(連れ去ろうとしている)キノコ「マシュリン」を全員バシシすればその面(シーズン)はクリアとなる。
しかし、もう一つのシーズンクリア方法として「奇跡」というものが存在する。
各シーズンには宝箱が一つずつ隠されていて、それをバシシで見つけるとトプカプという6人の妖精が出現。
トプカプにはそれぞれ一人ずつキーワードの一文字ずつが対応されており、トプカプ全員をバシシしてキーワードを完成させると奇跡が発生してシーズンクリア。さらにボーナスステージに突入する。
ボーナスステージで6つ配置されている宝箱を見つけてアイテムバシシするとより多くのスコアが加算される。
なお、普通はゲームのランキングはスコアで集計されることが多いが、本作品はスコアではなく奇跡を起こした回数で集計される。
テーブル筐体がメインだった当時は、ボーナスステージ開始前に一瞬だけ表示される宝箱の位置へ、急いで硬貨でマーキングするプレイヤーが多くいた。それを知ってかナムコ直営店などでは、コイン状に6つ分くり抜ける「バシシマーカー」という厚紙の印刷物が配布されていた。
自機のリブルラブルは一部の敵キャラクターに触れるか、エネルギー(≒持ち時間)が0になるとミスとなる。
エネルギーの回復はマシュリンや植物をバシシする必要がある。マシュリンだと回復にあまり期待できないため、植物のバシシがメインとなる。
植物は種→芽→花→実へと成長させることでバシシしたときのエネルギーの回復量がより増加する。
しかしバシシをしすぎると土地(フィールド)が荒れてしまい植物の成長に影響が出てしまうので、いかにうまく、効率よく囲めるかが重要となる。
ちなみに、奇跡を起こすとそのときに荒れた土地も回復する。
BGMの評価が良く、アレンジされた楽曲もいくつか存在する。
移植
1993年にx68000、1994年にFM-TOWNSとスーパーファミコンに移植された。
スーパーファミコン版は、ラブル側の操作を4つボタンで行う方式だが、その4つボタンを疑似的に十字キーコントローラーのように出来るアタッチメントと、復刻されたバシシマーカーが同梱されていた。
2009年にはWiiの「バーチャルコンソール」にてアーケード移植版が800Wiiポイントで配信され、2021年には『アーケードアーカイブス』としてPlayStation 4とNintendo Switch用に配信されている。
関連動画
リブルラブル関連
プレイ動画
当時のラジオCM(『リブルラブルの歌』)
リブルとラブルのマジカルファンタジー関連
全良動画
歌詞付き音源
関連タグ
ヴァル・パスクチ:本作のBGMがロッテ時代の応援歌に使われたプロ野球選手。
namco×CAPCOM:装備品に『バシシマーカー』(必殺値の上昇率が25%上昇〈累積不可〉)がある。