滝明久
たきあきひさ
滝明久は、映画『シン・ウルトラマン』の登場人物。
「透明の意味ねぇじゃん」
演:有岡大貴
概要
※公開中の作品のネタバレを含みます。
映画『シン・ウルトラマン』の登場人物。
禍特対非粒子物理学者。メンバー内で最年少と思われる。
城北大学理学研究科で非粒子物理学を専攻している。禍特対メンバーの中で唯一の研究機関から出向した学者である。
禍特対では主に禍威獣に決定的な打撃を与える手段を科学的側面から提案している。
禍威獣第8号ガボラが出現した当初、ガボラが掘った穴の再活用を提案し、直後に放射能をまき散らす特性を知って断念するといった具合にボジティブな部分がある。
ネロンガの特性にツッコミを入れたり、ガボラの放射能光線のことを「激ヤバ光線」と評する等、現場の緊迫した状況下でも軽口を叩くことが多い。
自身の知識に自信を持っているが、ウルトラマンの姿や外星人の地球とは桁違いに発達した技術や科学力を前に無力感に負けて落ち込んでしまう子供っぽい側面もある。
ゼットンにウルトラマンが敗北した際は自暴自棄になり、希望を捨ててヤケ酒に走るが、ウルトラマンこと神永からベーターシステムの原理と方程式を記録したメモリを託される。そのデータからゼットンを倒せる可能性を見出し、世界中の科学者と協力してベーターカプセルを利用したゼットン攻略法を編み出した。
本部内にマイティジャックやTHUNDERBIRD、スタートレックのメカの玩具を持ち込む等「オタク」と評されている。
余談
- ジャニーズ事務所のタレントがウルトラマンシリーズに出演するのは長野博、古屋暢一(現在は退所)に続いて3人目である。パンフレットでは、有岡氏が先輩の長野氏が出演していた『ウルトラマンティガ』をリアルタイムで観ていた世代であることを語っている。(それ以前にも有岡氏も含めHey!Say!JUMPのメンバー数人が長野氏とのラジオ番組で「昔、ティガ見てました!」と発言していたため、グループにリアタイ世代のメンバーが多いことは確かである。)
- 有岡氏は、子役時代に『百獣戦隊ガオレンジャー』に出演している。
- また、有岡氏は子役時代にMr.Childrenの楽曲「ファスナー」のMVにも出演しており、「ファスナー」の歌詞には「ウルトラマン」が入っている。
- 出向元である城北大学は、「ウルトラセブン」第29話のシナリオ段階で登場していたプロテ星人の人間態プロイセンと一宮が在籍する大学の名称だが、実際に1968年4月21日に放送された「セブン」第29話の完成品では大学の名称は京南大学に、プロテ星人の人間態も丹羽教授に変更された。