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ジョージア(国)の編集履歴

2022-04-05 12:43:49 バージョン

ジョージア(国)

じょーじあ

西アジア北端の南コーカサスに位置する共和制国家。日本においては2015年4月21日まで「グルジア」と呼ばれていた国を指す。

概要

黒海に面したコーカサス地方の国家

1991年ソ連の崩壊により独立。首都はトビリシ。


ジョージア(カルトリ)語ではსაქართველო(Sakartvelo=サカルトヴェロ)と呼ばれる。

英語ではGeorgia(ジョージア)と表記される。

1996年アメリカ合衆国ジョージア州アトランタで開催された五輪では同国選手団の入場時に歓声が起こったことでも知られる(アトランタトビリシは1987年より姉妹都市の関係にある)。


なお、国民の4人中3人がキリスト教徒で構成されているジョージアでは「同性愛は聖書で禁止されている」ので蛇蝎の如く嫌われるが、挨拶代わりの「フレンチキス」や「ハグ」は握手と同様の社交辞令であり問題とはされない(※異性愛者の「フレンチキス」の記述に関してはRussia Beyond 公式ページ『Which world leaders did their best to avoid Brezhnev’s passionate kisses (PHOTOS)』(外部リンク)の公式英語情報を参考としました)。

  • 【反LGBTのプロテスタント集団がゲイ・イベント主催事務所を襲撃】(2021年7月5日撮影:東欧・ジョージア共和国・首都トビリシ)

※同性愛者が嫌いでも男性同士の喧嘩程度の怪我で済ませている辺りが優しい。


ロシアとは仲が悪く、2008年には南オセチアをめぐって両国の間で激しい戦争が起こり、翌2009年8月18日には独立国家共同体(CIS)を脱退した。


上記の件も影響し、同国政府は2009年より、日本政府に対し国名表記をロシア語の「グルージヤ」に近い「グルジア」から、英語読みの「ジョージア」に変更するようたびたび要請していた。2015年4月に国名表記変更に関係する法律の改正案が衆参両院において、全会一致で可決され、同月22日より、国名表記がジョージアに変更された。


現在の国軍はアメリカを中心としたNATOからの支援を受けており、装備の更新や供与によりアメリカ的な装備となりつつある。


内戦及び事実上独立した地域

ソビエト崩壊に伴いジョージア多数派の民族であるサカルトヴェロによる民族主義が強まり、その反発から少数民族の自治共和国と内戦が勃発し南オセチアアブハジアが事実上独立する。

2009年ジョージアが南オセチアを攻撃し戦争が起こるも反撃されさらに領土を失った。さらにロシアが両自治共和国を独立国と認め両国との国交を樹立。


ロシア的な装備である南オセチア共和国軍への支援、及び平和維持軍という名目においてロシア軍を同共和国内に駐屯させており、現在に至るも軍事的緊張が高い地域である。


ワイン発祥の地の一つとして知られ、世界的な知名度ではイタリアフランスなどには及ばないものの樽ではなく壺で熟成させる上質なワインを生産する。スターリンも故郷であるジョージアのワインを好んで愛飲しており、空港では外国人が入国すると、プレゼントとしてハーフボトルのワインをプレゼントするサービスを行っている。


航空宇宙産業においては、ジョージア(旧称:グルジア)の航空宇宙開発および製造会社である『トビリシ航空機製造会社』(Tbilisi Aircraft Manufacturing:ТАМ)において複座型 双発ジェット攻撃機『Su-25KM スコーピオン』を開発・製造している。


【Su-25KM SCORPION】

※詳細はトビリシ航空機製造会社(Tbilisi Aircraft Manufacturing:ТАМ) 公式サイト『Su-25 attack aircraft (modifications Su-25K, Su-25UB, Su-25KM)』(外部リンク)の公式英語情報を参照の事。


関連人物


関連項目

ソ連ソビエト連邦 グルジア

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