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VRVロボの編集履歴

2022-10-14 16:28:47 バージョン

VRVロボ

ぶいあーるぶいろぼ

VRVロボとは、特撮テレビドラマ『激走戦隊カーレンジャー』に登場する巨大ロボの一つ。本記事では、これを構成するVRVマシンについても取り扱うものとする。

「さあ掴み取れ 五人で巨大な姿を 合体!高らかにVRVロボ」

「戦うぜ!戦うぜ!もっと戦うぜ!勝利が似合う俺たちだから!」


データ

全高60m
重量11250t
出力3000万馬力
合体コード「必勝合体!」
テーマソング『絶対勝利だ!VRV』(坂井紀雄)(→ニコニコ動画)

概要

物語後半より登場する、カーレンジャー2号ロボ(作品全体としては3号ロボに当たる)。

5台のVRVマシン/VRVファイターが「必勝合体」することにより完成する。合体の際には、各VRVマシンのコックピット左側にある「青いスイッチ」を押すことで自動的に合体態勢に入り、合体完了後に「エンジン絶好調 VRVロボ!」の掛け声とともに戦闘態勢に入る。


このロボを提供したVRVマスター曰く「必ず勝つことを約束されたロボット」であり、それまでの主力機であるRVロボに対してパワーや破壊力に優れ、これを活かした戦闘を得意としている。

そのRVロボとは、両手足のジョイントが共通していることからパーツの交換も可能となっており、OOバットン戦ではこれら2大ロボが戦闘不能に追い込まれた際、それぞれの無事なパーツを使って再合体することで、1度きりの特殊形態「天下の浪速ロボスペシャル」となった事もある。

こうした共通ジョイントを活かしての別形態への合体、という発想は後の『百獣戦隊ガオレンジャー』などで散見される「マルチ合体(換装)」の嚆矢とも言えるものでもあり、実際に『轟轟戦隊ボウケンジャー』のミニコーナー「30戦隊大全集 スペシャルファイル」でマルチ合体が取り上げられた際も、そのバリエーションの一つとして浪速ロボスペシャルが紹介されたこともある。


とはいえ前述の謳い文句とは裏腹に、登場直後のZZギューリー戦でいきなりボーゾックの操るRVロボにピンチに追い込まれた他、エグゾスが登場してからはノリシロンシリーズを始めとする悪のロボットなどに度々苦戦を強いられることもあった。

もっともいずれの場合も、(自爆特攻で大破した最終決戦時も含め)何だかんだで最終的には持ち主のカーレンジャーは勝利を収めてはいるので、必ずしも看板倒れという訳でもないと言えなくもなかったりする。


武器・技

Vガン

初期装備のハンドガンで、二挺拳銃のように用いられる。


放水ノズル

Vファイヤーの放水ノズルをそのまま転用したもので、VRVロボ時には両胸に配置されている。放水のみならず火炎放射も可能とする。


ビクトリーツイスター

ビクトレーラーから瞬間転送された「Vバルカン」を右腕に、「Vバズーカ」を左腕に装備し、これらを一斉掃射する必殺技。これらはそれぞれ単独で使用することも可能で、クリスマス決戦ではマリンザブーンをVバルカンのみで撃破したこともある(もう片方のVバズーカはRVロボが使用し、こちらはスカイギギューンを撃破)。

後にボーゾックも、エグゾスから与えられたノリシロン-最終でこの技とよく似た「ファイナルツイスター」を必殺技として繰り出し、ビクトリーツイスターとの撃ち合いを展開した。


VRVマシン/VRVファイター

「さあ立ち上がれ 五つの勇者の姿で 変形!あざやかにVRVファイター」


VRVマスターが、ビクトレーラーと共に地球に持ち込んだ5台のマシン。「VRV」とは「Victory Ranger Vehicle(ビクトリーレンジャービークル)」の略称で、VRVマスター曰く、「絶対に勝つことを約束されたマシン」である。普段はビクトレーラーの中に格納されており、カーレンジャーやダップの呼び出しに応じ、現地へ到着する。


いずれも地球の「働く車」を模したフォルムが特徴で、戦闘能力はレンジャービークルを上回る。またレンジャービークルにない機能として、各マシンが単体で中型ロボット形態「VRVファイター」への変形機能を備えており、各マシンのコックピット右側にある「赤いスイッチ」を押すことにより「ファイターチェンジ」を可能とする。

合体後のVRVロボに比べて機動力に優れ、「VRVマシンに戻って加速し、再びVRVファイターに変形してその勢いのまま攻撃する」といった戦法も可能である。また、複数体いるという利点を活かしてのチームワーク戦術も得意としており、初陣では改造ブレーキングの放った砲弾を、VRVマスター仕込みのバレーボール戦法で打ち返して大ダメージを与えた事もある。

基本的には各マシンとも、必殺技に相当するだけの攻撃能力は備えていないものの、一度だけファイヤーファイターを除く4体が、VバルカンとVバズーカを2体がかりで使用(※)した「ビクトリーツイスター・ファイターバージョン」で巨大ボーゾックを撃破したことはある。


「各メンバーのマシンが中型ロボである」というコンセプトは、『忍者戦隊カクレンジャー』の獣将や『超力戦隊オーレンジャー』のブロッカーロボの流れを汲んだものであるが、VRVマシン/ファイターの場合はそこからさらに一歩推し進め、「各マシンともロボとは別の形態を持ち合わせている」という、多段変形の要素も盛り込まれているのが特徴である。


(※ その際、Vバルカンはダンプとレスキューが、Vバズーカはポリスとドーザーがそれぞれ担ぎ上げる形で保持している)


Vファイヤー/ファイヤーファイター

全長22m
重量2300t
最高速度800km/h

「って、これ消防車じゃねえか!」

レッドレーサーが乗り込む消防車型マシン。

マシン形態では、機体後方に装備された「リキッドディスチャージャー」からの放水を攻撃手段とする。

ファイター形態では消防士型のロボになり、戦闘の他にも巨大な消火器で消火活動を行ったこともある。また、設定上では全身に炎を纏って相手に突進する「ファイヤーアタック」という必殺技も存在する。

VRVロボへの合体時には頭部と胸部を構成する。

百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』にも、クライマックスの歴代レッドメカ勢揃いの場面に登場している。


Vポリス/ポリスファイター

全長26.5m
重量2400t
最高速度マッハ1.5

「パトカー…で、ございますか?」

ブルーレーサーが乗り込むパトカー型マシン。

5台の中で最も速く、マシン形態では猛スピードで敵に体当たりする「ポリスアタック」を得意とする。

ファイター形態では警官型のロボになり、身軽さを生かしたジャンプキックの「ポリスキック」と、胸から放つ超音波光線「ポリスサイレンソニック」を武器とする。

VRVロボへの合体時には腰部を構成する。


Vダンプ/ダンプファイター

全長31m
重量2500t
最高速度700km/h

「ダンプカー?何で?」

グリーンレーサーが操縦するダンプカー型マシン。

パワーに優れ、攻撃の際には荷台に積んだ鉄球をばら撒いて敵を転ばせる。

ファイター形態では工事作業員型ロボ(頭部はアメリカンヘルメット型)になり、パワーを生かしたパンチ技を得意とする。

VRVロボへの合体時には右足を構成する。


Vドーザー/ドーザーファイター

全長30.5m
重量2500t
最高速度750km/h

「なんであたしがブルドーザー?」

イエローレーサーが操縦するブルドーザー型マシン。

通常時はレーシングカーのようなフォルムが特徴で、機体後部にウイングのように配置されたバケットは前方に展開することにより、障害物の除去や倒壊するビルを受け止めるといった用途に活用される。

ファイター形態ではダンプファイター同様工事作業員型ロボ(頭部は丸形ヘルメット)に変形。ダンプファイターと同様にパワーに優れるが、こちらはキックなど足技を得意とする。

VRVロボへの合体時には左足を構成する。


Vレスキュー/レスキューファイター

全長31m
重量1500t
最高速度750km/h

「きゅ~きゅ~しゃ?よくわかんない!」

ピンクレーサーが運転する救急車型マシン。

大きなお尻におしおきよ!の掛け声とともに、機体上部から注射器型のミサイルを発射する。設定上では最大20人の負傷者を収容することもできる。

ファイター形態では看護師型ロボになり、他のファイターよりもパワーは劣るがその器用さで危険物の処理や避難誘導を行う。

VRVロボへの合体時には両腕を構成する。


関連タグ

激走戦隊カーレンジャー RVロボ

戦隊ロボ マルチ合体


歴代3号ロボ

オーブロッカーVRVロボメガボイジャー

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