「女に媚びるのは…もうやめだ!」
概要
Case File 8「芸術に爆発を」に登場。
大陸間エアシップのハイジャック犯として恐れられているロンダー囚人。
囚人番号は[53]だが圧縮冷凍年数は不明。黒いジェット戦闘機が頭部と胸部になった機械的な姿で、目は正面のモノアイと左右側面の両目を合わせて3つ存在している。
外見通り、飛行形態への変形と高い防御力を兼ね備え、口から光線を放つ。
リラに惚れており、劇中では有名な画家を連れ去り肖像画を描かせようとした。ハイジャック犯の肩書と、リラが自分の肖像画を画家に描かせる計画は無関係だが、それに突っ込んではいけない。
劇中でもギエンは「大陸間エアシップのハイジャック犯として恐れられた囚人をこんなことに使うとは……」と嘆いていた。
活躍
解凍と同時にリラにベタ惚れすると、彼女の肖像画を描かせるべく30世紀で「21世紀の巨匠」と知られる、画家の鳥羽賢治の拉致を画策(※因みに鳥羽は20世紀では売れない画家だった)。
鳥羽の前に出現するや、駆けつけたタイムレンジャーを口からの光線で攻撃するが、ピンクに「光線を放つ際に開いた口が唯一の弱点」という事を見抜かれ、彼女のベクターハーレーを口に叩き込まれた為その場は退散する。
その後、計画通り鳥羽を拉致してリラの元に連れて来るも、
彼女の肖像画を描く事を拒否した為、用済みとして彼を始末しようとする。
現場にタイムレンジャーが駆け付けて交戦となるが、弱点は見抜かれていた為に5人全員が放つベクターハーレーで口に大ダメージを負い、ボルテックバズーカによるプレスフレイザーを浴びせられる。
だが圧縮冷凍の直前、上記の台詞と共に巨大化抑制シールを剥がして巨大化。
巨大戦ではタイムロボβを口からの光線で迎え撃つが、フライヤーマグナムの射撃ときりもみキックを喰らい、怯んだところへタイムロボαのプレスブリザードで斬り込まれると、「リラァァァァッ!!」と想い人の名を叫びながら圧縮冷凍された。
余談
モチーフは戦闘機。
声を演じる稲田氏は、昨年の『救急戦隊ゴーゴーファイブ 激突!新たなる超戦士』にて、獣魔王ゴルモアの声を担当していた。また同氏は、Case File 30に登場する密猟者マスターハンターの声も演じている。
関連タグ
未来戦隊タイムレンジャー ロンダーズファミリー ロンダー囚人
ファイタージゲン:『鳥人戦隊ジェットマン』に登場した戦闘機の先輩。
魔進ハコブー:声と飛行機(輸送機)モチーフだが、こっちは味方側の巨大戦力。
フジミボーマ、サンゴネジレ:同じく防御力は高いが口が弱点の歴代戦隊怪人。
洗脳忍者ジュクキノコ、ジェラシット、マントール:同じく女幹部に惚れている戦隊怪人。
ゴ・ジイノ・ダ:同年の仮面ライダーに登場する中の人繋がりの怪人。
外部リンク
https://twitter.com/kaizindaisuki/status/1126446889023328261