ガタックダブルカリバー

がたっくだぶるかりばー

『仮面ライダーカブト』に登場する武器。

「Rider Cutting!」

概要

変身直後のマスクドフォームで装備されている肩部の専用火砲「ガタックバルカン」の内側にマウントされており、ライダーフォームになると解禁される2本1対の双剣型武器。

クワガタの顎を模した青い湾曲した剣で、右手用で刀身が金色の「プラスカリバー」と左手用で銀色の「マイナスカリバー」からなる(柄の末端にも書いてある)。

根元のライダーズクレストのある個所は「エナジーチャンバー」という中枢部で、ジョウトンによって無尽蔵に送られてくる電子エネルギーを集積している。これによりそれぞれがプラスとマイナスの荷電粒子エネルギーを帯びており、剣先に集中させれば触れた物体全てを寸断する。

「エナジーチャンバー」の上に設けられたジョイントパーツ「カリバーフルカム」によりカリバー同士を合体させ大型のハサミ形状にする事も可能で、この状態では下記の必殺技が使用可能になる。因みにプラスカリバーが凸型、マイナスカリバーが凹型。

使用回数はさほど多くはないがガタック登場後はOPでは毎度これを掴んで突撃するシーンが写り、最終話では投擲してライダーキックに繋げる美味しい役所もあるため印象に残る武器になっている。

加賀美「ライダーカッティング！」

「カリバーフルカム」で大型のハサミ形状に同士を合体させて発動する必殺技。

刃の間に標的を挟むと同時に、凄まじい破壊力のイオンエネルギーを送り込んで両断する。凹凸のある湾曲した方を用いるため、ダブルカリバーは諸刃の剣といえる。

カブト系ライダーの必殺技「ライダー〇〇」の中で唯一ゼクター操作を必要としない技である(他にはアラバンチブレイクなどがある)。

2006年7月中旬に「ＤＸガタックダブルカリバー」が発売。

肩装備の再現は困難と判断されたのか、玩具オリジナルのベルトに装備するホルスターが付属している。

バンダイ公式サイトで「２本両方にサウンドギミックを搭載したイチオシアイテムです。」という妙に力の入った説明文がある意味特徴。

カブトに登場するガジェットの内ゼクターと連動要素が無いのはこれとクナイガン、そしてゼクトマイザーくらい。
プットオンすればマクスドフォームも使えるのかは不明。まぁガタックバルカンで十分強いが。なお超バトルDVD限定のガタックハイパーフォームはゲームで使用可能な事が判明している。
「ライダーウェポンの二刀流」はまま見られるが『二刀流が前提のライダーウェポン』は珍しく、他はデストクローと音撃棒。二刀流モードのガンガンセイバーと風双剣翠風にキングエクスカリバーくらいと思われる。2号ライダーに限定した場合は恐らく唯一(2022年現在)。