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ラブホテルの編集履歴

2022-10-02 17:09:25 バージョン

ラブホテル

らぶほてる

日本が発明・命名した、ラブなことをするためのホテル。

概要

ラブホテル」とは、主に男女が愛を深めるために利用する特殊な宿泊施設である。

和製英語であり、日本のラブホテルに該当する単語は実は英語には存在しない。

あえて言うなら「no-tell motel」あたりである。

つまり日本発祥の日本文化であり、日本韓国にしかないホテルである。


要するにあーんなこと や こーんなことをするために適した設備を持つ部屋を、短時間(休憩)もしくは宿泊で利用できる施設。

業種としてはレジャーホテル(娯楽宿泊施設)と呼ばれるが、ほとんどはラブホと略称されることが多い。「ブティックホテル」「ファッションホテル」と言い換えられることもある。

設備は概ねダブルベッドが置かれているがその他の設備はグレードがピンキリであり、高級な所はプール露天風呂なども設置されてサービスも多数盛り込まれているが、下級はおんぼろのビジネスホテルと言った風体の所もある。

しかし、草食系男子の増加やレジャーの多様化などでラブホテル自体数を減らしてきている。pixiv民にも縁遠い存在である(偏見)


建物タイプ

また、建物の形式も多種多様にある。

タイプ概要
ビル形式駅前のような人通りが多い土地や、アクセスしやすい自動車道インターチェンジ付近に集まるため、敷地面積が狭い場所に多い。そのため高層ビルであり大体が3階以上はある。フロントは無人であることが多く部屋はパネルで選択する。最近はタッチパネルで選択するホテルもある。フロントが有人でを受け取るところもある。駐車場は1階か地下、一般的にある駐車場のようなスタイル。
ガレージ形式連棟のようになっており低層で多くが2階まで。バス停から離れており自家用車前提でアクセスするため、国道沿いなどに多い。ガレージに車を入れてガレージ内にある出入り口から部屋に入ると入室した状態となる。従業員や他の利用客が居ないので、誰にも見られずに入室が可能。ただし連棟のガレージである構造上、部屋が狭い場合が多い。
戸建形式一戸建ての建物が並んでいて、建物に隣接した駐車場(ガレージ)に車を停めて部屋に入るタイプ。戸建なので1階、まれに2階建てもある。一戸建てなので、客室の設計の自由度は一番高い。しかしかなり広い敷地が必要になるので、大都市の繁華街ではまずありえない、また無人駅前近くであってもあまり無い。この形式のホテルが見られるのは、大抵が公共交通機関が希薄な自家用車前提でアクセスする地方都市の県境などの人口が少ない地域に限られる。

利用料金

利用時間帯や利用形態によって料金が変わってくる。

利用人数は2名1室料金で1人で入っても2名分になります。

また3名以上で利用する場合は1名追加毎に割増料金が発生する場合があり、大体が50%増しとなっている。

ちなみによく表の看板で表記されている一例として「休憩3,000円・宿泊7,000円」というのを目にするが、これはこのホテルにおける平日での最低額なので利用時は注意。

基本的に平日は安く、土日祝は少し高めになる。

形態解説
休憩ホテルの定める基本休憩時間、利用時間は3~5時間程度。基本休憩時間を過ぎても滞在することができるが、別途延長料金が必要になる。休憩で入室していても宿泊への切り替え時間になると宿泊料金に切り替わってしまうので時間帯には気をつけたい。
ショートタイム休憩の短時間版、大体が1時間~3時間程度だが、利点は格安で利用できること。但しグレードの高い部屋が利用できないといった制約もある。
サービスタイムホテルが定めた時間帯であれば利用時間は8~15時間程度と長時間滞在、お手頃価格な滞在が可能。深夜過ぎると宿泊料金に切り替わってしまうので注意。フリータイムとされているところもある。
宿泊サービスタイムのように長時間利用できるが、違いはホテルが定めた時間帯であり、日付を跨いでの利用になると宿泊料金になる。(例:20:00にチェックインを行い、翌10:00にチェックアウトする。)宿泊の開始時間よりも前にチェックインすると前延長料金が発生するので利用時は要注意。
24時間休憩・深夜休憩「深夜3時まで休憩OK」といった本来は宿泊の時間帯であっても休憩入室が可能なシステム。しかしこれを採用しているホテルはかなり少ない。
フレックス制休憩・宿泊という考え方はせず、入室から退室までの滞在時間の長さで料金が決まる。最も分かりやすいシステムなのだがこれを採用しているホテルはレアケース。


料金支払形式

フロントと利用客を会わせないことを考慮して部屋に自動清算機が設置されている。

しかし逆に有人フロントのところでは前料金を払う場合もある。

数は少ないが古いところでは自動清算機ではなく、エアシューターで料金を払うのもある。

エアシューターはカプセルにお金を入れ空気の力で天井裏のパイプを通り、フロントへ届く仕組みになっている。


ちなみにラブホは2011年からの法改正で風俗業と旅館業両方の許可が必要なハイブリッドな営業形態になっている。そのため旅館を管轄する保健所としてはホテルはフロントで宿泊者の身元を明らかにするよう徹底する必要があるのだが、ラブホ側としてはそれは避けたい。

そこで各部屋にスロットや自販機を設置し、宿泊者がそれを利用するため部屋にある両替機(兼自動精算機)がある、というタテマエを成立させている。


起源

起源はなんと昭和日本

アパート業をはじめたある人物が、なかなか人が棲みつかない住宅を、今でいうビジネスホテルのような感覚で一泊2000円ほどで貸しはじめたところ、一度借りて2〜3時間ほどで帰るカップルが続出し、それをヒントにレジャーホテル業を開拓したという。

日本に現存するレジャーホテル業関連のアイデアは、純日本製である。


現在、外国にもレジャーホテル業は波及しており、その手の施設が意外にもなかったことから大ヒットしているらしい。


なお、昔のラブホテルには「お茶くみ婆さん」が常駐し、チェックインしたカップルに粗茶を出しに行くサービスがあったらしい。欲望の限界でイチャコラしはじめたカップルには非常に気まずい存在だったという。


70~80年代の全盛期はテレビCMも盛んに放送されていた。さすがに公共の電波で用途は言えないので意味深なものばかりであり、一見の価値がある。


基本的には18歳未満は利用してはいけないが、中にはビジネスホテルと曖昧な業態のホテルもあり、単独利用やファミリー利用のプランを打ち出しているところもある。

カップル利用が基本ではあるが、結婚していない恋人同士ばかりでなく風俗嬢を呼んで遊ぶために使う独身男性がいたり、「家が狭い」「子供が小さい」などの事情で普段楽しめない夫婦生活を存分に満喫するため使う夫婦も少なくない。

また同性同士の利用に関してもホテルにより対応は分かれ、一切禁止しているところもあれば女性同士のみ可としているところ、男同士・女同士両方とも可能としている所もある。


予約は普通のホテルよりも受付期間が短かったり、予約不能な場合もある。


アアンなことばかりの利用とは限らず、旅行の費用をケチりたい芸能系のライブ遠征などに使う人、普通のホテルのチェックインと異なる時間帯に単独でのんびりしたいために使う人、周辺の一般ホテルが繁忙期でふさがっていて仕方なく利用する人達も少なからずいるが。出入りを顔見知りに見とがめられると気まずいかもしれない。

最近は女子会コスプレ撮影会に使うグループも多いようで、対応したプランを打ち出しているところも多い。豪華な部屋はコスプレ撮影会にも人気を博している。


なお、「ビジネスの打ち合わせでのご利用も歓迎します」といったアナウンスがある場合は、「同性(男)同士でもOKよ」という「大人の知恵(隠語)」らしい。


ちなみに「ビジネスホテル」との違いはレストラン(ビュッフェ/カフェ)が併設されているかいないかでも判断可能。


利用法の関係上、R-18なイラストに本タグがつけられていることが多い。


関連タグ

ホテル モーテル プレイルーム/レンタルルーム


ベッド 風呂 回転ベッド SM部屋

茶屋 / 出合茶屋

鶯谷 渋谷円山町 新宿歌舞伎町

ホテルニュー越谷

温泉マーク//サカサクラゲ:俗称

古谷経衡…「ラブホテルお一人様利用(一人ラブホ)」マニアであることを公言している。

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