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編集者:レッドマン
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「私は、ワズ・ナゾートク。見ての通り探偵です。

今回の殺人未遂事件には不可解な謎が多〜い。この私が、み〜ご〜と〜解いて見せましょう。

敬愛する、飛電インテリジェンス社長の名にかけて!」

演:辻本耕志

概要

飛電インテリジェンスが開発した探偵ヒューマギア

丸メガネをかけ、シャーロック・ホームズのようなベージュのコートハンチングを纏っているいかにもな探偵ルックのヒューマギア。

飛電或人の父・飛電其雄と同じ旧世代型ヒューマギアのため、ヒューマギアモジュールのデザインが異なる。

ヒューマギアによる大和田伸也殺人未遂事件により窮地に陥った或人達の前に現れ、事件の犯人を探し出すべく捜査に乗り出す。

一見すると凄腕の探偵とは程遠い飄々とした掴み所の無い性格ではあるがその捜査能力は本物であり、過去に数々の難事件を解決して来た伝説の探偵として警察にも知れ渡っていたようだ。

正体

「衝撃の真実をお話ししましょう。私はね、イズくん。君の“兄”なのです」

その正体はヒューマギアを悪用しようとしている存在がいる事を知った飛電是之助が製作した、是之助の右腕にしてイズプロトタイプ

イズと同様「ゼロワン計画」に関わるヒューマギアであるため、ゼロワンの戦闘データも全て有している上、自身のバックアップは機密保護の為に一切取れない仕様である。

探偵業を行う傍ら情報を収集してヒューマギアを悪用しようとしている存在=滅亡迅雷.netへと辿り着き、その存在を是之助に報告したのも彼である。

敬愛する飛電インテリジェンス社長の名にかけて」など、彼の言葉の端々にも是之助を心から尊敬していることが見受けられる。

飛電インテリジェンスと或人が窮地に陥った際に起動する様に是之助にプログラムされており、ZAIAエンタープライズジャパンの陰謀で飛電が社会的信用を失う事態に陥った事で、或人達の前に姿を現した。

言わばイズのに当たる存在だったが、当のイズからは全く信用されず、捜査と称して遊んでいるような姿に「極めて低性能」「廃棄が妥当」と或人に進言するなど辛辣に対応されていた。

一方のワズはヒューマギアに兄妹関係があることを「ロマンチック」と捉え、しきりにイズに自分を兄と呼ばせようとしており、非常に人間らしい感性を備えている事が窺える。

回想の是之助の言葉よりシンギュラリティを超えて自我を獲得しているようであり(製作者の是之助が把握する中では)、恐らく最初期にシンギュラリティに到達したヒューマギアであると思われる。

活躍

  • 第12話「アノ名探偵がやってきた」

警察に応対しながら或人達に密かに通信して社長室からの脱出を手伝い、不破諫に追跡されている事に気付いた上であえて全く関係ない事をしているように見せかけながら情報を収集。

ヒューマギア窃盗団のアジトに辿り着いた所でわざと諫に追い付かれ、サイレンに驚いた窃盗団が逃げ出した所を諫に捕らえさせる。

その後諫とイズに対し種明かしを行い、ヒューマギア嫌いの諫に「まるで人間の探偵」と言わしめた。

見事ドードーマギア改に追われる祭田ゼット5号を見つけ出し、ドードーマギア改を発見する。

だが、完成したシャイニングホッパーのプログライズキーを手にした或人に対し、ブレイキングマンモスの方が良いと進言するが…?

  • 第13話「ワタシの仕事は社長秘書」

ブレイキングマンモスを薦めたのは、或人の成長スピードが想像以上に早かった為にシャイニングホッパーが未完成だったことを"直感"で察したからだった(本人曰く『直感というのは先代社長の影響』とのことらしい)。

そして、社長のラボでシャイニングホッパープログライズキーに戦闘データを補填するべくセントラルメモリーからデータを摘出するべく自らを犠牲にしようとしたイズを押しのけ、自身のセントラルメモリーからゼロワンの戦闘データを摘出を始めた。

「イズ、あなたは勘違いをしている。あなた以上に、或人くんを本気にさせられる秘書は、存在しないのです…。

或人くんには、あなたが必要だ…。

人生の先輩としてこの場は私が…。是之助社長から、そう託されていますから…!」

自らを犠牲にしてシャイニングホッパープログライズキーを完成させると倒れこみ、そして走馬灯のように是之助と交わした一時を写し出す。

「ヒューマギアにも…走馬灯が見えるんですかね…? 今、是之助社長が見えた気がしました…」

イズ「私にも見えました。 さようなら。素敵な、私の“お兄様”」

イズに初めて「お兄様」と呼ばれると「それ、もっと、早く言って欲しかった…な」と呟き、自身の懐中時計をイズに託して役目を終えた。

尚、彼のヒューマギアプログライズキーそのものは飛電製作所設立の際に作られている為、イズの場合と同様、経験値0からの再起動ならば可能であると思われる。

余談

デイブレイクで「死亡」した其雄を除いて、滅亡迅雷.netによるマギア化の末の破壊以外の要因で機能停止した最初のヒューマギアである。2体目は119之助

名前の由来は「is」の過去形「was」と、「謎を解く」から。

外見のモチーフは『人造人間キカイダー』に登場する私立探偵服部半平と思われる。

演じる辻本氏はお笑いトリオ「フラミンゴ」としても活動しており、本作品の芸人のゲストは第1話の腹筋崩壊太郎を演じたなかやまきんに君に次いで2人目である。

ロボットの兄妹と言う関係性から、この二体を連想した視聴者も多かった様子。ガチャ子?なにそいつ。

「あなた以上に或人くんを本気にさせられる秘書は存在しない」という言葉がのちに皮肉な形で或人自身に対して突きつけられる事となってしまう…。

関連タグ

仮面ライダーゼロワン ヒューマギア イズ 探偵

仮面ライダーW:仮面ライダー史における探偵の先達。彼の登場回である12・13話では同作メイン脚本家の三条陸が登板しており、さらにガンバライジングでも10周年記念イベントが行われ番組中でもそのCMが流されたりと、まさにこれ以上ないうってつけのタイミングであったといえる。

スウォルツ前年のライダーヒロインの兄。ある意味ワズとは真逆の人物。

エルロック・ショルメ:スーパー戦隊における探偵。正体が人間ではないのも共通。

アバン・デ・ジュニアール三世:三条陸作【ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~】に登場するキャラの一人。眼鏡をかけた男性で、相手に悟られないように行動したりする強者。

編集者:レッドマン
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