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ファイタージゲン

ふぁいたーじげん

ファイタージゲンとは、特撮テレビドラマ『鳥人戦隊ジェットマン』に登場する敵怪人の一体。
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登場話数:第2話「第三の戦士


概要編集

次元戦団バイラムが使役する次元獣の一体で、作中において最初に生み出された個体でもある。

小田切長官が搭乗する戦闘機に、ラディゲ次元虫寄生させることで生み出したものであり、戦闘機のボディから四肢が生えた・・・というよりは機首を頭部として新たに出現した人形の胴体が、あたかも戦闘機を背負っているかのような特異な出で立ちが特徴である。


元となった器物が器物なだけに、後に生み出されたハウスジゲンバスジゲンのように最初から巨大な姿を持ち合わせており、メンバーが揃ったばかりのジェットマンに対して、その圧倒的な体格差で優位に立ってみせた他、直立しての怪人形態と、元となった戦闘機から両腕のみを生やした飛行形態(※)とを使い分けての戦いも得意とする。また、口から火の玉を吐いて敵を攻撃する。


(※ 飛行形態時には、怪人形態で機首の下面に現れている凶悪な顔も消えた状態となっている)


作中での動向編集

バイロックへと回収された次元虫の母虫がを産み、そこから子虫達が誕生する中、そのうちの一匹を利用して生み出されたのがファイタージゲンであり、異変に気付いた小田切長官を拘束しようとコックピット内に触手を伸ばして絞め上げるも、脱出装置を作動させられたためにすんでのところで逃げられてしまう。

その後、次元虫の母虫が再度地上へと放たれる一方で、なおも飛行を続けていたと見られるファイタージゲンは、小田切長官からの連絡を受けてジェットホークで出撃したに捕捉され、高層ビル街にて熾烈なドッグファイトが展開されることとなる。

そしてその途中で、偶然地上に居合わせたを攻撃に巻き込むと、そのまま彼をつかんで拉致し、竜に対する人質としてみせた。しかしその優位性も束の間のものでしかなく、ジェットホークからのプラズマホークカノンが右腕に直撃し、そのダメージでたまらず凱を手放してしまい、またしても脱出を許す格好となった。


その凱が、竜からの働きかけでブラックコンドルに初変身し、さらに地上にて次元虫の母虫に追われていた達3人も合流したことで、5人のジェットマンが遂に揃ったところに、ファイタージゲンも怪人形態となって再度襲撃をしかけた。

母虫やグリナム兵の一団を他の4人に任せ、単身挑みかかってきたレッドホークの飛行斬りを喰らいながらも、ファイタージゲンはその体格差を活かして相手を弾き飛ばすなど善戦してみせた。が、先の空中戦で折れた翼からオイル漏れを起こしているのを見て取るや、レッドホークが破損箇所へとバードブラスターを撃ち込んだことにより、着弾時の炸裂が漏出したオイルへと引火。そのまま大爆発を引き起こし撃破されるに至った。


備考編集

デザインは野口竜が担当。機首の下面に付いた、シャークマウスを思わせる顔については、単純にスーツアクターの頭がくる箇所に配置しただけだろうと後に振り返っており、「案外そんなことが発想の大元になってたりすることもある」とも語っている。他方で、この処理だと別にのぞき穴を作らないと視界が確保できず、(スーツアクターに)ちょっと気の毒な思いをさせちゃったかも知れないと反省の念も残している。


デザイン画稿では、背負われている戦闘機の後部がやや大ぶりに描かれているが、実際の造形物では添え書きされている注文通りに小さめに修正されている他、カラーリングも灰色から水色へと改められている。また、怪人形態とは別に、飛行形態の造形物も合わせて製作された。


関連タグ編集

鳥人戦隊ジェットマン

次元戦団バイラム 次元獣(ジェットマン)

ジェット戦闘機


レンジャーズストライク:スーパー戦隊シリーズを中心としたTCGの一つ。第5弾にてファイタージゲンもカード化されており、飛行形態時でビル街を飛行する姿が絵柄として描かれている


サザエマジロギン:『地球戦隊ファイブマン』に登場する敵怪人の一体。こちらも等身大のヒーローによる直接攻撃の末に、巨大化した状態で倒されたという点で共通項が見られる


ハイジャック犯ナボコフプロプラ疾(ターボ):いずれもスーパー戦隊シリーズの他作品に登場する、戦闘機をモチーフとした戦隊怪人達。


本編最初の一般怪人

ガメルギンファイタージゲンドーラタイタン

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